研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
大学生の『栄養の知識』は健康的な生活習慣につながるのか?トルコの大学生400人を調べた横断研究
「栄養について正しい知識を持っていれば、自然と健康的な生活が送れるはず」——そう考える人は多いのではないでしょうか。食品パッケージの表示を正しく読み取れたり、栄養バランスの基本を理解していたりする「栄養リテラシー」は、健康的な食生活や生活習慣を支える力になると考えられてきました。しかし、知識と実際の…
取得日: 2026年07月08日 21:23
伝統的な植物性食品と持続可能な食事が心血管代謝疾患の予防に果たす役割とは―国際専門家グループによるコンセンサス声明を紹介
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」には、貧困や飢餓の解消、健康、教育、平等、気候変動対策など幅広いテーマが含まれています。今回紹介するのは、こうしたSDGsの達成と、心血管代謝疾患(心臓病や糖尿病など)をはじめとする慢性疾患の予防とを結びつけて論じた、国際栄養学会と第28回世界臨床栄養学…
取得日: 2026年07月08日 21:23
次世代プロバイオティクスは信頼されるか——技術革新と消費者心理をめぐる論文紹介
ヨーグルトなどでおなじみの「プロバイオティクス(体によいとされる微生物)」の世界は、いま大きく変わろうとしています。昔ながらの発酵菌に加えて、微生物の代謝産物だけを取り出した「ポストバイオティクス」や、遺伝子操作を加えた微生物株まで登場し、食品としての形も多様化しています。しかし、こうした新しい技術…
取得日: 2026年07月08日 21:23
サンザシ酢の風味と健康機能を高める新製法を機械学習で最適化、研究報告
お酢は昔から発酵食品として親しまれてきましたが、その原料や作り方によって含まれる成分や機能性が変わることが知られています。今回紹介するのは、中国などで薬用・食用として使われてきた果実「サンザシ」を使った酢、いわゆる「サンザシ酢」に関する研究です。サンザシ酢にはフェノール類などの成分が含まれており、健…
取得日: 2026年07月08日 18:25
イソフラボンを含む食事がマウスの乳がん免疫療法の効果を妨げる可能性、米国の研究チームが報告
近年、がん治療の分野で注目されている『免疫チェックポイント阻害療法』は、体本来の免疫の力を利用してがん細胞を攻撃する治療法です。その効果には腸内細菌のバランスが関わっているのではないか、という研究が近年数多く報告されています。特に、野菜や穀物などに含まれる『発酵性食物繊維』(腸内細菌のエサになりやす…
取得日: 2026年07月06日 16:25
神経伝達物質・食事・代謝の関係、研究の全体像は? 書誌計量分析で見えた現状と課題
「何を食べるか」が気分や思考力に影響するという話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。脳内で情報をやり取りする「神経伝達物質」は、栄養や代謝の状態と深く関わっているとされ、近年は「持続可能な脳の健康」という切り口からも注目されています。しかし、この分野の研究は実際にどれくらい蓄積され、ど…
取得日: 2026年07月05日 18:22
地中海式の食習慣・ライフスタイルと睡眠の質・不眠症の重さの関連は?10カ国4010人調査から
よく眠れないという悩みは、多くの人にとって身近なものです。睡眠は単に「何時間眠ったか」だけでなく、寝つきの良さ、途中で目が覚めないか、ぐっすり眠れた感覚があるかなど、いくつもの側面を持つ複雑な健康領域だと考えられています。そして、睡眠には生活習慣や心理的な状態、食事のとり方などさまざまな要因が関わっ…
取得日: 2026年07月04日 18:23
2型糖尿病とラクトフェリン——『炎症・腸・代謝』を同時にみる栄養研究の視点
糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌や働きに乱れが生じることで血糖値が高い状態が続く代謝の病気です。1型糖尿病は膵臓のβ細胞が自己免疫によって壊されることで起こり、多くは若い時期に発症します。一方で最も患者数が多いのが2型糖尿病で、インスリンの効きにくさ(インスリン抵抗性)とインスリン分泌の相対…
取得日: 2026年07月04日 18:23
植える間隔と収穫回数はステビアの生育にどう影響するか——2年間の圃場試験から
砂糖の代わりになる甘味植物として知られる「ステビア(Stevia rebaudiana)」。その葉には強い甘み成分が含まれており、世界各地で栽培研究が行われています。今回紹介するのは、ステビアをどのくらいの間隔で植えるか、また収穫を何回行うかによって、生育や収量がどのように変わるのかを調べたトルコの…
取得日: 2026年07月04日 03:23
食品にひそむ『ナノ』の世界――ナノテクノロジーは食の未来をどう変えるのか、最新レビュー論文が整理
「ナノ」とは10億分の1メートルという、目には見えないごく小さなスケールを指す言葉です。物質はこのサイズになると、エネルギー状態や反応性、表面積といった性質が、私たちが普段目にする大きさのものとは大きく異なってくることが知られています。こうした特性を利用して、原子や分子のレベルで新しい形の物質を作り…
取得日: 2026年07月03日 03:23
カザフスタンの伝統発酵乳製品、どんな乳酸菌がすんでいる? 地域ごとの菌叢を調べた研究
チーズやヨーグルトなど、発酵させてつくる乳製品には、乳酸菌をはじめとするさまざまな微生物が関わっています。こうした発酵食品は世界各地に独自の伝統があり、その土地ならではの菌が住み着いていることも少なくありません。今回紹介するのは、中央アジアのカザフスタンに伝わる伝統的な発酵乳製品や発酵飲料に、どのよ…
取得日: 2026年07月02日 05:24
ヨーグルト中のマイクロプラスチックはプロバイオティクスと保存でどう変化する?——探索的研究の報告
近年、乳製品を含むさまざまな食品からマイクロプラスチック(MP:微細なプラスチック粒子)が検出されるという報告が増えており、食品の安全性に関する関心が高まっています。ただし、MPが複雑な食品の中でどのようにふるまうのか、また乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクス(体に良いとされる微生物)とどの…
取得日: 2026年07月01日 23:24