研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

米粥は炊飯米より血糖値を上げやすい?若年健常者を対象にした比較研究 研究論文OpenAlex

米粥は炊飯米より血糖値を上げやすい?若年健常者を対象にした比較研究

お粥は消化にやさしい食べ物というイメージがあり、飲み込む力が弱くなった方向けの「嚥下調整食」として広く使われています。しかし、同じ量のごはんをお粥にした場合と普通に炊いた場合とで、食後の血糖値の上がり方に違いがあるのかどうかは、これまで十分にわかっていませんでした。今回紹介する研究は、この素朴だけれ…

公開日: 2026年07月06日 18:26

「早食い」と「ゆっくり食べ」、血糖値やインスリンへの影響を比較した研究 研究論文OpenAlexオランダ

「早食い」と「ゆっくり食べ」、血糖値やインスリンへの影響を比較した研究

「よく噛んでゆっくり食べると体にいい」という話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。実際、食べる速さや噛む回数が、食後の血糖値やインスリンの働きにどう関わるのかは、栄養学の分野で関心を集めてきたテーマです。今回紹介するのは、健康な成人を対象に、ふだんの食べ方の個人差(摂食速度や咀嚼の仕方…

公開日: 2026年07月05日 18:25

高齢期の『蛋白質摂取』は筋肉だけでなく脳にも関係する?――サルコペニアと認知機能をめぐるレビュー論文 研究論文OpenAlexイギリス

高齢期の『蛋白質摂取』は筋肉だけでなく脳にも関係する?――サルコペニアと認知機能をめぐるレビュー論文

年齢を重ねると誰もが気になる「もの忘れ」や「筋力の衰え」。この2つは一見別の問題に見えますが、実は同じ食生活、特に「蛋白質の摂取量」と関わっているかもしれない、という視点を整理したレビュー論文が学術誌ニュートリエンツに2026年07月に掲載予定です。今回は、高齢者の認知機能低下と、加齢に伴う筋肉量・…

公開日: 2026年07月04日 18:25

ブラックカラント抽出物はランニング中の代謝にどう影響するのか──エリート女性長距離選手1名の症例研究 研究論文OpenAlexイギリス

ブラックカラント抽出物はランニング中の代謝にどう影響するのか──エリート女性長距離選手1名の症例研究

果物由来の色素成分「アントシアニン」は、ブルーベリーやカシスなど濃い紫色の果物に多く含まれることで知られています。近年、スポーツ栄養の分野では、こうしたアントシアニンを豊富に含むブラックカラント(カシス)抽出物が、運動中の体内の代謝反応に影響を与える可能性が研究されてきました。今回紹介する論文は、東…

公開日: 2026年07月04日 01:28

卓球選手の食事と栄養知識、体力・体組成との関連は?—横断研究からみえたこと 研究論文DOAJ中国

卓球選手の食事と栄養知識、体力・体組成との関連は?—横断研究からみえたこと

卓球は素早い動きと瞬時の判断、そして短い時間での回復を繰り返す、高強度かつ間欠的なスポーツです。こうした競技特性から、選手のコンディションやパフォーマンスを支えるうえで栄養が重要と考えられていますが、これまで卓球選手を対象に、食事摂取の内容と栄養に関する知識、体組成、体力パフォーマンスを同時に調べた…

公開日: 2026年07月03日 15:26

食べ物の成分は細胞の“お掃除機能”に働きかけるのか——オートファジーと炎症老化をめぐる研究レビュー 研究論文OpenAlexアメリカ

食べ物の成分は細胞の“お掃除機能”に働きかけるのか——オートファジーと炎症老化をめぐる研究レビュー

私たちの体は年齢を重ねるにつれて、細胞の中に壊れたタンパク質や傷んだミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)が少しずつ蓄積していくと考えられています。これらの“ゴミ”をきちんと分解・処理する仕組みが「オートファジー」であり、特にミトコンドリアを対象にしたものは「マイトファジー」と呼ばれます。加齢に伴っ…

公開日: 2026年07月03日 03:30

サッカー・長距離走・ロードバイク、日本人男性アスリートのエネルギー収支と炭水化物摂取を調べた研究 研究論文OpenAlex

サッカー・長距離走・ロードバイク、日本人男性アスリートのエネルギー収支と炭水化物摂取を調べた研究

アスリートにとって「食べる量」は競技力を支える土台のひとつと考えられています。トレーニングで消費したエネルギーをきちんと食事で補えているかどうかは、コンディション管理の観点からたびたび話題になるテーマです。今回紹介するのは、日本人男性のサッカー選手、長距離走選手、ロードバイク選手を対象に、実際のエネ…

公開日: 2026年07月03日 03:26

頭頸部がん患者向け経腸栄養剤、飲みきりタイプでも粉末タイプと同等の効果か 少人数試験の結果 研究論文OpenAlexタイ

頭頸部がん患者向け経腸栄養剤、飲みきりタイプでも粉末タイプと同等の効果か 少人数試験の結果

のどや口、鼻など「頭頸部」にがんができた患者さんは、腫瘍そのものの影響や、手術・放射線治療・化学療法による副作用、体内の炎症などが原因で、食事が十分にとれなくなることが少なくありません。報告によっては、こうした患者さんの2割から7割にも栄養不足がみられるとされています。口から十分な栄養をとれない場合…

公開日: 2026年07月01日 10:32

食事が「老けにくい体」をつくる?抗炎症食の可能性 研究論文PubMed

食事が「老けにくい体」をつくる?抗炎症食の可能性

年齢を重ねるにつれて気になる「体の衰え」。実は、毎日の食事がその速度に影響を与えているかもしれないという研究が注目されています。慢性的な炎症と老化・フレイル(心身の虚弱状態)の関係、そして食事でそれに働きかけられる可能性について、最新の研究をもとに解説します。

公開日: 2026年05月31日 05:13