研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
発芽させたミレット×アフリカパンノキの複合食、栄養と抗栄養成分はどう変わる?
離乳食や補完食の分野では、地域で入手しやすい穀物や果実を組み合わせて、栄養バランスの良い食品を作る試みが続けられています。今回紹介する研究では、西アフリカなどで親しまれている雑穀「ミレット(Pennisetum glaucum)」と、「アフリカパンノキ(Treculia africana)」という植…
取得日: 2026年08月01日 01:25
モリンガ・バンバラマメ・トウモロコシの混合粉、抗酸化・血糖管理サポートの機能性食品素材となる可能性
「捨てられがちな葉」や「あまり知られていない豆」が、実は栄養価に優れた食材だったという話を耳にすることがあります。今回紹介するのは、モリンガ(ワサビノキ)の葉粉末、バンバラマメ(アフリカ原産の豆類)、そして黄トウモロコシという3つの植物性素材を組み合わせた「混合粉(コンポジット・フラワー)」に関する…
取得日: 2026年07月31日 08:24
生姜に潜むアフラトキシンと重金属──ナイジェリアの流通経路を調べた研究と乳酸菌による解毒の試み
生姜(ジンジャー)は香辛料や健康志向の食材として世界中で親しまれていますが、栽培や乾燥、流通の過程でカビ毒(マイコトキシン)や重金属による汚染を受けやすい作物でもあります。特に「アフラトキシン」と呼ばれるカビ毒は、穀物やナッツ類の汚染で知られていますが、生姜のような根茎作物でも問題になり得ることが指…
取得日: 2026年07月30日 00:24
チョウザメの皮から高効率でコラーゲンペプチドを取り出す新手法とは
チョウザメと聞くとキャビアを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、その加工過程では皮も大量に副産物として出ます。チョウザメの皮にはコラーゲンが豊富に含まれていることが知られており、これを有効活用できれば、水産加工の廃棄物削減と、コラーゲンペプチドという素材の生産を同時に実現できる可能性があります。今…
取得日: 2026年07月23日 14:27
学童向け市販果汁飲料の品質を調査 ナイジェリアの研究、pHや糖度、微生物汚染を比較
子どもたちが日常的に口にする市販の果汁飲料は、どれくらい品質が管理されているのでしょうか。甘くて飲みやすい飲料は学校の売店や近所の店でも手軽に買えますが、その裏側にある酸性度や糖分、ミネラル、そして目に見えない微生物の状態まで意識することはあまりないかもしれません。今回紹介する論文は、ナイジェリア・…
取得日: 2026年07月16日 06:25
がん治療中の栄養サポート、何がわかっている? 15研究をまとめたスコーピングレビュー
がん治療を受けている患者さんにとって、「食べられない」「体重が減っていく」といった悩みは珍しくありません。栄養不良や、治療にともなう体の異化亢進(筋肉や脂肪が分解されやすくなる状態)は、治療の効果や経過に影響しうることが知られています。では、栄養面からのサポートは実際にどのような形で行われ、どんな効…
取得日: 2026年07月12日 04:26
プロバイオティクスは腸だけじゃない? 食の安全・健康・環境をつなぐ役割を整理した総説論文
「プロバイオティクス」と聞くと、ヨーグルトや乳酸菌飲料などお腹の調子を整える食品を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実はこの分野の研究は、19世紀末にロシアの科学者エリー・メチニコフが「乳酸菌が長寿につながるのではないか」と考えたことに端を発すると言われています。そこから100年以上を経て、…
取得日: 2026年07月12日 04:26
ナイジェリアのヤギ肉、重金属濃度と健康リスクを調査した研究
肉料理の材料として世界各地で親しまれているヤギ肉。しかし家畜が育つ環境によっては、土壌や飼料に含まれる重金属が体内に蓄積し、それを食べる人の健康に影響を及ぼす可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、ナイジェリアで飼育される「在来種」と「北部種」という2種類のヤギ品種を対象に、その肉や内臓に含ま…
取得日: 2026年07月10日 18:24
アフリカの主食タロイモ、生産量は世界一なのに研究では取り残されている?
タロイモ(サトイモ科、学名Colocasia esculenta)と聞いてピンとこない人も多いかもしれませんが、アフリカでは「ココヤム」とも呼ばれ、何百万もの人々の食料安全保障を支える重要な作物です。それにもかかわらず、研究の世界ではあまり注目されてこなかった「オーファンクロップ(見過ごされてきた作…
取得日: 2026年07月10日 01:23
綿実に秘められた栄養と抗酸化パワーを調べた研究
綿花といえば衣類の繊維を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、その種子である「綿実(わたみ、コットンシード)」は、繊維を採ったあとに残る副産物として扱われ、これまで十分に活用されてこなかったといいます。しかし綿実には栄養やフィトケミカル(植物由来の機能性成分)が豊富に含まれている可能性があり、今回紹…
取得日: 2026年07月04日 19:22
2型糖尿病と食事療法:機能性食品・栄養補助食品は「みんなの健康」に役立つのか
納豆やヨーグルトのような発酵食品、全粒穀物、豆類。こうした「体に良さそう」な食品や、サプリメントの形で売られる栄養補助食品(ニュートラシューティカル)は、2型糖尿病の予防や管理に役立つ食事の選択肢として注目を集めています。しかし、こうした食品や補助食品は、本当にすべての人にとって役立つものなのでしょ…
取得日: 2026年07月01日 21:23
サハラ以南アフリカの薬剤耐性問題、鍵は「栄養」にあり? 伝統食と腸内環境をめぐる考察論文
抗菌薬(いわゆる抗生物質)が効かなくなる「薬剤耐性(AMR)」は、世界的に懸念が高まっている健康課題です。とくにサハラ以南アフリカ(SSA)ではその影響が大きいとされ、2021年には同地域でAMRに関連する死亡が約92万3000人、AMRが直接の原因と考えられる死亡が約20万9000人にのぼったと報…
取得日: 2026年07月01日 21:23