研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

大西洋岸森林の果実で風味づけしたコンブチャは消化と腸内発酵でどう変化するか:試験管内モデルによる探索的研究 研究論文OpenAlexブラジル

大西洋岸森林の果実で風味づけしたコンブチャは消化と腸内発酵でどう変化するか:試験管内モデルによる探索的研究

コンブチャは、砂糖を加えた紅茶や緑茶を、酢酸菌・乳酸菌・酵母が共生する培養物(SCOBY)で発酵させた飲料です。茶由来のポリフェノールや有機酸を含み、近年は健康との関わりにも関心が集まっています。研究チームは、ブラジルの大西洋岸森林に自生する果実を加えると、果実特有の成分によって飲料の性質がさらに変…

公開日: 2026年10月17日 02:55

ポリフェノール摂取量と体組成指標の関連を調べたブラジルの住民調査 研究論文OpenAlexブラジル

ポリフェノール摂取量と体組成指標の関連を調べたブラジルの住民調査

肥満は脂肪組織が異常に、または過剰に蓄積した状態で、糖尿病や心血管疾患、高血圧などの慢性疾患の重要な危険因子とされています。体組成には遺伝や生活習慣などさまざまな要因が関わりますが、なかでも食事は中心的な役割を果たします。研究チームが注目したのは、果物や野菜に多く含まれる植物由来の化合物であるポリフ…

公開日: 2026年10月16日 22:47

青色光と青を強めた混合光がイチゴの生理・成分・収量に与える影響――屋内垂直農場での比較研究 研究論文OpenAlexブラジル

青色光と青を強めた混合光がイチゴの生理・成分・収量に与える影響――屋内垂直農場での比較研究

持続可能な食料への需要を背景に、建物の中で棚を縦に重ねて作物を育てる「屋内垂直農場」が広がっています。こうした環境では、太陽光の代わりに人工照明を使うため、どのような色(波長の組み合わせ=スペクトル)の光を当てるかが作物の育ち方を左右します。

公開日: 2026年10月16日 06:04

人生最初の1000日の栄養と肥満リスクの関係を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexブラジル

人生最初の1000日の栄養と肥満リスクの関係を整理した文献レビュー

妊娠から子どもが2歳になるまでのおよそ1000日間は、「最初の1000日」と呼ばれます。この時期には臓器の形成、脳や神経の発達、免疫の成熟などが進みます。体が環境の影響を受けやすい時期でもあり、とくに栄養がその後の成長や健康に関わると考えられています。

公開日: 2026年10月16日 05:05

砂糖を置き換えたイチゴとオーツ麦のシャーベット用粉末ミックスについて、粉の扱いやすさと凍らせた後の食感を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

砂糖を置き換えたイチゴとオーツ麦のシャーベット用粉末ミックスについて、粉の扱いやすさと凍らせた後の食感を調べた研究

水などで溶いて凍らせるだけでシャーベットになる粉末ミックスには、二つの条件が求められます。一つは、粉の状態で扱いやすいこと。もう一つは、溶いて凍らせたときにシャーベットとしてふさわしい組織ができることです。

公開日: 2026年10月16日 04:56

ビール製造の副産物「麦芽かす」の粉を全粒チーズビスケットに加える試み 研究論文OpenAlexブラジル

ビール製造の副産物「麦芽かす」の粉を全粒チーズビスケットに加える試み

食品の加工では大量の副産物が出ますが、その中にはたんぱく質や食物繊維などの栄養成分が多く残っているものがあります。研究チームが注目したのは、ビール製造で最も多く出る固形の副産物「麦芽かす」です。論文によると、ブラジルは中国、米国に次ぐ世界第3位のビール生産国で、ビール100リットルあたり最大20キロ…

公開日: 2026年10月15日 21:31

保存期の慢性腎臓病患者で、たんぱく質摂取量と身体機能の組み合わせは予定外の入院と関連するか 研究論文OpenAlexブラジル

保存期の慢性腎臓病患者で、たんぱく質摂取量と身体機能の組み合わせは予定外の入院と関連するか

慢性腎臓病(CKD)では、病気の進行を緩やかにし、透析などの腎代替療法の開始を遅らせるために、たんぱく質の摂取量を調整する食事が広く勧められてきました。一方で、たんぱく質が不足すると、腎臓病に特徴的な慢性の炎症とも重なって栄養状態が悪化し、筋肉量や身体機能の低下につながるおそれがあると指摘されていま…

公開日: 2026年10月15日 06:54

原油流出の影響を受けた熱帯の湾周辺で、ムラサキイガイの仲間に含まれる多環芳香族炭化水素を測る簡便な分析法 研究論文OpenAlexブラジル

原油流出の影響を受けた熱帯の湾周辺で、ムラサキイガイの仲間に含まれる多環芳香族炭化水素を測る簡便な分析法

多環芳香族炭化水素(PAH)は、化石燃料などが不完全に燃えたときや、原油の流出・船舶の往来・工場排水などから環境に入る化学物質のグループです。分解されにくく生物の脂肪に蓄積しやすいうえ、一部には変異原性や発がん性があるため、海洋汚染を監視するうえで重要な対象とされています。

公開日: 2026年10月15日 06:06

ブラジル北東部産の赤米と発芽赤米、その性質と腸内細菌への影響を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジル北東部産の赤米と発芽赤米、その性質と腸内細菌への影響を調べた研究

赤米は色素を含む米の一種で、栄養面に加え、調理・加工に関わる性質や体の働きに関わる成分にも特徴があります。こうした特徴は、米を発芽させる工程によって変わる可能性があります。

公開日: 2026年10月15日 05:32

ビール粕のポリフェノールを麹菌発酵と高温抽出で取り出し、脂質ナノ粒子に包む研究 研究論文DOAJブラジル

ビール粕のポリフェノールを麹菌発酵と高温抽出で取り出し、脂質ナノ粒子に包む研究

ビールを造ると、麦芽を煮出した後の搾りかすである「ビール粕」が大量に出ます。著者らによると、ビール粕はビール製造で生じる廃棄物の85%を占め、ビール100リットルあたり約20キログラムの湿ったビール粕が発生します。多くは家畜の飼料に回されるか埋め立てられています。

公開日: 2026年10月14日 23:28

カアチンガのパッションフルーツ「パッシフローラ・シンシナタ」の副産物に関する研究知見をまとめたレビュー 研究論文OpenAlexブラジル

カアチンガのパッションフルーツ「パッシフローラ・シンシナタ」の副産物に関する研究知見をまとめたレビュー

持続可能な食料システムへの関心が高まるなか、食品の加工などで生じる副産物を、機能性のある食品素材や生理活性をもつ成分の供給源として活用する取り組みが注目されています。この論文は、ブラジルの半乾燥地域カアチンガに自生するパッションフルーツの一種、パッシフローラ・シンシナタ(Passiflora cin…

公開日: 2026年10月14日 08:04

高血圧と酸化ストレス・炎症に対する食事と生理活性成分の役割を整理したレビュー 研究論文OpenAlexブラジル

高血圧と酸化ストレス・炎症に対する食事と生理活性成分の役割を整理したレビュー

全身性の動脈性高血圧は、世界的に早すぎる死の主要な原因の一つであり、心臓や血管、脳血管、腎臓の病気のリスクを大きく高めると、著者らは説明しています。年齢や遺伝のように変えられない要因も発症に関わりますが、予防や管理には生活習慣の見直しが重要だとされています。

公開日: 2026年10月14日 04:54