研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
干ばつの強さによって変わるジャガイモの遺伝子と代謝物の応答:品種「冀張薯12号」の解析
地球温暖化を背景に干ばつが起こりやすくなるなか、干ばつはジャガイモの収量を安定させ、さらに伸ばしていくうえで大きな制約になっています。著者らによると、ジャガイモは根が比較的浅く、土の深いところの水を吸い上げにくいため、乾燥の影響を受けやすい作物です。
公開日: 2026年10月08日 01:42
施肥時の水管理が尿素分解抑制剤の効き目を左右する イタリアの水田でのアンモニア揮散を調べた研究
稲作で広く使われる窒素肥料の尿素は、窒素を多く含み安価です。一方で、施肥直後の数日間に窒素の一部がアンモニアのガスとなって大気中へ逃げやすいという弱点があります。この「アンモニア揮散」は肥料の無駄になるだけでなく、大気汚染の一因にもなります。研究チームによると、欧州やイタリアでは尿素の使い方を見直す…
公開日: 2026年10月07日 06:25
サボテンの一属マミラリアの栄養成分と生理活性に関する研究をまとめた総説
マミラリア(Mammillaria)は、サボテン科のなかでも特に大きく、形の多様な属のひとつです。200を超える種や亜種が知られ、色鮮やかな花や育てやすさから観賞用として国際的に取引されています。原産地の中心はメキシコで、分布は米国南西部、中米、さらに南のコロンビアにまで及びます。
公開日: 2026年10月07日 06:13
マレーシア・サバ州の熱帯ナマコ2種、骨片の形態による種の確認と栄養成分の分析
ナマコは、ゆでて干した加工品(ビーシュ・ド・メール、日本でいう「いりこ」)として広く取引されています。加工されると色や形などの手がかりが失われ、種類を見分けにくくなります。そのため、高価な種が安価な種にすり替えられたり、誤った表示がされたりするおそれが指摘されています。また、商品価値は種類、見た目、…
公開日: 2026年10月07日 05:05
リンゴの種に含まれるアミグダリンとシアン化物リスクを整理した研究
リンゴの種には、アミグダリンという物質が含まれています。アミグダリンは「青酸配糖体」と呼ばれる化合物の一種で、種が壊されて消化されると、酵素の働きによって分解され、有毒なシアン化水素(青酸)に変わることがあります。
公開日: 2026年10月06日 22:09
黒コショウ農家の品質・安全知識を育む普及指導と農家同士の学び
研究チームは、スリランカの黒コショウ農家を対象に、情報の伝え方が食品の品質・安全に関する知識の習得と定着にどう影響するかを調べました。高い価値で取引される農産物の市場では、見た目などの物理的な特徴、純度、汚染物質の量に関する基準が重要になります。しかし、関連情報や収穫後の処理技術にアクセスしにくいこ…
公開日: 2026年10月06日 06:15
収穫前の遠赤色光とUVAがオークリーフレタスの生育と成分に与える影響
研究チームは、屋内の多段式栽培施設で育てたオークリーフレタスに、収穫前の2週間だけ遠赤色光またはUVAを追加し、生育や葉の成分がどう変わるかを調べました。遠赤色光は赤色光より波長の長い光、UVAは紫外線の一種です。白色LEDを基本の照明として維持しながら、追加する光の種類による違いを比較することが目…
公開日: 2026年10月06日 05:56
チリの半乾燥地域のプロポリスが青果物に関わる細菌とカビに示した作用
研究チームは、チリの半乾燥地域であるコキンボ地方のプロポリスについて、生鮮青果物に関わる病原性細菌や、収穫後の腐敗を引き起こすカビへの作用を調べました。プロポリスは、ミツバチが植物由来の樹脂などを集めてつくる物質です。この研究では、由来する植物や成分の違いを調べるとともに、培養条件だけでなく、レタス…
公開日: 2026年10月06日 05:21
ピラルクの頭と背骨に含まれるミネラルと脂肪酸
大型の淡水魚ピラルクは、切り身だけでなく、頭や背骨もスープの材料として利用されています。しかし、こうした部位の栄養成分は十分に分かっていませんでした。研究チームは、頭と背骨を使ったスープの栄養的な特徴を知るため、これらの部位に含まれるミネラルと脂肪酸を調べました。
公開日: 2026年10月06日 04:53
加熱加工で変わるサゴワームの栄養成分と構造
研究チームは、十分に活用されていない地域のたんぱく質資源であるサゴワームという昆虫の幼虫に着目しました。インドネシアの無料栄養食プログラムを支える食品素材としての可能性を背景に、加熱方法によって栄養成分や物理的・化学的な性質がどう変わるかを調べました。
公開日: 2026年10月05日 21:44
ハノイ郊外の世帯で、食品の買い方と食事の多様性を調べる
都市化が進むハノイの郊外では、伝統的な生鮮市場や露天商と、スーパーやコンビニなどが共存しています。研究チームは、このような地域で、世帯がどのくらいの頻度で食品を買い、どのような理由で購入先を選ぶのかが、食事の多様性とどう関係しているかを調べました。収入や住む場所だけでなく、日々の買い物の習慣に目を向…
公開日: 2026年10月05日 06:09
スリランカの都市部女性に聞いた雑穀の認知と食べ方
研究チームは、家庭で食べるものの選択に重要な役割を担う都市部の女性に着目し、スリランカで十分に利用されていない雑穀について、知識や意識、食べ方を調べました。対象としたのは、シコクビエ、アワ、キビ、コドビエの4種類です。
公開日: 2026年10月05日 05:59