研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
コーヒー粉末で発酵させたもち米甘酒、風味と抗酸化活性はどう変わる?
もち米を原料とする甘酒(発酵米酒)は、東アジアで親しまれてきた伝統的な発酵飲料です。近年は、こうした伝統発酵食品に新しい素材を組み合わせて風味や機能性を高めようとする研究が進んでいます。今回、中国・四川旅游学院の研究グループが、もち米とコーヒー粉末を組み合わせた新しい発酵飲料を開発し、その発酵条件や…
取得日: 2026年08月28日 23:23
GMOの表示基準チェックを、検量線なしですばやく行う方法とは
大豆やトウモロコシなどの遺伝子組換え作物(GMO)を使った食品には、多くの国で「含有率がある基準を超えたら表示を義務付ける」というルールがあります。日本では、原材料の上位3位以内かつ含有量5%を超える場合に表示が義務付けられており、2023年には「非遺伝子組換え」表示の基準が厳格化され、遺伝子組換え…
取得日: 2026年08月28日 23:23
カボチャ・ズッキーニ・リンゴ由来のペクチン、野菜缶詰の品質への効果は「食品の型」で変わる可能性
ペクチンは果物や野菜に含まれる天然の多糖類で、食物繊維としての性質を持つと同時に、食品にとろみやゲル状の食感を与える増粘剤としても使われています。近年の研究では、ペクチンが単なる食感の調整役にとどまらず、抗酸化物質の保持、脂質の分布、微生物学的な安定性にも影響しうることが示されてきました。一方で、こ…
取得日: 2026年08月28日 23:23
水は「忘れられた栄養素」なのか——水分摂取と健康をめぐる総説論文を読む
毎日どれくらい水を飲むべきか、と聞かれてはっきり答えられる人は少ないかもしれません。実は栄養科学の中でも、水分摂取は最も研究が乏しいテーマの一つとされ、「忘れられた栄養素」とも呼ばれてきました。今回紹介するのは、水分摂取が健康や病気とどう関わるのかをまとめた総説論文です。著者はアリゾナ州立大学(アメ…
取得日: 2026年08月28日 23:23
都市化するインドネシアの食卓:伝統食と加工食品はどう共存しているのか
経済発展が進む国々では、都市化とともに食のあり方が大きく変わり、それが心血管代謝疾患(心臓病や糖尿病など)の増加とも関わっていると考えられています。ただし、こうした食システムの変化は一様でも一直線でもなく、近代化が進む食環境の中で伝統的な食習慣が残り続けている地域も少なくありません。今回紹介する研究…
取得日: 2026年08月28日 23:23
中国の食生活、健康・経済は改善も環境負荷は悪化 37年間のデータから持続可能性を分析
私たちが日々口にする食事は、健康だけでなく、経済や環境ともつながっています。肉食が増えれば健康リスクが変わるだけでなく、生産や流通にかかるコスト、そして環境への負荷も変化します。こうした『食の持続可能性』を正しく評価する仕組みは、持続可能な開発目標(SDGs)を進めるうえでも重要とされています。今回…
取得日: 2026年08月28日 23:23
ジャガイモの皮は廃棄物からニュートラシューティカルへ?食物繊維やポリフェノールを含む副産物の可能性を整理したレビュー
ジャガイモは世界中で加工・消費されていますが、皮をむいた際に出る「ジャガイモの皮」は、これまで単なる加工残さ(廃棄物)として扱われることが多い副産物でした。今回紹介するレビュー論文は、このジャガイモの皮を、健康に役立つ可能性のある成分(ニュートラシューティカル・機能性食品素材)や、環境負荷の少ないバ…
取得日: 2026年08月28日 23:23
見た目や糖度が似ていても中身は別物? 新品種モモを香り成分まで比べてみた研究
桃を選ぶとき、多くの人はまず甘さ(糖度)を目安にする。しかし、糖度計の数値がほぼ同じ桃でも、食べたときの印象がまったく違うことは珍しくない。今回紹介する研究は、韓国で新しく育成された3つのモモ品種「ファングィビ(Hwanggwibi)」「ソラ(Seola)」「ヤンホンジャン(Yanghongjang…
取得日: 2026年08月28日 12:45
キタムラサキウニ、35年の観察でわかった「稚ウニが増えても親ウニは増えない」個体群動態
寿司ネタとしてもおなじみのウニは、実は昆布などの海藻を食べて育つ生き物です。近年、日本各地の沿岸では海藻の群落(藻場)が減少・消失する「磯焼け」という現象が進み、ウニを含む沿岸生態系や漁業の持続可能性が懸念されています。北海道の研究機関に所属する研究者らは、北海道南西部・日本海側の島牧村で、キタムラ…
取得日: 2026年08月28日 12:45
早食いは2型糖尿病のリスクを高めるのか——静岡県の約9.9万人データから見えてきたこと
「よく噛んでゆっくり食べましょう」という助言は昔からよく耳にしますが、それが実際に糖尿病の発症とどう関係するのかを、大規模なデータで確かめた研究は意外に限られています。今回紹介するのは、日本の静岡県で長期間にわたって集められた健康診断データをもとに、早食いをはじめとする5つの食習慣と2型糖尿病発症と…
取得日: 2026年08月28日 12:45
マーラータンはなぜ受け入れられるのか——フィリピンでの消費者調査から見えた『味・値段・カスタマイズ』の力学
中国発の屋台料理「マーラータン」は、辛味のあるスープに好きな具材を選んで組み合わせられる仕組みが特徴で、近年フィリピンでも人気が広がっています。手頃な価格や利便性に加え、自分好みに具材を選べる「健康志向の食事」としても注目される一方、こうした食の受け入れられ方を発展途上国の文脈で調べた研究はこれまで…
取得日: 2026年08月28日 12:45
口の中の細菌と腸の細菌、そして子どもの肥満――中国の研究チームが調べた「つながり」
肥満は世界的に子どもの健康課題として広がっており、2012年から2023年にかけての小児肥満の有病率は2000年から2011年と比べて1.5倍に増加したと報告されています。子どもの頃の肥満は大人になっても続きやすく、糖尿病やがん、心代謝系の問題との関連も指摘されていますが、有効な予防・介入策はまだ十…
取得日: 2026年08月28日 12:45