研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
捨てられていた黄精の葉に、抗生物質による下痢を和らげる働き?マウス実験で腸内細菌への作用を調査
抗生物質は感染症治療に欠かせない薬ですが、腸内の細菌を『無差別に』攻撃してしまうため、下痢などの副作用(抗生物質関連下痢、AAD)を招くことがあります。腸内細菌のバランスが崩れると、短鎖脂肪酸(酢酸やプロピオン酸、酪酸など、腸内細菌が食物繊維を分解して作る物質)の産生量が減り、腸のバリア機能や免疫の…
公開日: 2026年09月02日 11:37
大豆タンパク質の『泡立ちやすさ』を決めるのは何か——溶けやすさと凝集状態に注目した基礎研究
豆乳フォームやプラントベースのホイップトッピング、代替卵など、大豆タンパク質を使った食品には『きめ細かく安定した泡』が求められる場面が多くあります。しかし同じ『大豆タンパク質』という原料でも、メーカーやロットによって泡立ち方にばらつきがあることは、食品開発の現場でよく知られた課題です。オランダのワー…
公開日: 2026年09月02日 11:33
アップサイクル食品、パッケージの見せ方次第で消費者の受け止め方が変わる
賞味期限が近い食材や製造工程で余った副産物などを活用してつくられる「アップサイクル食品」は、食品ロス削減の手段として注目されています。ただし、こうした食品が実際に選ばれるかどうかは、原材料がどのように活かされているかという価値が消費者の目に直接見えないぶん、パッケージの伝え方に大きく左右されると考え…
公開日: 2026年09月02日 11:28
テングサ由来の寒天にウコン成分クルクミンを配合、魚の切り身の保存に役立つ生分解性フィルムを研究
スーパーで魚や肉を包んでいるプラスチック容器やラップは、便利な一方で自然界では分解されにくく、環境中に長期間残ってしまうことが課題とされています。こうした石油由来プラスチックの代替として近年注目されているのが、海藻などの天然素材から作る生分解性フィルムです。長崎大学などの研究グループは、日本で「テン…
公開日: 2026年09月02日 11:24
せんべいが『口の中でとろける』感覚の正体とは — 咀嚼中の食塊変化を機械で再現した研究
米菓(せんべい)を食べたとき、噛むほどにサクサクした欠片がまとまり、やがて口の中でほどけていくような『口どけ』の良さを感じることがあります。この感覚がどのような仕組みで生まれているのかは、これまで十分に解明されていませんでした。今回、口どけの強さが異なる4種類の米菓を対象に、咀嚼中に食べ物が唾液と混…
公開日: 2026年09月02日 10:41
ヤンニョムの乳酸菌発酵による品質の安定した発酵タイプのキムチ開発
このページは、J-STAGE掲載資料の書誌情報のみを案内しています。
公開日: 2026年09月02日 10:29
担子菌の発酵能を利用した機能性チョコレートの開発
このページは、J-STAGE掲載資料の書誌情報のみを案内しています。
公開日: 2026年09月02日 10:26
グアの種子、品種によって栄養価や粘りに大きな差──15系統を比較した研究
グア(Cyamopsis tetragonoloba)という豆科植物をご存じでしょうか。主に夏に栽培される作物で、種子の胚乳部分に含まれるガラクトマンナンという多糖類は「グアガム」として抽出され、食品の増粘剤や安定剤として幅広く使われています。さらに種子を包む胚芽や種皮はタンパク質を多く含み、飼料や…
公開日: 2026年09月02日 09:39
低い日照が『カルシウム果実』の甘い香りを遅らせる? 中国原産の果樹Cerasus humilisを使った研究
Cerasus humilis(セラサス・フミリス)は中国原産の多年生落葉低木で、果実に含まれるカルシウム量が一般的な果物の中でも際立って多いことから『カルシウム果実』とも呼ばれています。経済的にも生態的にも栄養的にも価値が高い果樹とされていますが、近年は施設栽培(ハウスなどで光環境を管理しながら育…
公開日: 2026年09月02日 09:29
高食物繊維小麦粉パンの12週間摂取、腸内環境と免疫指標への影響を検証
風邪をひきやすい、便通が少ない、疲れやすいといった自覚のある健常な成人を対象に、食物繊維を多く含む小麦粉(HAW)を使ったパンを12週間食べ続けてもらい、腸内細菌の構成や免疫に関わる指標がどう変化するかを調べた研究です。HAWにはレジスタントスターチなどの発酵性食物繊維が含まれており、これを分解する…
公開日: 2026年09月02日 09:25
カッテージチーズスプレッドにハーブ成分をカプセルで加える研究、最適な配合比は?
ヨーグルトやチーズなどの乳製品に、ビタミンや抗酸化成分を含むハーブ由来の素材を加えて栄養価を高める試みが世界各地で研究されています。しかし、こうした成分をそのまま混ぜると、製品の風味や食感を損なったり、保存中に成分が分解してしまったりする課題があります。今回紹介する研究では、ハーブ由来の生理活性物質…
公開日: 2026年09月02日 07:39
マグロの『冷やす仕組み』はどこまで機能しているか——コールドチェーンの現場を数値で評価する試み
マグロは水揚げされてから加工・輸出されるまで、一貫して低温に保たれて初めて品質が保たれる。この『コールドチェーン(低温物流)』が漁業者側(アップストリーム)と加工業者側(アグロインダストリー、ダウンストリーム)でバラバラに評価されがちだという課題に着目し、両者を一つの物差しで測ろうとした研究がある。…
公開日: 2026年09月02日 07:32