研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

塩味・苦味・辛味を「適度に」好む人はうつ病リスクが低い? 脳構造との関連を調べた大規模研究 研究論文OpenAlex中国

塩味・苦味・辛味を「適度に」好む人はうつ病リスクが低い? 脳構造との関連を調べた大規模研究

「辛いものが好き」「しょっぱい味が好き」といった食の好みは、単なる嗜好の問題だと思われがちです。しかし近年、食の好みや食習慣とこころの健康との間に何らかのつながりがあるのではないかという研究が進められています。今回紹介する研究は、14万人を超える非常に大規模なデータを用いて、味の好み(塩味・苦味・辛…

取得日: 2026年08月25日 23:26

アワの有機肥料代替がもたらす『穂と葉の連携』とは―窒素削減下でも収量と品質を両立できる可能性 研究論文OpenAlex中国

アワの有機肥料代替がもたらす『穂と葉の連携』とは―窒素削減下でも収量と品質を両立できる可能性

化学肥料の使いすぎは土壌や環境への負担が指摘される一方で、単純に窒素肥料の量を減らせば作物の収量や品質が落ちてしまうことも知られています。そこで注目されているのが、化学窒素肥料の一部を有機肥料に置き換える『有機肥料代替』という方法です。この方法がなぜ収量や品質の維持・向上につながるのか、その体の中の…

取得日: 2026年08月25日 23:26

全粒穀物への主食置き換えは中性脂肪や血糖関連指標に変化をもたらすか——2型糖尿病高リスク者を対象にした試験の追加解析 研究論文OpenAlex中国

全粒穀物への主食置き換えは中性脂肪や血糖関連指標に変化をもたらすか——2型糖尿病高リスク者を対象にした試験の追加解析

白米やパン、麺類などの「主食」を全粒穀物に置き換えると、体にどのような変化が起きるのでしょうか。2型糖尿病は発症前の段階から、脂質異常や体のインスリンへの反応の鈍さ、お腹まわりへの脂肪の蓄積などが同時に進んでいることが多いとされています。今回紹介する研究は、そうした2型糖尿病の高リスク成人を対象に、…

取得日: 2026年08月25日 22:27

乳酸菌×卵殻粉末でカルシウム強化ジュースに?ブルーハニーサックル果汁の共発酵研究 研究論文DOAJ中国

乳酸菌×卵殻粉末でカルシウム強化ジュースに?ブルーハニーサックル果汁の共発酵研究

ブルーハニーサックル(学名:Lonicera caerulea L.、ハスカップとも呼ばれる青い果実)は、ポリフェノールやアントシアニンを含むことで知られる果実です。一方で、そのまま搾った果汁は苦味や渋味が強く出やすいという課題もあります。今回紹介する研究では、この果汁を乳酸菌で発酵させ、さらに卵殻…

取得日: 2026年08月25日 18:29

白酒づくりの副産物「底鍋水」、家畜のエサ(サイレージ)に活かせる? キングギニアグラスでの発酵実験 研究論文OpenAlex中国

白酒づくりの副産物「底鍋水」、家畜のエサ(サイレージ)に活かせる? キングギニアグラスでの発酵実験

お酒づくりの過程では、思いがけない副産物が生まれることがあります。中国の伝統的な蒸留酒「白酒(バイジウ)」の製造でも、蒸留の際に釜の底にたまる「底鍋水(bottom pot water、BPW)」という液体が出ます。これは有機物を豊富に含む一方で、そのまま廃棄するのは処理の負担になるという課題を抱え…

取得日: 2026年08月24日 20:26

冷蔵保存後の梨、鮮度と品質はどう守れるのか ―「丹霞紅」梨と1-メチルシクロプロペンをめぐる研究紹介 研究論文OpenAlex中国

冷蔵保存後の梨、鮮度と品質はどう守れるのか ―「丹霞紅」梨と1-メチルシクロプロペンをめぐる研究紹介

梨は収穫後、冷蔵保存や店頭での販売期間中に少しずつ果皮が黄色くなり、果肉も柔らかくなっていきます。こうした変化は美味しさや見た目の魅力に直結するため、生産や流通の現場では長く課題とされてきました。中国原産の「丹霞紅(たんかこう)」梨は、優れた品質から高い経済的価値を持つ品種とされていますが、長期の低…

取得日: 2026年08月24日 19:27

唐辛子ペーストの発酵、乳酸菌と酵母の力で風味はどう変わる? 研究論文DOAJ中国

唐辛子ペーストの発酵、乳酸菌と酵母の力で風味はどう変わる?

唐辛子を発酵させて作るペーストは、辛味だけでなく複雑な風味が魅力の発酵食品です。発酵の過程では微生物のはたらきによって味や香りが少しずつ形づくられていきますが、どのような発酵の組み合わせがより豊かな風味につながるのかは、まだ研究が続けられているテーマです。今回紹介する研究では、発酵唐辛子ペーストの風…

取得日: 2026年08月24日 13:30

運動すると野菜を食べなくなる?持久運動と食事変化・血糖改善の関係を調べた研究 研究論文DOAJ中国

運動すると野菜を食べなくなる?持久運動と食事変化・血糖改善の関係を調べた研究

「運動をがんばったから、ちょっとくらい食べても大丈夫」——そう感じたことがある人は多いのではないでしょうか。運動には血糖コントロールを助ける効果が期待されていますが、その一方で運動後に食事内容が変わり、せっかくの効果を打ち消してしまうのではないかという懸念は以前から指摘されてきました。ただし、これま…

取得日: 2026年08月24日 13:30

診断前の血中ビタミンD濃度と前立腺がんの生存率の関連を調べた大規模統合解析 研究論文OpenAlex中国

診断前の血中ビタミンD濃度と前立腺がんの生存率の関連を調べた大規模統合解析

ビタミンDは骨の健康に関わる栄養素として知られていますが、がんとの関係についても長年研究が続けられてきました。これまでの研究では、血中のビタミンD濃度が高い男性ほど前立腺がんと診断されるリスクが高いという報告もあり、ビタミンDと前立腺がんの関係は単純ではないことが示唆されています。しかし、すでに前立…

取得日: 2026年08月23日 19:26

香り米の香り成分とストレス耐性を同時に高める土壌カビ? 根圏微生物とジャスモン酸・プロリン代謝の関係を探る研究 研究論文OpenAlex中国

香り米の香り成分とストレス耐性を同時に高める土壌カビ? 根圏微生物とジャスモン酸・プロリン代謝の関係を探る研究

香り米は炊いたときのポップコーンのような独特の香りが特徴で、この香りの主成分は「2-アセチル-1-ピロリン(2-AP)」という物質だと知られています。一方で、稲は栽培中にリン欠乏や塩害、乾燥、カドミウム汚染といったさまざまな環境ストレスにさらされ、収量や品質に影響を受けることがあります。香りを良くす…

取得日: 2026年08月23日 18:26

中国のスモモ産業を読み解く:拡大する生産と広がる貿易赤字、その背景とは 研究論文OpenAlex中国

中国のスモモ産業を読み解く:拡大する生産と広がる貿易赤字、その背景とは

スモモ(プラム)は、中国最古の医学書とされる『黄帝内経』にも登場するとされ、古くから中国の伝統的な果物「五果」の一つに数えられてきました。現在では単なる伝統食材にとどまらず、農村振興や農業の高付加価値化を担う戦略的な園芸作物としても位置づけられているといいます。今回紹介する論文は、そんな中国のスモモ…

取得日: 2026年08月23日 18:26

食事成分と運動でがんの『血管新生』と『細胞死』はどう調節される?――クルクミンやオメガ3など6つの生理活性栄養素に着目した総説 研究論文OpenAlex中国

食事成分と運動でがんの『血管新生』と『細胞死』はどう調節される?――クルクミンやオメガ3など6つの生理活性栄養素に着目した総説

がん細胞は、本来なら寿命を迎えて自然に死ぬはずの仕組み(アポトーシス、細胞のプログラムされた死)をすり抜けたり、自分専用の血管を新しく作り出して栄養を確保したりすることで、増殖や進行、さらには治療への抵抗性を獲得すると考えられています。こうした異常な細胞死の制御と血管新生は、がんの病態を理解するうえ…

取得日: 2026年08月23日 17:26