研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

授乳期の母マウスにおける分岐鎖アミノ酸の補給効果は、餌のタンパク質量によって変わる 研究論文OpenAlex中国

授乳期の母マウスにおける分岐鎖アミノ酸の補給効果は、餌のタンパク質量によって変わる

授乳期の母親は、母乳をつくるために多くの栄養を必要とします。なかでもタンパク質は母乳の材料として重要ですが、地域や食生活によっては授乳期のタンパク質摂取が不足することが報告されています。研究チームは、こうした低タンパク質の状態が母体の代謝にどう影響するのか、またアミノ酸を補うことで改善できるのかに着…

公開日: 2026年09月18日 07:07

手術後の栄養状態と、術後の抗がん剤治療を始めるまでの日数との関連を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

手術後の栄養状態と、術後の抗がん剤治療を始めるまでの日数との関連を調べた研究

消化器のがんでは、手術でがんを取り除いたあとに、目に見えないほど小さな残存がん細胞をたたく目的で抗がん剤治療(術後補助化学療法)が行われます。この治療は再発を減らし生存期間を延ばすことが知られていますが、開始が遅れると不利になりうることも指摘されてきました。研究チームは、手術から最初の抗がん剤治療を…

公開日: 2026年09月18日 04:48

放射線治療中の栄養状態と体重の変化を追った後ろ向きコホート研究 研究論文OpenAlex中国

放射線治療中の栄養状態と体重の変化を追った後ろ向きコホート研究

がんの放射線治療は腫瘍を局所的に抑え、生存期間を延ばすうえで重要な役割を果たしますが、口内炎や嚥下の痛み、食欲低下、吐き気などの副作用を伴うことがあり、食事量の減少や代謝の乱れを通じて低栄養や体重減少につながることが知られています。著者らは、これまでの研究の多くが特定のがん種に限られていたり、特定の…

公開日: 2026年09月17日 19:48

食物繊維はアスリートの体重管理と脂質代謝にどう関わるか——ナラティブレビューの紹介 研究論文Europe PMC中国

食物繊維はアスリートの体重管理と脂質代謝にどう関わるか——ナラティブレビューの紹介

食物繊維は、人の小腸にある消化酵素では分解・吸収されにくい複雑な炭水化物の総称です。著者らによれば、この「消化されにくさ」こそが、体重の調節や脂質代謝において重要な働きをもたらす鍵だとされています。食物繊維は大腸で腸内細菌のエネルギー源となって発酵を受け、短鎖脂肪酸と呼ばれる活性の高い代謝産物を生み…

公開日: 2026年09月17日 14:14

腸内細菌と食事は、小児がん経験者の長期的な認知・心理社会的な問題にどう関わるか——総説による整理 研究論文Europe PMCポーランド

腸内細菌と食事は、小児がん経験者の長期的な認知・心理社会的な問題にどう関わるか——総説による整理

小児の血液・腫瘍分野では治療法の進歩と治療プロトコルの強化が進み、生存率が大きく向上しました。その一方で、治療を終えたあとに長い年月をかけて現れる合併症が課題として浮かび上がっています。とくに思春期・若年成人(AYA)にあたる小児がん経験者では、時間をおいて現れる神経認知面の低下——集中力や記憶の働…

公開日: 2026年09月17日 13:55

サウジアラビアの健康的な食事ガイドラインの実践度と、運動量・筋持久力・体組成との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexサウジアラビア

サウジアラビアの健康的な食事ガイドラインの実践度と、運動量・筋持久力・体組成との関連を調べた研究

ジムに通う人の多くは、健康のために必要な食事ガイドラインに従うことよりも、サプリメントの利用や食事制限を優先し、それによって運動のパフォーマンスを高めようとする傾向があると著者らは指摘しています。

公開日: 2026年09月17日 12:42

高齢者の食行動と身体活動は互いに影響し合うのか——中国の地域在住高齢者1256人を3回追跡した研究 研究論文OpenAlexマレーシア

高齢者の食行動と身体活動は互いに影響し合うのか——中国の地域在住高齢者1256人を3回追跡した研究

加齢が進む社会では、高齢者が健康と自立した生活を保つうえで、生活習慣のうち変えられる部分に注目が集まっています。研究チームは、日々の暮らしの一部である「身体活動」と「肥満に関連する食行動」の二つに焦点を当てました。

公開日: 2026年09月17日 08:47

乳酸菌GKK1の摂取が運動後の疲労と筋損傷からの回復に与える影響を調べた無作為化試験 研究論文OpenAlex台湾

乳酸菌GKK1の摂取が運動後の疲労と筋損傷からの回復に与える影響を調べた無作為化試験

激しい運動をすると、筋肉に一時的な損傷が起き、力を出しにくくなったり疲労が残ったりします。研究では、こうした状態をそれぞれ「運動誘発性疲労」「運動誘発性筋損傷」と呼びます。著者らは、これらが神経と筋肉の働きを低下させ、運動後の回復を遅らせると説明しています。

公開日: 2026年09月17日 06:26

運動前のカカオポリフェノール摂取と「中枢性疲労」の関係を調べた研究 研究論文OpenAlex

運動前のカカオポリフェノール摂取と「中枢性疲労」の関係を調べた研究

運動を続けていると力が出しにくくなります。この疲労には、筋肉そのものの働きが落ちる「末梢性疲労」と、脳や脊髄から筋肉へ送られる指令が弱まる「中枢性疲労」の二種類があると考えられています。研究チームによれば、中枢性疲労は単なる性能低下ではなく、筋肉の状態が危険な水準を超えないよう中枢神経系が働きかける…

公開日: 2026年09月16日 06:54

食べ物は肌の老化を支えられるか——機能性食品と生理活性成分に関する総説の紹介 研究論文OpenAlexアメリカ

食べ物は肌の老化を支えられるか——機能性食品と生理活性成分に関する総説の紹介

肌の老化は、年齢とともに自然に進む変化(内因性老化)と、紫外線や大気汚染、喫煙、睡眠、ストレス、食事といった外からの要因(外因性老化)が重なって起こると、著者らは整理しています。見た目としては乾燥、小じわ、しわ、弾力の低下、きめの粗さ、色むら、そして肌を守るバリア機能の回復力の低下として現れます。

公開日: 2026年09月15日 19:04

食事由来ポリフェノールと栄養関連物質は膠芽腫治療の補助になりうるか——期待される作用機序と臨床応用の壁を整理した総説 研究論文OpenAlexサウジアラビア

食事由来ポリフェノールと栄養関連物質は膠芽腫治療の補助になりうるか——期待される作用機序と臨床応用の壁を整理した総説

膠芽腫(グリオブラストーマ)は、脳から発生する原発性腫瘍のなかで最も予後が悪いとされるがんです。著者らによれば、手術・放射線治療・化学療法を行っても、5年後まで生存する患者は7%未満にとどまります。

公開日: 2026年09月15日 17:55

女子サッカー選手におけるDHAとホエイタンパク質の4カ月間摂取——オメガ3の状態と赤血球・持久力との関係を調べた研究 研究論文OpenAlexドイツ

女子サッカー選手におけるDHAとホエイタンパク質の4カ月間摂取——オメガ3の状態と赤血球・持久力との関係を調べた研究

オメガ3系多価不飽和脂肪酸は、心血管の健康や認知機能との関わりがよく知られています。一方で、運動パフォーマンスにどう関わるのかは、まだ十分に明らかになっていないと研究チームは述べています。想定されている道筋の一つが赤血球の膜の変化です。オメガ3脂肪酸は赤血球の膜に取り込まれるため、膜のしなやかさや血…

公開日: 2026年09月15日 17:51