研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
食事から皮膚へ:栄養性皮膚疾患をアーユルヴェーダの考え方から捉え直す総説
皮膚は体の中で最も大きな臓器で、外界から体を守るだけでなく、体温調節や免疫、水分の保持などにも関わっています。皮膚の細胞は絶えず入れ替わり、その維持にはたんぱく質、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどが継続的に必要です。そのため、栄養状態の乱れは皮膚の状態にも表れることがあります。こうした栄養の不足や…
公開日: 2026年10月16日 23:01
食事・運動・AI相談を医療者の見守りでつなぐ糖尿病支援アプリ「AIDCare」の技術的検証
糖尿病の管理では、食事の内容、体の動かし方、血糖値などの体の状態を日々把握することが欠かせません。論文によると、食事中の炭水化物は食後の血糖値を大きく左右し、一緒にとる食物繊維やたんぱく質は糖の吸収を緩やかにします。しかし、食事を紙やアンケートで記録する従来の方法では、思い出し違いや量の見誤りが起き…
公開日: 2026年10月15日 07:16
ダージリンのヒマラヤ地域に伝わる「アサラ」魚の伝統的な保存法を記録した研究
インド東部ヒマラヤのダージリン地方では、冷たい渓流にすむスノートラウト(シゾトラックス属の魚)が「アサラ」と呼ばれ、食用として親しまれています。魚は傷みやすい食品であり、冷蔵設備が限られ市場への輸送にも時間がかかる山間部では、昔から乾燥や塩漬け、燻製、発酵などで保存されてきました。
公開日: 2026年10月15日 06:10
水域のマイクロプラスチックは魚介類へどう届くのか――取り込み、影響、食の安全をめぐる知見の整理
プラスチックごみは海や河口、川や湖に広く蓄積し、紫外線や波の力、摩耗などで細かく砕けていきます。こうしてできる、一般に5ミリメートル未満とされる小さな粒子が「マイクロプラスチック」です。分解されにくく、生き物の体に入り込みやすいことから、重要な環境問題になっています。
公開日: 2026年10月15日 05:39
食品添加物について消費者はどう考えているか:294人へのアンケート調査
加工食品や包装食品には、日持ちをよくしたり、味や色、食感を整えたりするために、さまざまな食品添加物が使われています。添加物は使用が認められる前に安全性の評価を受けますが、人工着色料や保存料、甘味料などが健康に悪いのではないかと考える消費者は今も少なくありません。また、食品の表示は大切な情報源である一…
公開日: 2026年10月14日 11:30
ツルムラサキ(Basella alba)を栄養豊富な葉物野菜として見直す論文
この論文は、ツルムラサキ(学名 Basella alba、英名マラバール・スピナッチ)を、栄養価が高いのに十分に活用されていない葉物野菜として取り上げています。ツルムラサキは成長の速いつる性の植物で、熱帯や亜熱帯の地域で広く栽培されています。
公開日: 2026年10月14日 10:02
タミル・ナードゥ州の食事に合わせた経管栄養用「食品ピラミッド」をつくり検証するための研究計画
がんの治療、とくに頭頸部(口・のど・首まわり)のがんの手術などを受けた患者さんは、飲み込みにくさ、口の中の粘膜の炎症、かむ力の低下などにより、口から十分に食べられなくなることがあります。このような場合、手術後の時期には、鼻から胃まで通した細い管(ライルス管と呼ばれる経鼻胃管)を使って栄養を送る「経管…
公開日: 2026年10月14日 08:12
アーユルヴェーダの「相容れない食べ合わせ」と自己免疫・アレルギー疾患の関係を現代医学の知見から読み解く文献レビュー
インドの伝統医学アーユルヴェーダには、「ヴィルッダ・アーハーラ(Viruddha Ahara)」と呼ばれる考え方があります。直訳すると「相容れない食事」で、組み合わせや調理法、食べる状況などが体に合わない食事を指し、さまざまな病気の重要な原因の一つとされてきました。古典医学書『チャラカ・サンヒター』…
公開日: 2026年10月14日 07:47
発芽緑豆をマイクロ波で加熱したフレークを小規模生産した場合の採算性の試算
豆類は比較的安価な植物性たんぱく質の供給源です。しかし、緑豆(学名 Vigna radiata L.)は、粒のまま、ダール(豆を煮込んだ料理)、もやしとして食べられることが多く、長時間水に浸して煮る手間がかかります。
公開日: 2026年10月13日 22:21
果物・野菜の加工残さに含まれる健康機能成分の可能性を整理した総説
世界で果物や野菜の生産が増えるにつれ、収穫、加工、流通、消費後の各段階で、皮、種、搾りかす、さやなどの残さが大量に出るようになりました。著者らによると、これらの多くは廃棄物として扱われ、埋め立て地に運ばれることも少なくありません。その結果、環境への負荷となるだけでなく、価値を持つかもしれない資源を失…
公開日: 2026年10月13日 22:03
ケララ州の薬用米・香り米は消化されやすさがどう違うか 粒の色と品種タイプを試験管内消化で比較した研究
食後の血糖値の上がりやすさを示す指標に「グリセミック指数(GI)」があります。基準となる食品と比べて、同じ量の炭水化物を食べたあと血糖値がどれだけ上がるかを表すものです。精白した白米は消化が速く、GIが高い食品とされることが多い一方、米の品種によってでんぷんの性質や含まれる成分には大きな差があります…
公開日: 2026年10月13日 07:15
ハーブ抽出物などを配合した「認知・目の健康サポートグミ」の試作と品質評価
学生や働く人の多くが、一日中スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を使っています。著者は、こうした長時間の画面使用が目の疲れ、集中力の低下、頭の疲れにつながっていると述べています。そのうえで、自然由来で安全性が高く健康によいと考えられることから、ニュートラシューティカル(健康維持を目的とした食品…
公開日: 2026年10月12日 23:35