研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

コンビニの多さと高血圧に関連?韓国250地区を対象にした空間分析研究 研究論文OpenAlex韓国

コンビニの多さと高血圧に関連?韓国250地区を対象にした空間分析研究

コンビニエンスストアは、忙しい毎日の中で手軽に食事や飲み物を調達できる便利な存在です。一方で、コンビニで売られている食品にはエネルギー密度が高く栄養価が偏りがちなものも多く、身近にコンビニが多いことが食生活や健康にどのような関わりを持つのかは、これまであまり詳しく調べられてきませんでした。今回紹介す…

公開日: 2026年07月24日 02:33

非糖尿病の成人を対象に「CHG指数」と脂肪肝リスクの関連を調べた研究 研究論文DOAJ中国

非糖尿病の成人を対象に「CHG指数」と脂肪肝リスクの関連を調べた研究

健康診断で「肝機能」や「脂質」の数値を見て、コレステロールや血糖、肝臓の状態がどう関係しているのか気になったことはないでしょうか。近年、コレステロール・HDL(善玉コレステロール)・血糖値を組み合わせた「CHG指数」という新しい指標が、糖代謝や脂質代謝の乱れを反映する可能性がある指標として注目されて…

公開日: 2026年07月24日 02:27

母親の栄養知識と子どもの体格は関係する?就学前児童を対象にした横断研究を紹介 研究論文OpenAlexトルコ

母親の栄養知識と子どもの体格は関係する?就学前児童を対象にした横断研究を紹介

子どもの成長は、遺伝的な要因だけでなく、家庭の環境や親のかかわり方など、さまざまな要素が絡み合って形づくられていきます。中でも「親が子どもの食事にどうかかわるか」は、幼い子どもの食習慣や好みに大きな影響を与えると考えられています。今回紹介するのは、就学前の子どもを対象に、母親の栄養に関する知識と子ど…

公開日: 2026年07月23日 01:36

幼児期の『食の気難しさ』は、その後の食事の幅広さと関係するのか——2年間の追跡研究 研究論文OpenAlex中国

幼児期の『食の気難しさ』は、その後の食事の幅広さと関係するのか——2年間の追跡研究

子どもの食事について、好き嫌いが多い、少ししか食べない、食べるのに時間がかかる——こうした「食べ方のクセ」に心当たりのある保護者は多いのではないでしょうか。こうした食べ方の傾向は「食欲特性(appetitive traits)」と呼ばれ、子どもの食習慣やその後の食べ物の選び方に影響すると考えられてい…

公開日: 2026年07月23日 01:27

タイ農村部の2型糖尿病患者研究:血糖コントロールと関係が深いのは「知識」より「食事内容」? 研究論文OpenAlexタイ

タイ農村部の2型糖尿病患者研究:血糖コントロールと関係が深いのは「知識」より「食事内容」?

2型糖尿病の管理というと、まず思い浮かぶのは「栄養の知識をしっかり身につけること」かもしれません。糖尿病について正しく理解し、望ましい食事の考え方を持てば、日々の食行動も自然と改善し、血糖コントロールも良くなる——そう考えるのは自然なことです。しかし、知識や態度と実際の食行動、そして血糖コントロール…

公開日: 2026年07月21日 18:30

体重に関する『恥ずかしさ』の感情が、糖尿病患者の食事の幅を狭めている? 女性と高齢者で見られた関連 研究論文DOAJ

体重に関する『恥ずかしさ』の感情が、糖尿病患者の食事の幅を狭めている? 女性と高齢者で見られた関連

糖尿病の治療では、血糖コントロールのために食事内容が重要な役割を果たすとされています。その中で近年注目されているのが「体重スティグマ」という概念です。これは、自分の体重について他者から偏見の目で見られるのではないか、恥をかかされるのではないかという不安や、自分自身を否定的に評価してしまう感覚を指しま…

公開日: 2026年07月19日 20:29

肥満治療薬の「お腹の副作用」は食事指導と食物繊維で和らげられる? 新配合薬EMP16の小規模試験 研究論文DOAJスウェーデン

肥満治療薬の「お腹の副作用」は食事指導と食物繊維で和らげられる? 新配合薬EMP16の小規模試験

肥満治療のために処方される薬の中には、脂肪の吸収を抑えることで体重減少を助けるオルリスタットという薬があります。効果が期待できる一方で、油っぽい下痢やおならと一緒に脂が漏れてしまうといった消化器系の副作用が起きやすく、これが理由で治療を続けられなくなる人も少なくないと言われています。今回紹介する研究…

公開日: 2026年07月19日 20:28

肥満は「多系統疾患」——個別化医療と新世代薬剤がもたらす治療戦略の転換点 研究論文OpenAlexイタリア

肥満は「多系統疾患」——個別化医療と新世代薬剤がもたらす治療戦略の転換点

肥満というと「食べ過ぎ・運動不足による体重の増加」というイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし近年の研究では、肥満は単なる脂肪の蓄積にとどまらず、ほぼすべての生理機能や体内の恒常性維持の仕組みに影響を及ぼす、複雑で慢性的、かつ再発しやすい疾患であると捉えられるようになってきています。今回紹介す…

公開日: 2026年07月17日 19:39

「薬食同源」植物と高脂血症——伝統的な薬食材は脂質代謝にどう関わるのか 研究論文OpenAlex中国

「薬食同源」植物と高脂血症——伝統的な薬食材は脂質代謝にどう関わるのか

脂っこい食事や不規則な生活習慣が広がる中、世界的に高脂血症(血液中の脂質バランスが崩れた状態)を抱える人が増えていると言われています。こうした背景から近年注目されているのが「薬食同源(medicine-food homology、MFH)」と呼ばれる考え方です。これは、食品でありながら伝統的に薬とし…

公開日: 2026年07月16日 08:28

フードデリバリーは食の格差を縮めるのか、それとも広げるのか? 中国・杭州市に見るオンライン配達と都市食環境の関係 研究論文OpenAlex

フードデリバリーは食の格差を縮めるのか、それとも広げるのか? 中国・杭州市に見るオンライン配達と都市食環境の関係

スマートフォンひとつで好きな料理が自宅に届く「フードデリバリー」は、この十数年で世界中の都市生活に急速に浸透しました。従来、都市の食環境は「中心地システム」と呼ばれる考え方で説明されてきました。大きな繁華街や駅前には飲食店が集まり、郊外や周辺部にはそれほど多くの店がない、という階層的な分布です。徒歩…

公開日: 2026年07月16日 07:29

食物繊維は『やせ薬』の効果を後押しできるか——GLP-1と満腹感をめぐるスコーピングレビュー 研究論文DOAJオランダ

食物繊維は『やせ薬』の効果を後押しできるか——GLP-1と満腹感をめぐるスコーピングレビュー

「オゼンピック」「ウゴービ」といったGLP-1受容体作動薬は、食欲を抑える薬として世界的に注目を集めています。これらの薬は、本来体内で分泌される消化管ホルモン「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」の働きを模倣したものです。では、薬に頼らずとも、食事の工夫だけで自分自身のGLP-1分泌を高め、満腹…

公開日: 2026年07月15日 14:28

月経周期は食後血糖にどう影響する?夕食後に注目した若年女性の研究 研究論文OpenAlex

月経周期は食後血糖にどう影響する?夕食後に注目した若年女性の研究

女性の体は月経周期に伴って女性ホルモンの分泌パターンが大きく変化します。この変化が体温や食欲などに影響することはよく知られていますが、では「食事のあとの血糖値の上がり方」にも周期による違いがあるのでしょうか。今回紹介するのは、この疑問を若年女性を対象に調べた研究です。同じ内容の食事をとっても、月経周…

公開日: 2026年07月10日 18:28