研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
抗炎症食と運動の組み合わせ、高齢者の死亡リスクとどう関係する?中国の大規模調査から
毎日の食事が体の中の「炎症」に影響することは、近年よく話題になります。では、炎症を抑えやすいとされる食事を続けている高齢者は、実際に長生きしやすいのでしょうか。そんな疑問に取り組んだ研究が、学術誌「フロンティアーズ・イン・イミュノロジー」に2026年8月に掲載予定です。
取得日: 2026年08月22日 09:25
AIによるCT体組成解析で肺がん患者の栄養リスクを予測する試み
がん治療において、体重減少や筋肉量の低下といった「低栄養」の兆候は、治療の経過に影響を与える要因のひとつとして知られています。とくに非小細胞肺がん(NSCLC)の患者では、診断や治療の早い段階で栄養状態のリスクを見極めることが重要だと考えられています。近年は、CT画像から筋肉や脂肪の量を人工知能(A…
取得日: 2026年08月22日 08:25
ギニア湾のボンガシャッドとアフリカヒメシタビラメ、資源状態はどうなっている? データ制限下での評価研究
魚の資源を守りながら漁業を続けるためには、『今どれくらいの魚が獲られていて、資源はどのくらい残っているのか』を科学的に把握することが欠かせません。しかし、多くの国や地域では、長期にわたる詳細な調査データが十分にそろっているわけではなく、こうした『データが限られた状況』でも資源状態を評価する手法の開発…
取得日: 2026年08月22日 08:22
子猫にラクトフェリンを与えると免疫や腸内環境はどう変わる? 42日間の給餌試験を紹介
ラクトフェリンは鉄と結合する性質を持つタンパク質の一種で、バリア保護作用や免疫調整作用、抗菌作用を持つとされ、人間向けの栄養補助食品や乳児用食品の添加物として広く使われています。今回紹介する研究では、このラクトフェリンを子猫の食餌に加えることで、免疫の状態や腸のバリア機能、血液中の代謝物、そして腸内…
取得日: 2026年08月22日 05:27
脂の多い魚をよく食べる人は多発性硬化症になりにくい? 遺伝統計を用いた因果関係の検討
多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄などの神経を包む組織が自分の免疫によって傷つけられてしまう病気で、手足のしびれや視力の低下などさまざまな症状を引き起こすことが知られています。これまでの観察研究では、食習慣がMSの発症に関わっている可能性が指摘されてきましたが、こうした研究では「食習慣が原因でMSにな…
取得日: 2026年08月22日 05:08
高齢者に必要なタンパク質量、実際には足りていない? 加齢と食事をめぐる最新レビュー
年齢を重ねると、体は少しずつ変化していきます。中でも「筋肉量や筋力の低下」は多くの人にとって身近な悩みであり、転倒や要介護状態のリスクにもつながることが知られています。こうした変化に、日々の食事、とりわけタンパク質の摂取がどう関わっているのかは、栄養学の分野で長く関心を集めてきたテーマです。今回紹介…
取得日: 2026年08月22日 05:08
子どものビタミンD値と筋肉量・握力の関係は?――NHANESデータを用いた横断研究
ビタミンDというと骨の健康に関わる栄養素というイメージが強いかもしれませんが、近年は筋肉の量や働きとの関連にも関心が寄せられています。とはいえ、この関連が子どもや青少年でも成り立つのかどうかは、まだ十分にわかっていない部分がありました。今回紹介するのは、8〜17歳という成長期の子どもを対象に、血液中…
取得日: 2026年08月22日 05:08
食器がやさしく教えてくれる「ゆっくり食べる」感覚——一人食を支える多感覚フィードバック食器の試み
近年、一人で食事をとる「孤食」の機会が増えているといわれています。一人だと食べる速度に気を配る人が少なくなりがちで、早食いや、ながら食べのような不注意な食べ方につながりやすいとされます。こうした食べ方の癖は、消化のしにくさや食べ過ぎ、望ましくない食習慣の一因になりうると考えられています。今回紹介する…
取得日: 2026年08月22日 05:08
腸内細菌に良いとされる食事パターンと『概日リズム症候群』の関連を調べた大規模研究
睡眠のリズムが乱れがちな現代生活と、生活習慣病との関係が近年注目されています。「概日リズム症候群(Circadian Syndrome, CircS)」とは、肥満や高血圧、脂質異常などの代謝の問題に加え、睡眠や気分に関する不調も併せ持つ状態をまとめて捉える、比較的新しい疫学的な考え方です。これまでの…
取得日: 2026年08月22日 05:08
食事性鉄欠乏の世界的な負担、中国は改善もインドでは若年層・女性に課題――GBD2021データ分析
鉄は赤血球のもとになる重要な栄養素で、不足すると貧血をはじめとするさまざまな健康上の問題につながるとされています。とりわけ食事からの鉄摂取が不足することで生じる「食事性鉄欠乏(DID)」は、世界中で見られる微量栄養素欠乏の一つで、その負担は地域によって大きく異なることが知られています。今回紹介する研…
取得日: 2026年08月22日 04:23
腸内細菌がビタミンB群「葉酸」を作る?ホモシステイン代謝や腸内フローラへの影響を調べた研究
葉酸はビタミンB群の一種で、体内で「一炭素代謝」と呼ばれる重要な化学反応に関わっています。この代謝がうまく働かないと、アミノ酸の一種であるホモシステインという物質が血液中に増えてしまう「高ホモシステイン血症」につながることが知られており、葉酸不足は世界的な栄養課題の一つとされています。近年注目されて…
取得日: 2026年08月21日 00:26
養殖オオサンショウウオ皮膚のユーメラニン、術後出血の管理に役立つ可能性は?ラット実験の報告
手術を受けたあと、出血がなかなか止まらないことは患者さんの回復を左右する重要な問題です。現在使われている止血剤は効果がある一方で、血栓ができやすくなるリスクも指摘されており、より安全な栄養学的アプローチが求められてきました。今回紹介する研究は、養殖されたオオサンショウウオの皮膚に含まれる「ユーメラニ…
取得日: 2026年08月20日 01:23