研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

肉を食べる頻度と高齢者のフレイルとの関連――中国・南京市の地域在住高齢者を対象とした調査 研究論文OpenAlex中国

肉を食べる頻度と高齢者のフレイルとの関連――中国・南京市の地域在住高齢者を対象とした調査

フレイルとは、加齢に伴って心身の働きが弱まり、健康を損ないやすくなった状態を指します。高齢者に多く、生活の質に大きく影響します。一方で、フレイルは良くなったり悪くなったりと揺れ動く状態でもあります。そのため研究チームは、日常生活の中で変えられる要因を見つけることが予防や対策の手がかりになると考えまし…

公開日: 2026年10月08日 00:15

腸のバリアと透過性を調節する「ゾヌリン」経路:構造・免疫・食事要因を整理した総説 研究論文OpenAlexスペイン

腸のバリアと透過性を調節する「ゾヌリン」経路:構造・免疫・食事要因を整理した総説

腸の内側は、食べ物に由来する物質や腸内細菌、毒素などに常にさらされています。腸の壁は、こうした腸管内の内容物と体内の免疫細胞を隔てる「バリア」として働いており、その健全さは免疫のバランスを保つうえで欠かせないとされています。このバリアの制御が失われ、腸の壁が物質を通しやすくなった状態は「腸管透過性の…

公開日: 2026年10月08日 00:11

持続可能なスポーツ栄養の習慣と、競技者の心の強さ・回復感・自己評価パフォーマンスの関係を調べた研究 研究論文OpenAlex台湾

持続可能なスポーツ栄養の習慣と、競技者の心の強さ・回復感・自己評価パフォーマンスの関係を調べた研究

環境への配慮を含む「持続可能な食事」は、スポーツ栄養の分野でも関心を集めています。食事はエネルギーの確保や疲労からの回復、睡眠や気分などに関わるため、競技者にとっては環境の問題であると同時に、日々の準備や回復を支える生活習慣でもあります。

公開日: 2026年10月08日 00:04

燻製魚フレークを作る家庭工房に、油切りと真空包装の技術を導入した地域支援活動の報告 研究論文OpenAlexインドネシア

燻製魚フレークを作る家庭工房に、油切りと真空包装の技術を導入した地域支援活動の報告

インドネシア・スラバヤ市の沿岸部ケンジェラン地区には、水産物を加工する小規模な家内工業があります。そのひとつが、燻製マグロを原料に「アボン」と呼ばれる味付けの魚フレークを作る、家族経営の「ASIAP」です。アボンは魚の身をほぐして調味し、炒って揚げることで乾いた田麩(でんぶ)状に仕上げる保存性のある…

公開日: 2026年10月08日 00:01

地域の食堂「デポ・サリ・ラサ」の販売戦略を探った研究 研究論文OpenAlexインドネシア

地域の食堂「デポ・サリ・ラサ」の販売戦略を探った研究

客に商品を知ってもらい、買ってもらい、また来てもらう。そのために事業者が計画的に行う一連の取り組みを、論文は「マーケティング戦略」と呼んでいます。

公開日: 2026年10月07日 23:57

ソーセージの脂肪を魚の油で置き換える試み:文献レビューが示す可能性と課題 研究論文OpenAlexロシア

ソーセージの脂肪を魚の油で置き換える試み:文献レビューが示す可能性と課題

ソーセージなどの加工肉は手軽で人気がありますが、豚の脂身など陸上動物の脂肪を多く使うため、飽和脂肪酸やコレステロールが多くなりがちです。論文はこうした伝統的な製法のソーセージについて、飽和脂肪酸とコレステロールの多さが心血管疾患や肥満のリスクを高める要因と関連づけられる、という問題意識から出発してい…

公開日: 2026年10月07日 23:54

エチオピア東部ディレダワの都市部で、思春期の若者の約7人に1人が不健康な食品を毎日購入:関連する要因を調べた地域調査 研究論文OpenAlexエチオピア

エチオピア東部ディレダワの都市部で、思春期の若者の約7人に1人が不健康な食品を毎日購入:関連する要因を調べた地域調査

砂糖や脂肪、塩分が多く栄養素の少ない食品を食べる習慣は、低・中所得国の若者の間で広がりつつあり、公衆衛生上の課題とされています。思春期(10〜19歳)は食習慣が形づくられ、大人になっても続きやすい時期です。

公開日: 2026年10月07日 23:49

英国の清涼飲料税と砂糖入り飲料を10代前半はどう受け止めているか:計画的行動理論を使ったフォーカスグループの再分析 研究論文OpenAlexイギリス

英国の清涼飲料税と砂糖入り飲料を10代前半はどう受け止めているか:計画的行動理論を使ったフォーカスグループの再分析

英国では、10代の若者が砂糖入り飲料を特に多く飲む世代の一つとされています。英国政府は子どもの肥満対策の一つとして、2016年に「清涼飲料業界税(SDIL)」を発表し、2018年4月に導入しました。この税は消費者ではなく飲料メーカーを対象とするもので、メーカーが飲料の配合を見直し、砂糖の量を減らすよ…

公開日: 2026年10月07日 23:46

ヴィーガン食の人と雑食の人を4年の間隔で2回比べたドイツの追跡調査 研究論文OpenAlexドイツ

ヴィーガン食の人と雑食の人を4年の間隔で2回比べたドイツの追跡調査

肉や魚、卵、乳製品など動物性の食品を一切とらないヴィーガン食は、ドイツでも実践する人が増えています。これまでの研究からは、2型糖尿病や心臓病などに対して好ましい可能性が示される一方、骨密度が低めになりやすいことや、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンB2(リボフラビン)、ヨウ素、カルシウム、鉄、亜鉛…

公開日: 2026年10月07日 23:41

ブラジルの発酵食品から得た乳酸菌によるL-グルタミン酸生産:菌株の選抜と培養条件の検討 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジルの発酵食品から得た乳酸菌によるL-グルタミン酸生産:菌株の選抜と培養条件の検討

L-グルタミン酸は、自然界に多く存在するアミノ酸の一つです。体内の窒素代謝にかかわるほか、うま味のもととなる成分として食品産業で広く使われています。工業生産は主に微生物の発酵で行われ、中心となっているのはコリネバクテリウム・グルタミカムという細菌です。一方で、別の特性も備えた生産菌を探す研究も続いて…

公開日: 2026年10月07日 23:33

食品と腸内細菌、脳のつながりを食品科学の視点から整理した総説 研究論文OpenAlexガーナ

食品と腸内細菌、脳のつながりを食品科学の視点から整理した総説

私たちが食べるものが腸内細菌のはたらきを変え、それが脳にも影響しうるという考え方は「食事・腸内細菌叢・脳の軸」と呼ばれ、近年研究が急速に増えています。腸内細菌叢とは、腸の中にすむ多種多様な細菌の集まりのことです。

公開日: 2026年10月07日 21:36

綿実油の成分は品種と搾油法のどちらで変わるのか――11品種を圧搾法と溶剤抽出法で比較した研究 研究論文OpenAlexトルコ

綿実油の成分は品種と搾油法のどちらで変わるのか――11品種を圧搾法と溶剤抽出法で比較した研究

綿花の種子(綿実)からとれる綿実油は、綿産業の副産物として食用油の原料になります。食用にする際には精製され、サラダ油や調理油のほか、マーガリンやソースなどの材料としても使われています。

公開日: 2026年10月07日 06:36