研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
発酵食品から見つかった乳酸菌、プロバイオティクス評価と銀ナノ粒子合成への応用可能性
タケノコの発酵食品、ドーサ生地、カレー、イドリ、牛乳、ヨーグルトなど、私たちの食卓や各地の伝統食に登場する発酵食品には、乳酸菌(LAB)と呼ばれる微生物が多く含まれていることが知られています。乳酸菌は「プロバイオティクス」、つまり体に良い働きをする可能性のある生きた微生物として注目されてきましたが、…
公開日: 2026年08月25日 23:35
フィリピンの発酵食品から分離された乳酸菌、そのゲノム配列が報告される
東南アジアには、米や魚介類を発酵させて作る伝統的な発酵食品が数多く存在します。こうした発酵食品には多種多様な微生物が関わっており、その中でも乳酸菌は発酵の進行や食品の風味形成に深く関わる存在として知られています。今回紹介する論文は、フィリピンの発酵食品から分離された2種類の乳酸菌株について、そのゲノ…
公開日: 2026年08月25日 23:33
乳酸菌×卵殻粉末でカルシウム強化ジュースに?ブルーハニーサックル果汁の共発酵研究
ブルーハニーサックル(学名:Lonicera caerulea L.、ハスカップとも呼ばれる青い果実)は、ポリフェノールやアントシアニンを含むことで知られる果実です。一方で、そのまま搾った果汁は苦味や渋味が強く出やすいという課題もあります。今回紹介する研究では、この果汁を乳酸菌で発酵させ、さらに卵殻…
公開日: 2026年08月25日 18:30
エチオピアの伝統発酵ヨーグルト「エルゴ」、スターターカルチャーで発酵時間と品質はどう変わる?
ヨーグルトは世界各地で古くから親しまれてきた発酵乳製品ですが、その作り方は地域によってさまざまです。エチオピア・シダマ地域では、小規模な酪農家が「エルゴ」と呼ばれる伝統的なヨーグルトを作っていますが、発酵にかかる時間や出来上がりの品質が安定しないという課題があるといいます。今回紹介する研究は、この伝…
公開日: 2026年08月24日 13:35
唐辛子ペーストの発酵、乳酸菌と酵母の力で風味はどう変わる?
唐辛子を発酵させて作るペーストは、辛味だけでなく複雑な風味が魅力の発酵食品です。発酵の過程では微生物のはたらきによって味や香りが少しずつ形づくられていきますが、どのような発酵の組み合わせがより豊かな風味につながるのかは、まだ研究が続けられているテーマです。今回紹介する研究では、発酵唐辛子ペーストの風…
公開日: 2026年08月24日 13:30
「欧米型食事」と炎症性腸疾患の関係を整理する――食事療法研究の最新レビュー
クローン病や潰瘍性大腸炎などの「炎症性腸疾患(IBD)」は、腸に慢性的な炎症が起こる病気で、薬による治療が中心とされてきました。しかし近年、日々の食事内容がIBDの発症や病状の経過に関わっている可能性が注目されており、食事を治療の選択肢の一つとして活用できないかという関心が高まっています。今回紹介す…
公開日: 2026年08月23日 00:38
腸内マイクロバイオームは「健康の総合指標」になるか 食事・生活習慣との関連を調べた研究
健康診断で血液検査の数値を見て、一喜一憂した経験がある方は多いのではないでしょうか。実は腸内細菌の状態も、体全体の健康状態を映し出す「鏡」になるかもしれません。今回紹介する研究は、腸内マイクロバイオーム(腸内に棲む微生物の集団)を健康の総合的な指標として使えるかどうかを調べたものです。
公開日: 2026年08月22日 12:35
セレンを蓄えた微細藻でキクイモを育てると何が起きる? フルクタン代謝を探った総説
お腹の調子を整える食物繊維として、イヌリンという成分を聞いたことがあるでしょうか。キクイモはこのイヌリンを豊富に含む植物として知られています。今回、そのキクイモに「セレン」という微量元素を効率よく取り込ませる研究の総説が発表されました。
公開日: 2026年08月22日 12:29
酢飲料を4週間、便秘傾向の成人が飲むと排便はどう変わる? 二重盲検試験の報告
お腹の調子を整える食習慣として、酢を使った飲み物を思い浮かべる方もいるかもしれません。ただ、こうした食品由来の飲料が実際の排便状況にどの程度関わるのかは、科学的な検証を経て初めて確かなことが言えます。今回紹介するのは、軽い便秘傾向がある健康な成人を対象に、酢飲料を4週間毎日飲んでもらい、排便の状態や…
公開日: 2026年08月22日 12:26
自閉スペクトラム症と腸内細菌叢の関係を考える:最新の見解論文を読む
子どものおなかの調子と発達には、何か関係があるのでしょうか。自閉スペクトラム症(ASD)のある子どもには、便秘や下痢、腹痛、胃食道逆流、お腹の張りといった消化器症状を持つ子が少なくないといわれています。そうした経験から、腸内細菌叢が発達に関わっているのではないかという関心が高まってきました。今回紹介…
公開日: 2026年08月22日 10:37
腸内細菌の力でアレルギー性鼻炎を和らげられる? 乳酸菌BGI-N6をラットで検証した研究
花粉やハウスダストなどが引き金となるアレルギー性鼻炎は、世界的に患者数が増えている慢性の炎症性疾患です。既存の薬には効果や使い心地の面で限界があるとされ、新しい対策の必要性が指摘されてきました。近年注目されているのが、腸内細菌のバランスを整えることで免疫の働きに働きかける「プロバイオティクス」という…
公開日: 2026年08月22日 09:32
便秘と食事・生活習慣の関係、これまでの研究をまとめた総説論文
お通じの悩みは多くの人にとって身近なテーマです。今回紹介する総説論文は、成人の10〜15%が経験するとされる慢性便秘について、食事や生活習慣がどう関わるのかをこれまでの研究から整理したものです。食物繊維の量やキウイ・プルーンといった特定の食品、地中海式の食事パターン、水分摂取、運動や睡眠との関連まで…
公開日: 2026年08月22日 08:33