研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

アクアポニクスのカリウム不足問題に飼料添加物で挑む――ティラピア×レタスの研究 研究論文OpenAlexトルコ

アクアポニクスのカリウム不足問題に飼料添加物で挑む――ティラピア×レタスの研究

魚を育てながら同じ水で野菜を育てる「アクアポニクス」は、資源循環型の農業として注目されています。魚の排泄物が野菜の肥料になるという仕組みですが、実はこの循環にはひとつ弱点があります。それは、野菜の生育に欠かせないミネラルである「カリウム(K)」が、魚だけを育てる水槽の水には十分な量が含まれていないこ…

取得日: 2026年07月01日 02:01

頭頸部がん患者向け経腸栄養剤、飲みきりタイプでも粉末タイプと同等の効果か 少人数試験の結果 研究論文OpenAlexタイ

頭頸部がん患者向け経腸栄養剤、飲みきりタイプでも粉末タイプと同等の効果か 少人数試験の結果

のどや口、鼻など「頭頸部」にがんができた患者さんは、腫瘍そのものの影響や、手術・放射線治療・化学療法による副作用、体内の炎症などが原因で、食事が十分にとれなくなることが少なくありません。報告によっては、こうした患者さんの2割から7割にも栄養不足がみられるとされています。口から十分な栄養をとれない場合…

取得日: 2026年07月01日 02:01

オリーブ葉エキスは不安症状や炎症に影響するか?過体重の女性を対象にした予備的臨床試験 研究論文OpenAlexメキシコ

オリーブ葉エキスは不安症状や炎症に影響するか?過体重の女性を対象にした予備的臨床試験

不安を感じやすいことと、体重が増えやすいこと。この二つは一見別々の問題に見えますが、実は体の中で「慢性的な軽い炎症」という共通の土台でつながっている可能性が指摘されています。こうした背景から、抗酸化作用や抗炎症作用を持つとされるポリフェノールを含む植物由来成分に注目が集まっており、その一つがオリーブ…

取得日: 2026年07月01日 02:01

オクラ摂取は血圧や脂質、炎症にどう影響する? 2型糖尿病患者らを対象としたメタ解析 研究論文OpenAlex中国

オクラ摂取は血圧や脂質、炎症にどう影響する? 2型糖尿病患者らを対象としたメタ解析

オクラ(Abelmoschus esculentus)は、食物繊維やフラボノイド、抗酸化物質を豊富に含む伝統的な野菜として知られています。血糖コントロールや脂質代謝、炎症を改善する可能性が指摘されてきましたが、これまでの臨床研究の結果は一貫していませんでした。今回、前糖尿病、2型糖尿病、糖尿病性腎症…

取得日: 2026年07月01日 02:01

コーヒーかす「カスカラ」を発酵で活かす——コーヒーチェリーパルプの新たな活用法とは 研究論文OpenAlexタイ

コーヒーかす「カスカラ」を発酵で活かす——コーヒーチェリーパルプの新たな活用法とは

コーヒー豆を作る過程では、実は豆の周りの果肉部分が大量に廃棄されています。この果肉部分は「コーヒーチェリーパルプ」や「カスカラ」と呼ばれ、コーヒー加工における主要な副産物です。近年、この廃棄物同然だった部分に、フェノール化合物(植物由来の抗酸化物質の一種)や食物繊維など、さまざまな生理活性成分が含ま…

取得日: 2026年07月01日 00:24

竹の子漬けの乳酸菌は、腸の中で「触媒」だった 研究論文OpenAlex中国

竹の子漬けの乳酸菌は、腸の中で「触媒」だった

自分では酪酸を作らない。それなのに、酪酸を作る腸内細菌を増やす——そんな乳酸菌が、中国・浙江省の山間部で古くから作られてきた「竹の子漬け」の漬け汁から見つかりました。2026年6月、微生物学の国際誌に報告された話です。

取得日: 2026年06月25日 18:23

捨てられていた葉が、発酵でよみがえる 研究論文OpenAlex台湾

捨てられていた葉が、発酵でよみがえる

農家の畑の隅に、収穫のあとも使われずに残る葉がある。台湾在来の植物「アカザ(Chenopodium formosanum)」の葉もそのひとつだ。果実や種子が注目される一方で、葉は農業副産物として長らく見向きもされてこなかった。ところが2026年6月に発表された研究が、この「使われない葉」がコンブチャ…

取得日: 2026年06月25日 08:15

夏バテの入り口は腸にある――βグルカン研究が示す新たな視点 研究論文OpenAlex中国

夏バテの入り口は腸にある――βグルカン研究が示す新たな視点

夏の体調不良は、単なる「暑さで食欲が落ちた」では説明しきれない場合があります。最新の研究が指し示すのは、熱ストレスが腸の壁そのものを傷つけ、そこから全身へ炎症が波及するという連鎖です。そしてその連鎖を食品由来の成分が断ち切れるかもしれない――そんな可能性を示した研究が、2026年6月に栄養学の国際誌…

取得日: 2026年06月21日 08:38

皮ごと食べると変わる?ぶどうとブルーベリーの新研究 研究論文OpenAlexイギリス

皮ごと食べると変わる?ぶどうとブルーベリーの新研究

果物の皮を剥く、その一手間が、実は栄養の観点から見ると「何かを手放している」行為かもしれない——そんな視点を提供する研究が2026年6月、栄養学誌ニュートリエンツに発表されました。

取得日: 2026年06月21日 08:38

ビタミンCと心臓——50歳・高血圧で変わる研究の景色 研究論文OpenAlex中国

ビタミンCと心臓——50歳・高血圧で変わる研究の景色

ビタミンCは体に良い——そう聞いて異論を唱える人は少ないはずです。コラーゲンの合成に必要な水溶性ビタミンとして、日本人の食事摂取基準でも摂取が推奨されています。ところが、「50歳以上・高血圧がある」という条件に絞ると、研究上の景色がやや違って見えてくる——そんな報告が2026年6月に発表されました。…

取得日: 2026年06月20日 13:45

ヌクレオチドと腸・免疫——25年・710論文が示す誠実な答え 研究論文OpenAlex中国

ヌクレオチドと腸・免疫——25年・710論文が示す誠実な答え

細胞が分裂するたびに、体は設計図のコピーを作る。その材料の一つが「ヌクレオチド」と呼ばれる成分です。DNAやRNAを構成する基本単位であり、腸の粘膜や免疫細胞のように入れ替わりの速い組織では特に需要が高いとされます。体内でも合成されますが、食事からも取り込まれる——そうした「体の外から補う」ヌクレオ…

取得日: 2026年06月20日 13:45

納豆・豆腐・おから、続けることの意味——イソフラボンと糖尿病リスクの大規模追跡研究 研究論文OpenAlex中国

納豆・豆腐・おから、続けることの意味——イソフラボンと糖尿病リスクの大規模追跡研究

大豆に含まれるイソフラボンを多く摂っていた人ほど、2型糖尿病の新規発症が少なかった——中国の大規模栄養調査をもとにした前向きコホート研究が、そのような静かな傾向を示しています。

取得日: 2026年06月17日 18:40