研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
小麦粉をオートミール粉に置き換えたズッキーニケーキ、栄養と食感はどう変わる?
ケーキやパンといった焼き菓子は、小麦粉と砂糖、油脂を主体とした嗜好性の高い食品というイメージがあります。しかし近年では、野菜を練り込んだり、食物繊維が豊富な素材を取り入れたりすることで、食べる楽しさを保ちながら栄養面の工夫を加えようとする動きが広がっています。今回紹介する研究は、ズッキーニを使ったケ…
取得日: 2026年08月22日 05:08
球茎か子球茎か——ブラジル産タロイモの栄養と加工特性を比較した研究
タロイモ(Colocasia esculenta)は、炭水化物を豊富に含む根菜(イモ類)の一種で、ブラジルでも栽培されています。地下にできる大きな塊茎は「球茎(コーム)」、その周囲にできる小さな塊茎は「子球茎(コーメル)」と呼ばれますが、これまで市場では子球茎の方が高く評価される傾向にあり、球茎は相…
取得日: 2026年08月22日 05:08
食事や栄養状態は顎関節症に関係するのか?システマティックレビューが示した現状
顎が痛む、口が開けにくい、あごを動かすとカクカク音がする——こうした症状は「顎関節症(TMD)」と呼ばれ、多くの人が一度は経験する身近な不調です。ストレスや噛み合わせとの関連が語られることが多い一方で、近年は生活習慣、特に「食事」との関係にも関心が寄せられています。今回紹介する研究は、食事や栄養状態…
取得日: 2026年08月22日 04:50
牛乳由来ケフィアは心筋梗塞後の心機能を助ける?ラット実験からの報告
ケフィアは、牛乳を乳酸菌や酵母で発酵させて作る飲料で、プロバイオティクスや生理活性物質を豊富に含むことで知られています。これまでの動物実験では、高血圧モデルにおいてケフィアが心臓を保護する作用を示すことが報告されてきましたが、心筋梗塞、すなわち冠動脈が詰まって心筋の一部が壊死してしまう状態に対する効…
取得日: 2026年08月20日 10:25
イチゴをもっと長持ちさせる? 精油とプロバイオティクスを組み合わせた「食べられるコーティング」研究を紹介
収穫後のイチゴなどの果物は傷みやすく、カビや腐敗によって多くが廃棄されてしまいます。この問題に対して近年注目されているのが、果物の表面に薄い膜を作って保護する「可食コーティング(食べられる被膜)」という技術です。今回紹介する論文は、この可食コーティングに植物由来の「エッセンシャルオイル(精油)」と「…
取得日: 2026年08月20日 01:23
食用サボテン「オラ・プロ・ノビス」の栄養と生理活性を整理した研究
サボテンと聞くと観賞用の植物を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ブラジルには「オラ・プロ・ノビス」と呼ばれる葉を食用にするサボテンがあります。学名はPereskia aculeata Millerといい、古くから食材として利用されてきた植物です。今回紹介する論文は、この植物の栄養価や生理活性成分…
取得日: 2026年08月16日 14:26
ササゲの優良系統をどう選ぶ? 栄養・消化後の性質・ケーキ試作までを統合評価した研究
ササゲ(cowpea)は、タンパク質や食物繊維を豊富に含む豆類の一種で、育種や新しい食品原料としての活用が期待されている作物です。しかし、優良な系統を選ぶ際には、タンパク質量やポリフェノール量など個別の特性だけで判断されることが多く、栄養面と機能面を総合的に評価する視点は十分ではなかったといいます。…
取得日: 2026年08月14日 06:24
非慣行野菜「オラ・プロ・ノビス」を使ったカップケーキの栄養価を調べた研究
「オラ・プロ・ノビス」という植物をご存じでしょうか。学名をPereskia aculeataというサボテン科の植物で、タンパク質を豊富に含むとされ、栄養不足対策に活用されてきた食材です。今回紹介するのは、この植物の葉や茎を使ってカップケーキを作り、その栄養成分を調べた研究です。
取得日: 2026年08月14日 03:27
乳酸発酵野菜と『脳腸相関』——微生物が作る成分に注目したミニレビュー
キムチや漬物、ザワークラウトのような乳酸発酵野菜は、世界各地に伝わる伝統的な発酵食品です。乳酸菌をはじめ、酵母などさまざまな微生物が野菜の成分を変化させることで作られます。近年、発酵食品が腸内細菌や脳の働きに関わる『脳腸相関(微生物-腸-脳軸)』にどう影響しうるかが注目されていますが、これまでの研究…
取得日: 2026年08月13日 00:26
食品保存料は使われたあと、環境中でどうなるのか——排水や土壌への影響を整理したレビュー
ソルビン酸や亜硝酸塩、EDTA、合成の酸化防止剤——これらはいずれも食品の腐敗を防いだり、色や風味を保ったりするために広く使われている食品保存料です。私たちは日々の食事を通じてこうした添加物の「食品としての安全性」を気にしますが、では使われた保存料が排水や生ごみとして環境中に出たあと、どこへ行き、ど…
取得日: 2026年08月09日 21:24
未利用植物ムングバの種子から作る植物性ミルク、栄養と機能性成分を分析
豆乳やオーツミルクなど、植物由来の原料から作られる「プラントベースミルク」は近年、食の多様な選択肢として注目されています。こうした飲料は穀物・豆類・種実類などさまざまな原料から作られていますが、栄養価を高めたり、新しい機能性成分を食生活に取り入れたりするためには、原料の種類をさらに広げることが重要だ…
取得日: 2026年08月09日 18:24
幼児教育の先生たちは『食』をどれだけ理解している?ブラジルでの調査から見えた現状
子どもたちが最初に「食べること」について学ぶ場のひとつが、保育園や幼稚園といった早期の教育現場です。そこで日々子どもたちと向き合う教員自身は、食や栄養についてどれくらい理解し、実践できているのでしょうか。この問いに取り組んだのが、ブラジルの公立幼児教育教員を対象にした今回の研究です。
取得日: 2026年08月09日 18:24