研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
高炭水化物・高脂肪の食事パターンと肥満、その関連は男女で異なるのか——タイの成人を対象にした横断研究
「炭水化物を摂りすぎると太る」「脂肪の多い食事は肥満のもと」——こうしたイメージは広く知られていますが、その関連の強さが男性と女性で違うのかどうかは、あまり注目されてきませんでした。特にアジアの人々を対象にしたデータはまだ限られています。今回紹介するのは、タイ・バンコクの成人を対象に、高炭水化物食・…
取得日: 2026年07月24日 02:23
アイスランドコンブ由来のバイオ肥料、エアロポニック栽培のインゲンマメにどう働く?
近年、農業の現場では化学肥料に頼りすぎない栽培方法への関心が高まっています。その一つが、海藻を原料とした「バイオ肥料」の活用です。今回紹介する研究は、アスコフィルム・ノドサム(Ascophyllum nodosum)という海藻由来のバイオ肥料を、インゲンマメ(Phaseolus vulgaris L…
取得日: 2026年07月23日 16:25
サペラ種ヤギの血液成分から見えてきた「乳をたくさん出せる体」の代謝の特徴とは
ヤギの乳は、チーズやヨーグルトなど世界各地の食文化を支える身近な畜産物のひとつです。同じ品種のヤギでも、乳をたくさん出せる個体とそうでない個体がいますが、その違いがどのような体内の代謝と結びついているのかは、まだよく分かっていない部分が多く残されています。今回紹介する研究は、サペラ種という乳用ヤギを…
取得日: 2026年07月23日 02:24
幼児期の『食の気難しさ』は、その後の食事の幅広さと関係するのか——2年間の追跡研究
子どもの食事について、好き嫌いが多い、少ししか食べない、食べるのに時間がかかる——こうした「食べ方のクセ」に心当たりのある保護者は多いのではないでしょうか。こうした食べ方の傾向は「食欲特性(appetitive traits)」と呼ばれ、子どもの食習慣やその後の食べ物の選び方に影響すると考えられてい…
取得日: 2026年07月23日 01:24
ボスニア・ヘルツェゴビナでの調査に見る乳糖不耐症の実態—牛乳よりヨーグルトが優しい理由とは
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする、という経験がある方は少なくないでしょう。これは「乳糖不耐症」と呼ばれる現象に関係していると言われています。乳糖(ラクトース)は哺乳類の乳だけに含まれる炭水化物で、母乳や牛乳の重要な成分の一つです。人がこれを摂取すると、小腸にある「 β-ガラクトシダーゼ(ラクターゼ)」…
取得日: 2026年07月23日 01:24
海の仕事と血圧の関係——インド沿岸漁業従事者を対象とした調査から
漁業は世界各地で食料や雇用を支える重要な産業ですが、船上での長時間労働や不規則な食生活、厳しい環境にさらされる働き方は、体にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。今回紹介する研究は、インド・タミルナードゥ州の沿岸漁業従事者を対象に、食生活や生活習慣が血圧にどう関わっているのかを調べたものです。漁…
取得日: 2026年07月23日 01:24
産地が違えばクワの実の成分も変わる? トルコのマルベリー抗酸化成分を比較した研究
マルベリー(Morus属、和名クワ)は、実だけでなく葉・樹皮・枝までもが世界各地の伝統医療で利用されてきた植物です。利尿作用や血糖・血圧に関わる民間療法の素材として使われてきた歴史があり、その働きの背景には果実に含まれるさまざまな活性成分が関わっていると考えられています。では、同じ種類のマルベリーで…
取得日: 2026年07月23日 01:24
水田に堆肥液? 化学肥料の一部を『嫌気性消化液』に置き換える稲作実験
コメは世界中で食べられている主食のひとつですが、その生産には多くの化学肥料が使われています。近年では、家畜のふん尿や生ごみなどを微生物によって分解する『嫌気性消化』というプロセスから出てくる液体(嫌気性消化液、ADE)を、肥料として再利用しようという動きが注目されています。廃棄物をうまく循環させなが…
取得日: 2026年07月23日 01:24
ライチ果樹園でミツバチはどこから花粉を集めているのか―DNAバーコーディングで探る採餌の時空間パターン
甘くみずみずしい果物として知られるライチ。その花が咲く時期、果樹園ではセイヨウミツバチ(Apis mellifera)が忙しく花粉や蜜を集めています。ミツバチはライチの受粉を助ける重要な存在ですが、実際にどの花からどれくらいの花粉を集めているのか、そしてそれが果樹園の場所や時期によってどう変わるのか…
取得日: 2026年07月23日 01:24
トルコ産オリーブ・オリーブオイルの「地理的表示」、世界はネットでどれだけ検索している? デジタル関心を国別に分析した研究
チーズやワイン、生ハムなどで「〇〇地方産」という産地表示を見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。EU(欧州連合)には、特定の産地で伝統的な方法で作られた食品を保護する「地理的表示(GI)」という制度があり、トルコ産のオリーブやオリーブオイルの一部もこの制度に登録されています。しかし、せっか…
取得日: 2026年07月23日 01:24
母親の栄養知識と子どもの体格は関係する?就学前児童を対象にした横断研究を紹介
子どもの成長は、遺伝的な要因だけでなく、家庭の環境や親のかかわり方など、さまざまな要素が絡み合って形づくられていきます。中でも「親が子どもの食事にどうかかわるか」は、幼い子どもの食習慣や好みに大きな影響を与えると考えられています。今回紹介するのは、就学前の子どもを対象に、母親の栄養に関する知識と子ど…
取得日: 2026年07月23日 01:24
住んでいる地域の「豊かさ」と食事の質、その関係は一様ではない?カナダの全国調査から
私たちが日々何を食べるかは、個人の好みや知識だけでなく、住んでいる地域の環境にも影響されると考えられています。たとえば近所にスーパーや生鮮食品店が少ない、あるいは経済的に厳しい世帯が多い地域では、食生活が変わってくるのではないか、という視点です。こうした「地域の剥奪(deprivation)」と食事…
取得日: 2026年07月23日 01:24