研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
テングサ由来の寒天にウコン成分クルクミンを配合、魚の切り身の保存に役立つ生分解性フィルムを研究
スーパーで魚や肉を包んでいるプラスチック容器やラップは、便利な一方で自然界では分解されにくく、環境中に長期間残ってしまうことが課題とされています。こうした石油由来プラスチックの代替として近年注目されているのが、海藻などの天然素材から作る生分解性フィルムです。長崎大学などの研究グループは、日本で「テン…
取得日: 2026年08月29日 04:44
せんべいが『口の中でとろける』感覚の正体とは — 咀嚼中の食塊変化を機械で再現した研究
米菓(せんべい)を食べたとき、噛むほどにサクサクした欠片がまとまり、やがて口の中でほどけていくような『口どけ』の良さを感じることがあります。この感覚がどのような仕組みで生まれているのかは、これまで十分に解明されていませんでした。今回、口どけの強さが異なる4種類の米菓を対象に、咀嚼中に食べ物が唾液と混…
取得日: 2026年08月29日 04:44
アサリで起きた消化管アレルギー、リンパ球検査と少量負荷試験で診断できた一例
エビやカニだけでなく、貝類も子どもの消化管アレルギーの原因になることがあります。今回紹介するのは、アサリを食べた後に嘔吐を繰り返した6歳女児について、血液検査の一種と少量の食物負荷試験を組み合わせて診断に至った症例報告です。舞台は栃木県の獨協医科大学の小児科および獨協医科大学病院アレルギーセンターで…
取得日: 2026年08月29日 04:44
医師は植物性食をどう見ているか——インド・医科大学での知識・態度・実践調査
野菜や果物、豆類、ナッツ、種子、全粒穀物を中心とする「植物性食」は、心血管代謝系の病気の予防や管理に役立つ可能性があるとして関心が高まっています。こうした食事について患者に助言する立場にあるのが医師ですが、医師自身がどれだけ知識を持ち、どんな態度で臨み、実際にどう実践しているかは、意外と調べられてき…
取得日: 2026年08月29日 01:25
発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討
小麦を使ったフラットブレッド(チャパティ)は、日常的に食べられている主食の一つです。もしこうした主食に一工夫を加えるだけで、食後の血糖値の上がり方を穏やかにできるなら、無理なく続けられる食習慣の改善につながるかもしれません。今回紹介する研究では、発芽させたフェヌグリーク(Trigonella foe…
取得日: 2026年08月29日 01:25
過体重女性の高タンパク質置換食、体組成に良い変化と関連か 大規模試験の二次解析
体重を減らすための食事療法では、タンパク質を多く摂る戦略が体組成の改善に役立つ可能性が指摘されてきました。しかし、こうした高タンパク質戦略が長期的にどのように継続され、体組成とどう関連するのかについて、特に過体重の女性を対象にした知見はこれまで限られていました。今回、ACOORHという多施設共同のラ…
取得日: 2026年08月29日 01:25
黒参の「九蒸九曝」製法、香りはどう変化する? HS-GC-IMSで追跡した研究
朝鮮人参(高麗人参)を蒸しては乾かす工程を九回繰り返してつくる「黒参(こくじん)」は、中国や東アジアで古くから知られる加工人参の一種です。この蒸曝(じょうばく)を繰り返す過程で、人参特有の青臭さが弱まり、香ばしさや甘い香りが生まれてくることが経験的に知られていますが、その香り成分がどのタイミングで、…
取得日: 2026年08月29日 01:25
地中海食への意識と伝統的な乳製品・オリーブ食品の好みの関係を探る調査(キプロス)
地中海食は世界的に健康的な食事パターンの一つとして知られていますが、皮肉なことに、その発祥地とされる地中海沿岸の国々でも、この食事パターンを実践する人が減ってきていると言われています。今回、キプロスの研究チームが、成人を対象に地中海食への順守度と、伝統的な乳製品やオリーブ関連食品への好みとの関連を調…
取得日: 2026年08月29日 01:25
木の実で乳児に重い胃腸症状?非IgE性の食物アレルギー『FPIES』の症例報告
赤ちゃんに離乳食としてピーナッツや卵などのアレルギーを起こしやすい食品を早期に取り入れることが近年推奨されるようになり、それに伴って、じんましんなどの分かりやすい症状ではなく、遅れて繰り返す嘔吐を特徴とする『食物蛋白誘発性腸炎症候群(FPIES)』という非IgE性の食物アレルギーが注目されています。…
取得日: 2026年08月29日 01:25
発酵生姜エキス「6-パラドール」の摂取と内臓脂肪・体重への影響を調べた臨床試験
生姜に含まれる成分の中でも、6-パラドールという物質には脂肪酸を分解する働きがあることがこれまでの研究で示されてきました。今回紹介する論文は、この6-パラドールを一定量含むように作られた発酵生姜エキスを、健常な日本人成人が12週間摂取した場合に、内臓脂肪や体重にどのような変化が見られるかを調べたラン…
取得日: 2026年08月29日 01:25
血糖値だけじゃない:2型糖尿病の食事療法を心臓・肝臓のリスクまで見直す
2型糖尿病というと、まず血糖値のコントロールが思い浮かびます。しかし実際には、血糖の異常だけでなく、内臓脂肪の蓄積、インスリン抵抗性、脂質異常、高血圧、そして脂肪性肝疾患(MASLD、代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)などが同時に絡み合う、多因子性の『心代謝疾患』だと考えられています。今回紹介する総説は…
取得日: 2026年08月29日 01:25
持続可能な『EAT-ランセット食』への順守度と白内障の関連を調べたイランの研究
近年、地球環境への負荷を抑えながら人の健康を支える食事のあり方として『EAT-ランセット食』という考え方が提案されています。これは人間の栄養と環境の持続可能性を両立させることを目指して開発された基準食です。この食事パターンについて、これまで白内障との関連を調べた研究はありませんでした。今回、イランの…
取得日: 2026年08月29日 01:25