研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

江戸から明治の都市の人々は、本当に『質素な食事』だったのか?書籍に残された毛髪が語る意外なミネラル事情 研究論文OpenAlex

江戸から明治の都市の人々は、本当に『質素な食事』だったのか?書籍に残された毛髪が語る意外なミネラル事情

江戸時代から明治時代にかけて、都市に暮らす庶民の食事は、米を主食に海の魚を添える、いわば「シンプルな食事」だったとよく言われます。しかし、そのような一見質素に見える食生活で、体に必要なミネラルは十分にまかなえていたのでしょうか。今回、サイエンティフィック・リポーツ誌に、この長年の疑問にユニークな方法…

取得日: 2026年08月20日 02:21

超低カロリー食でも「タンパク質多め」なら筋肉は守れる? 7日間の比較試験 研究論文OpenAlex

超低カロリー食でも「タンパク質多め」なら筋肉は守れる? 7日間の比較試験

短期間で体重を落としたいとき、真っ先に食事量を大きく減らす方法を思い浮かべる人は多いはずです。しかし極端にカロリーを制限すると、体脂肪だけでなく筋肉などの「除脂肪軟部組織(LST)」まで一緒に失われてしまうことが知られています。では、その食事の中身、特にタンパク質の量を工夫すれば、この筋肉の減少を防…

取得日: 2026年08月19日 01:24

低体重の若い女性、血清尿酸値は「筋肉の量」より「筋肉の力」と関係? 島根大学の横断研究 研究論文OpenAlex

低体重の若い女性、血清尿酸値は「筋肉の量」より「筋肉の力」と関係? 島根大学の横断研究

「尿酸」と聞くと、痛風など数値が高すぎることによる健康問題を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし尿酸は本来、体内で作られる抗酸化物質のひとつで、酸化ストレスを抑えたりエネルギー代謝に関わったりする役割も担っています。近年、この尿酸が骨格筋(体を動かす筋肉)の健康と関連しているのではないかという…

取得日: 2026年08月16日 17:23

術後の腸内環境を支える新しい乳酸菌?Leuconostoc属菌の可能性を探る研究 研究論文OpenAlex

術後の腸内環境を支える新しい乳酸菌?Leuconostoc属菌の可能性を探る研究

手術のあと、体力の回復とともに気になるのが「感染症」のリスクです。実は、手術によって腸内細菌のバランスが乱れることが、術後の感染合併症につながる可能性があると考えられており、これを防ぐ手段としてプロバイオティクス(体によい影響を与えるとされる生きた微生物)やシンバイオティクス(プロバイオティクスと、…

取得日: 2026年08月14日 06:24

ミルクタンパク質でコーティングした中鎖脂肪酸トリグリセリド、ケトン体産生への影響を検証 研究論文OpenAlex

ミルクタンパク質でコーティングした中鎖脂肪酸トリグリセリド、ケトン体産生への影響を検証

中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)は、肝臓で分解されてケトン体という物質を生み出しやすい油として知られており、認知機能や身体機能の改善に役立つ可能性が報告されています。今回紹介する研究では、このMCTの微粒子をミルクタンパク質でコーティングすることで、腸での吸収が変わり、ケトン体産生への効果も変化す…

取得日: 2026年08月12日 19:23

セロリジュースを長持ちさせる新技術? 低温プラズマ処理の可能性を探る研究 研究論文OpenAlex

セロリジュースを長持ちさせる新技術? 低温プラズマ処理の可能性を探る研究

搾りたてのセロリジュースは、クロロフィルやポリフェノールといった健康志向の消費者に人気の成分を豊富に含む一方で、非常に傷みやすいという弱点があります。加熱による殺菌は保存性を高めますが、熱に弱い栄養成分を損なう可能性があるため、加熱を伴わない新しい保存技術が求められてきました。今回紹介する研究では、…

取得日: 2026年08月12日 19:23

青年期・若年成人の『食事とストレス』、その関連を量で見る ― 日本の地域調査から 研究論文OpenAlex

青年期・若年成人の『食事とストレス』、その関連を量で見る ― 日本の地域調査から

「野菜をよく食べる人はストレスに強い」「パンや麺類ばかりだと疲れやすい」――そんな話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。しかし、こうした食習慣とこころ・からだの状態との関係は、実際にはどの程度、どのような形で結びついているのでしょうか。食事と気分の関係を調べる研究分野では、食事がメンタルヘル…

取得日: 2026年08月11日 23:23

「食べて感じる」をデザインする? 咀嚼シミュレーターが拓く食品開発の新しい視点 研究論文OpenAlex

「食べて感じる」をデザインする? 咀嚼シミュレーターが拓く食品開発の新しい視点

おいしい、楽しい、なつかしい——食べ物は味や栄養だけでなく、私たちにさまざまな感情ももたらします。しかも、その感情は一口目から噛んで飲み込むまでの間、刻一刻と変化していきます。もしこの「食べながら移り変わる感情」を科学的にとらえ、意図的に設計できるとしたら、食品開発はどう変わるでしょうか。今回紹介す…

取得日: 2026年08月10日 18:23

食品選びの優先順位は性格を映す?――14万人調査から見えたパーソナリティとの関連 研究論文OpenAlex

食品選びの優先順位は性格を映す?――14万人調査から見えたパーソナリティとの関連

「健康を優先して食べ物を選ぶ人」もいれば、「とにかく美味しさや気分を優先する人」「手軽さを重視する人」もいます。こうした食品選びの優先順位は、単なる好みの違いだけでなく、その人のパーソナリティ(性格特性)と関係しているのでしょうか。今回紹介する研究は、日本の大規模なデータを用いて、食品選択に関する価…

取得日: 2026年08月10日 00:23

麺類中心の食生活と腸内細菌「アッカーマンシア」の関係——日本人高齢者786人の調査から 研究論文OpenAlex

麺類中心の食生活と腸内細菌「アッカーマンシア」の関係——日本人高齢者786人の調査から

近年、腸内細菌のなかでも「Akkermansia muciniphila(アッカーマンシア・ムシニフィラ)」という菌が注目されています。腸の粘膜を覆う粘液(ムチン)を分解して暮らす菌で、海外の研究では健康との関連が話題になることが多い菌です。ただし、その存在量は人種や地域によって差があることが知られ…

取得日: 2026年08月08日 23:23

母親向けにAIが個別化した将来リスクを見せて栄養相談する試み——小児肥満予防の新しいアプローチを検証 研究論文OpenAlex

母親向けにAIが個別化した将来リスクを見せて栄養相談する試み——小児肥満予防の新しいアプローチを検証

子どもの肥満は、大人になってからの生活習慣病リスクに長く影響すると考えられており、できるだけ早い時期からの働きかけが重要とされています。とはいえ「将来太りやすいかもしれません」と漠然と言われても、多くの保護者にとっては実感が湧きにくいものです。もし、わが子の将来の体格リスクを個別に予測し、それをもと…

取得日: 2026年08月08日 23:23

経口セマグルチドで2型糖尿病患者の食事に変化は?食塩摂取量にも注目した観察研究 研究論文OpenAlex

経口セマグルチドで2型糖尿病患者の食事に変化は?食塩摂取量にも注目した観察研究

2型糖尿病の治療薬として使われるGLP-1受容体作動薬は、血糖値を下げる効果に加えて体重を減らす効果があることが知られています。しかし、実際に薬を使い始めた患者さんの「何を、どれくらい食べているか」という食事の中身や、体の中の脂肪と筋肉のバランスがどう変わるのかについては、まだよくわかっていない部分…

取得日: 2026年08月08日 13:24