研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
共食と孤食、高齢者の食事量や気分にどう関わる?21件の研究をまとめたレビュー
誰かと食卓を囲む「共食」と、一人で食事をする「孤食」。高齢化が進み、一人暮らしや夫婦のみの世帯(いわゆる「空の巣」世帯)が増えるなかで、孤食は多くの国で身近な生活習慣の変化になっています。食事は栄養を摂る場であると同時に、人との会話や交流の場でもあることから、こうした食事スタイルの違いが高齢者の健康…
取得日: 2026年07月13日 13:30
魚介類はどれくらい食べると良い?浙江省の大規模コホートが示した「男女差」
魚や貝、エビなどの魚介類は健康によいというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際、これまでにも魚介類の摂取と脳卒中リスクとの関連を調べた研究はいくつか行われてきましたが、その結果は一致しておらず、はっきりした結論は出ていませんでした。今回紹介するのは、中国・浙江省で5万人を超える人々を長期…
取得日: 2026年07月12日 21:29
発酵コーヒー生豆に超音波・超高圧をかけると風味はどう変わる? 代謝物と香り成分から探る研究
コーヒーの香りや味わいは、栽培や焙煎だけでなく、収穫後にどのように豆を処理するかによっても大きく変わることが知られています。近年は微生物を使って生豆を発酵させ、独特の風味を引き出す加工方法にも注目が集まっています。今回紹介する研究では、微生物発酵とヌメリを取り除く『脱粘』処理を行ったコーヒー生豆に対…
取得日: 2026年07月12日 13:31
エリンギの旨みと機能性成分をムダなく引き出す?超音波と“エコな溶媒”を使った新しい抽出法の研究
エリンギ(学名:Pleurotus eryngii)は、食感の良さから人気のきのこですが、ポリフェノールなどの機能性成分を含むことでも知られています。こうした成分を食品や機能性食品の原料として活用するには、効率よく、かつ環境に優しい方法で抽出する技術が求められます。今回紹介する研究では、超音波の力と…
取得日: 2026年07月12日 13:31
健康的な食事は「良いものだけ」ではない?食事の質と化学物質曝露の関係を探った米国調査
「健康的な食事を心がけましょう」と言われると、多くの人は野菜や魚、果物を積極的に摂ることを思い浮かべるでしょう。実際、こうした食品は栄養バランスの面で推奨されています。しかし食べ物は同時に、環境中の化学物質を体内に取り込む経路にもなり得ます。野菜には土壌由来の成分が、魚介類には海洋環境由来の物質が含…
取得日: 2026年07月10日 15:48
魚介類中心の食生活と脳梗塞後の回復に関連?ω-3・ω-6脂肪酸バランスに着目した観察研究
脳梗塞のなかでも、太い血管の動脈硬化が原因で起こるタイプ(大血管アテローム性脳梗塞)は、発症後の回復の程度に個人差が大きいことが知られています。リハビリや治療だけでなく、患者さんがそれまでどのような食生活を送ってきたかが、その後の経過に関係している可能性はあるのでしょうか。今回、中国・浙江省の2つの…
取得日: 2026年07月10日 15:48
プロバイオティクス酵母サッカロミセス・ブラウディ、食品分野での可能性を整理した最新レビュー
ヨーグルトや発酵食品でおなじみの「プロバイオティクス」というと、多くの人は乳酸菌やビフィズス菌といった細菌を思い浮かべるのではないでしょうか。実は、細菌ではなく酵母の一種でありながら、ヒトや家畜での臨床的な有効性が確認されているプロバイオティクスが存在します。それが「サッカロミセス・ブラウディ(Sa…
取得日: 2026年07月08日 15:25
エビの食中毒菌にお茶の成分が効く?緑茶カテキンEGCGの抗菌・抗バイオフィルム作用を調べた研究
お寿司やお刺身、エビなどの魚介類を食べるときに気になる存在の一つが「腸炎ビブリオ菌(Vibrio parahaemolyticus)」です。この菌は海水中や魚介類に生息し、食中毒の原因となることが知られています。厄介なのは、この菌が「バイオフィルム」と呼ばれるヌルヌルとした膜状の集合体を作ることで、…
取得日: 2026年07月05日 21:25
低塩発酵で香りが変わる?海南省の伝統調味料「黄トウガラシソース」と乳酸菌の関係を調べた研究
中国・海南省には、黄色いトウガラシを発酵させて作る「黄トウガラシソース(YCS)」という伝統的な発酵調味料があります。通常、この発酵は塩分濃度の高い環境で行われますが、もし塩分を減らしても同じように美味しく作れるとしたらどうでしょうか。今回紹介する研究は、塩分濃度の違いが黄トウガラシソースの微生物群…
取得日: 2026年07月05日 21:25
卓球選手の食事と栄養知識、体力・体組成との関連は?—横断研究からみえたこと
卓球は素早い動きと瞬時の判断、そして短い時間での回復を繰り返す、高強度かつ間欠的なスポーツです。こうした競技特性から、選手のコンディションやパフォーマンスを支えるうえで栄養が重要と考えられていますが、これまで卓球選手を対象に、食事摂取の内容と栄養に関する知識、体組成、体力パフォーマンスを同時に調べた…
取得日: 2026年07月03日 15:25
水産物の“うまみ”をどう守るか——加工技術の進歩と風味への影響を整理した論文
刺身や干物、燻製など、私たちは魚介類をさまざまな方法で加工して食べています。しかし水産物は栄養価が高い一方で傷みやすく、加工の過程で風味や食感、栄養が損なわれてしまうことも少なくありません。今回紹介する論文は、こうした水産食品の加工技術がどのように進歩してきたのか、そしてそれが「風味」にどう影響する…
取得日: 2026年06月30日 22:10
ワインづくりにブロックチェーンを――サプライチェーンの透明性と循環経済をめぐる研究レビュー
ワインは何世紀にもわたって受け継がれてきた伝統的な発酵飲料であり、その土地の気候や土壌、造り手の技術が味わいに反映される食文化の象徴的存在です。近年では、こうしたワインの生産・流通の過程においても、持続可能性の確保や、産地・品質を保証する「本物であること」の証明、さらには資源を無駄なく循環させる仕組…
取得日: 2026年06月30日 14:44