研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
大学キャンパス周辺で売られる牛肉ミートボールの病原菌とホルマリンを調べた研究
インドネシアでは「バクソ」と呼ばれる肉団子料理が広く好まれ、手軽に食べられることから大学の周辺でも多く売られています。研究チームは、マカッサル国立大学(UNM)パランタンブン・キャンパスの周辺で販売されている牛肉のバクソについて、病原性細菌の汚染と、食品への使用が禁じられているホルマリンの有無を調べ…
公開日: 2026年10月13日 06:32
中学生のエネルギー・たんぱく質摂取量、身体活動と栄養状態の関係:インドネシア・スラカルタの中学校での調査
思春期は、子どもから大人へ移り変わる時期です。急な身長の伸びや筋肉量の増加が起こるため、エネルギーや栄養素の必要量が増えます。一方、ファストフードや甘い飲み物をよくとる、食事を抜くといった食習慣の変化に、体を動かす量の少なさが重なると、取り込むエネルギーと使うエネルギーの釣り合いが崩れます。その結果…
公開日: 2026年10月13日 06:29
北ブトン県の幼児の発育阻害(スタンティング)と、動物性たんぱく質の摂取・妊娠中の母親の慢性的なエネルギー不足との関連を調べた研究
スタンティングとは、栄養不足や感染症の繰り返しなどによって、子どもの身長が年齢に比べて低くなる発育の障害です。世界保健機関(WHO)の基準では、同じ年齢・性別の標準と比べて身長が大きく下回る(標準偏差でマイナス2未満)場合をスタンティングとしています。長期間の栄養不足を反映しており、母親のおなかの中…
公開日: 2026年10月13日 06:22
甘い飲食物を食べる習慣と小学生のむし歯の関連:インドネシア・バリ島デンパサールの小学校での調査
むし歯は学齢期の子どもに多い口の健康問題で、食事や睡眠、授業中の集中、人と話すときの自信にまで影響しうると論文は述べています。むし歯には多くの要因が関わりますが、生活の中で変えられる要因の一つが、むし歯の原因になりやすい飲食物をどれくらい頻繁にとるかという食習慣です。こうした飲食物は「う蝕原性(うし…
公開日: 2026年10月13日 06:01
インドネシアの職業高校生における甘い飲み物・食習慣と血糖値の関連を調べた研究
2型糖尿病は、かつては大人の病気と考えられがちでしたが、10代の若者にも見られるようになっています。その背景として、生活習慣の変化、特に砂糖を加えた飲み物の多飲や偏った食習慣が指摘されています。
公開日: 2026年10月13日 05:44
インドネシアの無償栄養給食プログラム向けに、重みを調整できるTOPSIS方式の献立推薦ウェブシステムを開発
インドネシアでは、国の栄養状態の改善を目的とする無償栄養給食(MBG)プログラムが進められています。著者らによると、このプログラムの成果は、食事を届けることだけでなく、栄養上の必要量に見合った献立を選べるかどうかにも左右されます。献立の候補はそれぞれ性質が異なり、複数の観点から同時に比べる必要がある…
公開日: 2026年10月13日 05:40
生後6〜24か月の発育阻害児における食事の多様性と重症度の関係:インドネシア・中部ロンボク県での調査
「発育阻害(スタンティング)」とは、長期にわたる栄養不足などにより、子どもの身長(乳児では寝かせて測る身長)が年齢に比べて大きく下回る状態を指します。世界保健機関(WHO)の成長基準では、同じ年齢の子どもの標準値から標準偏差2つ分以上低い場合に発育阻害とされます。妊娠から2歳までのいわゆる「最初の1…
公開日: 2026年10月13日 05:37
インドネシアの小学生の食物繊維摂取量と、母親の食リテラシー・世帯の食料安全保障との関連
家庭で何を買い、どう調理し、子どもに何を食べさせるかを決めるうえで、母親は大きな役割を担っていることが多いとされます。この研究は、母親の「食リテラシー」が、世帯の食料安全保障や子どもの食事の質とどう関連しているかを調べたものです。食リテラシーとは、栄養に関する情報を手に入れ、理解し、日々の食事の選択…
公開日: 2026年10月13日 05:20
機能性食品は痛風にどう関わるのか――尿酸と炎症をめぐる研究を整理したレビュー
痛風性関節炎は、血液中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続き、尿酸が「尿酸ナトリウム」という結晶になって関節などにたまることで起こる炎症性の病気です。尿酸値を下げる薬や炎症を抑える薬は効果がある一方、副作用、薬を続けにくいこと、発作の再発といった課題が残っていると著者らは述べています。
公開日: 2026年10月13日 05:13
トウモロコシでんぷんにウコン抽出物とグリセロールを加えた可食性フィルムの配合を調べた研究
石油由来のプラスチック包装は丈夫で軽く便利ですが、自然には分解されにくく、廃棄物の蓄積や環境汚染の原因になっています。そこで、自然に分解されやすい素材で食品を包む方法が研究されています。その一つが「可食性フィルム(エディブルフィルム)」です。食品と一緒に食べられる薄い膜で、水分や気体の出入り、微生物…
公開日: 2026年10月12日 23:28
インドネシアのハラール食品研究はどう広がってきたか――論文データから全体像をたどる計量書誌分析
ハラール食品とは、イスラム教の教えに照らしてムスリムが口にしてよいとされる食べ物や飲み物のことです。原材料が許されたものかどうかだけでなく、どこから調達し、どう製造・保管・流通させたかまで含めて問われます。さらに近年は、安全で健康的、品質の良い食べ物であることを重視する「タイイブ」という考え方と結び…
公開日: 2026年10月12日 11:52
短時間の無酸素処理は野生食用キノコ「アストラエウス・オドラトゥス」の鮮度保持にどう影響するか
Astraeus odoratus(アストラエウス・オドラトゥス)は、タイ北部・東北部で広く食べられている野生の食用キノコです。独特の食感と風味が好まれています。雨季にしか採れないため、栽培キノコより高値で取引されます。一方で、常温ではおよそ1〜2日しか日持ちしません。呼吸が盛んで水分が多く、乾燥や…
公開日: 2026年10月12日 10:08