研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

小麦ふすまの食物繊維、麺づくりに活かせるか デンプンと生地の性質を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

小麦ふすまの食物繊維、麺づくりに活かせるか デンプンと生地の性質を調べた研究

小麦を製粉すると出る「ふすま(表皮部分)」には食物繊維が豊富に含まれていますが、食感や加工のしにくさから、麺やパンなどの小麦粉食品にはあまり活用されてきませんでした。今回、中国・鄭州にある河南工業大学食品科学技術学院などの研究グループが、小麦ふすまから食物繊維を取り出し、それを麺づくりに使った場合に…

公開日: 2026年08月31日 14:37

冷凍ザリガニの香りはどう変わる? 予備調理・冷凍保存・再加熱の関係を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

冷凍ザリガニの香りはどう変わる? 予備調理・冷凍保存・再加熱の関係を調べた研究

ザリガニ料理は下ごしらえとして一度加熱してから冷凍し、食べる際に再加熱するという流通形態がとられることがあります。しかし冷凍保存や再加熱の過程で、食品の『香り』はもとの状態から変化してしまうことが知られています。今回紹介する研究は、こうしたプレクック(下加熱済み)のザリガニについて、冷凍保存と再加熱…

公開日: 2026年08月31日 13:35

ネーブルオレンジの搾汁粕、乾燥方法で粉末の性質はどう変わるか 研究論文OpenAlex中国

ネーブルオレンジの搾汁粕、乾燥方法で粉末の性質はどう変わるか

オレンジジュースを作ると、果汁を搾ったあとに大量の「搾汁粕(皮や果肉の残りかす)」が出ます。この搾汁粕には食物繊維やポリフェノールなどの成分が残っていることが知られていますが、廃棄されることも多く、有効活用するための研究が続けられています。今回紹介する研究では、ネーブルオレンジ(Citrus sin…

公開日: 2026年08月31日 13:34

チャ種子粕の粗タンパク質、ハクレンすり身のゲル特性を高めるとの報告 研究論文OpenAlex中国

チャ種子粕の粗タンパク質、ハクレンすり身のゲル特性を高めるとの報告

すり身は魚肉をすりつぶして作る練り製品の原料で、加熱すると弾力のあるゲル状に固まる性質を利用してかまぼこなどに加工されます。このゲルの弾力や保水性は製品の食感や品質を左右する重要な要素です。今回紹介するのは、チャ(Camellia oleifera)の種子から油を搾った後に残る「種子粕」に含まれる粗…

公開日: 2026年08月31日 13:33

焼き魚の香りは油で変わる?ソウギョ切り身を使った植物油の比較研究 研究論文OpenAlex中国

焼き魚の香りは油で変わる?ソウギョ切り身を使った植物油の比較研究

魚を焼くとき、表面に油を塗ってから焼くと香りやおいしさが変わることは、料理の経験則としてよく知られています。しかし、どの植物油を使うかによって、香りの成分や食感にどのような違いが生まれるのかを科学的に比較した研究はまだ多くありません。今回紹介するのは、中国・江西師範大学(Jiangxi Normal…

公開日: 2026年08月31日 13:32

スイカズラの多糖を加えると冷凍あんまん生地は変わるのか、中国の研究チームが検証 研究論文OpenAlex中国

スイカズラの多糖を加えると冷凍あんまん生地は変わるのか、中国の研究チームが検証

あんまんや肉まんのような中華まんは、工場で生地を成形したあと冷凍し、必要なときに解凍して蒸し上げる「冷凍生地」の形で流通することが多い食品です。しかし冷凍と解凍を繰り返すと生地の中に氷の結晶ができ、生地を膨らませる役割を持つグルテンの網目構造が壊れてしまい、できあがったまんじゅうの膨らみや食感、風味…

公開日: 2026年08月31日 13:31

魚油をカプセルに包んで練り込むと、ココナッツ干しエビ入り生地の食感と風味はどう変わるか 研究論文OpenAlex中国

魚油をカプセルに包んで練り込むと、ココナッツ干しエビ入り生地の食感と風味はどう変わるか

オメガ3脂肪酸を含む魚油は健康志向の食品づくりで注目される原料ですが、そのまま食品に加えると独特の生臭さが出たり、加工や保存の過程で酸化してしまったりすることが課題とされています。こうした課題への対応策の一つが、魚油を微小なカプセルで包み込む「マイクロカプセル化」です。今回紹介する研究では、ココナッ…

公開日: 2026年08月31日 13:30

小豆粉を混ぜて作る蒸しケーキ、硬くなりにくさと品質への影響を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

小豆粉を混ぜて作る蒸しケーキ、硬くなりにくさと品質への影響を調べた研究

蒸しケーキは時間が経つと硬くなってしまうことがあります。これはデンプンが時間の経過とともに変化する『老化』という現象が関係しているとされています。今回紹介する研究では、小豆粉(Adzuki Bean Powder、ABP)を生地に加えることで、この老化を抑えつつ蒸しケーキの品質を高められないかが調べ…

公開日: 2026年08月31日 13:29

サイリウムハスクは腸内細菌叢と便通にどう関わるのか——最近の臨床試験を振り返る 研究論文OpenAlexインド

サイリウムハスクは腸内細菌叢と便通にどう関わるのか——最近の臨床試験を振り返る

オオバコ(Plantago ovata)の種子の皮から作られる食物繊維「サイリウムハスク」は、便秘対策の食品やサプリメントでよく見かける素材です。今回紹介する論文は、このサイリウムハスクが腸内細菌叢(腸内フローラ)や消化管の健康にどのような影響を与えるかを、2000年から2024年に発表された研究を…

公開日: 2026年08月31日 13:28

再利用する天ぷら・フライ用バッターがアレルゲンの交差汚染源に エビ・タラたんぱく質の蓄積と移行を検証 研究論文DOAJアメリカ

再利用する天ぷら・フライ用バッターがアレルゲンの交差汚染源に エビ・タラたんぱく質の蓄積と移行を検証

飲食店では、天ぷらやフライを作る際に使う液状のバッター(衣液)を、一度作ったら使い切らずに継ぎ足しながら繰り返し使うことがあります。もしそのバッターでエビや魚介類の揚げ物を作った後、同じ液で鶏肉や野菜を揚げたらどうなるのでしょうか。エビやタラなどの魚介類は代表的な食物アレルゲンであり、ごく微量でもア…

公開日: 2026年08月31日 13:27

静磁場を使った解凍で羊肉の品質を保つ?ドリップ減少を報告する研究 研究論文OpenAlex中国

静磁場を使った解凍で羊肉の品質を保つ?ドリップ減少を報告する研究

冷凍した肉を解凍するとき、肉汁(ドリップ)が流れ出て旨味や食感が損なわれることがあります。これは解凍中に肉の中の氷結晶が水に戻る過程で、細胞内の水分がうまく保持できずに外へ逃げてしまうことが一因とされています。今回紹介する研究は、この解凍時の水分の逃げをどうすれば抑えられるかをテーマに、羊肉を対象と…

公開日: 2026年08月30日 03:24

発酵オカラの機能性成分と腸内環境への働きに関する研究レビュー 研究論文OpenAlex中国

発酵オカラの機能性成分と腸内環境への働きに関する研究レビュー

豆腐や豆乳を作る際に大量に出る副産物「オカラ(大豆かす)」は、これまで多くが廃棄されてきました。しかしオカラには食物繊維やタンパク質、フィトホルモン(植物由来のホルモン様物質)、各種ビタミンが豊富に含まれていることが知られています。今回紹介する総説論文は、このオカラを微生物によって発酵させることで機…

公開日: 2026年08月30日 02:23