研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

モロッコの競技者におけるサプリメント利用――全国規模の探索的調査 研究論文OpenAlexモロッコ

モロッコの競技者におけるサプリメント利用――全国規模の探索的調査

スポーツの現場では、パフォーマンスの向上や疲労からの回復、栄養の不足を補う目的で、いわゆる栄養補助食品(サプリメント)が広く使われています。研究チームによれば、これらの製品は健康面と倫理面の双方で懸念を伴い、とりわけ「意図しないドーピング」のリスクが問題になります。論文は先行研究を引きながら、スポー…

公開日: 2026年09月25日 15:15

L-プロリンを1日最大12グラム、4週間とった場合の安全性を調べた試験 研究論文OpenAlex

L-プロリンを1日最大12グラム、4週間とった場合の安全性を調べた試験

L-プロリンは、肉や乳製品、卵など日常の食品に含まれるアミノ酸で、体内でもアルギニンやグルタミンなどからつくられます。たんぱく質の材料になるだけでなく、グルタミン酸の前駆体としても働き、皮膚や血管、結合組織の主成分であるコラーゲンに多く含まれる成分でもあります。

公開日: 2026年09月25日 15:11

ウェアラブル端末を用いた生活習慣プログラムが高齢者の認知・身体機能に与える影響を調べた無作為化試験 研究論文OpenAlex

ウェアラブル端末を用いた生活習慣プログラムが高齢者の認知・身体機能に与える影響を調べた無作為化試験

認知機能の低下を防ぐ取り組みとして現在もっとも有力とされているのが、運動・睡眠・栄養など複数の領域に同時に働きかける「多領域生活習慣プログラム」です。ただし研究チームは、こうしたプログラムが対面での集中的な指導を前提としており、多くの人に広げるのが難しいという課題を挙げています。

公開日: 2026年09月24日 21:40

急激な減量と体重回復が柔道選手の酸化ストレスと筋損傷の指標に与える影響 研究論文OpenAlexトルコ

急激な減量と体重回復が柔道選手の酸化ストレスと筋損傷の指標に与える影響

柔道やレスリングのような階級制競技では、より軽い階級で戦うために、公式計量の直前に短期間で体重を落とす「急速減量」が広く行われています。計量後は競技開始までのわずかな時間で水分や食事を摂り、体重を戻す「急速体重回復」が続きます。研究チームは、こうした短期間の体重変動が体の中で何を起こしているのかに注…

公開日: 2026年09月23日 07:01

アスリート向けの食事の質指標「DQI-Athletes」を開発し、内容妥当性を検証した研究 研究論文OpenAlexインド

アスリート向けの食事の質指標「DQI-Athletes」を開発し、内容妥当性を検証した研究

アスリートに推奨される食事の内容は、競技の種類によって異なります。そのため、すべての人に同じ基準を当てはめると、競技や体重階級の異なるアスリートの「食事の質」を正確にとらえられない可能性があります。著者らは例として、パワー系の競技と技術系の競技の選手に同一の指針を適用すると、採点が実態と合わなくなる…

公開日: 2026年09月22日 03:58

精神的疲労後のeスポーツ選手の競技パフォーマンス回復と栄養補助食品の比較研究 研究論文OpenAlex中国

精神的疲労後のeスポーツ選手の競技パフォーマンス回復と栄養補助食品の比較研究

eスポーツの競技では、長時間の集中によって脳が疲れる「精神的疲労(メンタル・ファティーグ)」が起こり、プレーの精度が落ちると考えられています。この研究で研究チームは、精神的疲労が生じた後のeスポーツ選手が、競技に必要な中核的な能力をどの程度取り戻せるのかを、複数の栄養補助食品の間で比較することを目的…

公開日: 2026年09月21日 06:17

減量にともなう骨の減少はなぜ起きるのか——総説論文が整理したしくみと対策 研究論文OpenAlexアメリカ

減量にともなう骨の減少はなぜ起きるのか——総説論文が整理したしくみと対策

肥満の管理には減量がすすめられます。しかし著者らは、体重が減ると骨の代謝回転(骨が壊され作り替えられる速さ)が高まり、骨密度と骨の質が下がることを指摘しています。ここでいう骨の質とは、骨の内部構造、形状、強さのことです。この総説は、カロリー制限によって骨にどのような変化が起きるのか、その仕組みと、変…

公開日: 2026年09月21日 06:04

入院患者の食事提供と栄養管理におけるデジタル技術の活用状況を整理した系統的スコーピングレビュー 研究論文OpenAlex中国

入院患者の食事提供と栄養管理におけるデジタル技術の活用状況を整理した系統的スコーピングレビュー

病院では、患者が食事を注文する仕組み、食べた量の記録、測定の自動化、医療者の判断を支える情報提供、そして給食業務の流れなど、さまざまな場面でデジタル技術の利用が広がっています。しかし著者らは、これらの技術に関する証拠が、機器としての精度、業務の流れ、栄養面、臨床面といった異なる観点にまたがって断片的…

公開日: 2026年09月19日 12:20

食事の「炎症のなりやすさ」と骨密度の関係——2型糖尿病の成人を対象にした米国調査の分析 研究論文OpenAlex中国

食事の「炎症のなりやすさ」と骨密度の関係——2型糖尿病の成人を対象にした米国調査の分析

日々の食事は、体内の炎症の状態を高める方向にも、抑える方向にも働くと考えられています。この「食事全体がどれだけ炎症を起こしやすい内容か」を数値にしたものが、食事炎症指数(DII:Dietary Inflammatory Index)です。スコアが高いほど炎症を促しやすい食事、低いほど炎症を抑えやすい…

公開日: 2026年09月19日 12:01

心不全患者と医療者は「低栄養リスク」をどう捉えているか——インタビュー調査からの報告 研究論文OpenAlex中国

心不全患者と医療者は「低栄養リスク」をどう捉えているか——インタビュー調査からの報告

心不全は心臓の病気が進んだ状態で、入院や死亡の割合が高く、医療費の負担も大きい病気だと論文は説明しています。著者らによれば、心不全の患者では低栄養が多くみられ、外来か入院か、また評価方法によって幅はあるものの、その割合は20〜80%と報告されてきました。低栄養は心臓の働きをさらに悪化させ、感染や再入…

公開日: 2026年09月19日 06:50

看護師による電話での生活習慣支援は体組成をどう変えたか——PREDIPHONE試験の二次解析 研究論文OpenAlexスペイン

看護師による電話での生活習慣支援は体組成をどう変えたか——PREDIPHONE試験の二次解析

糖尿病予備群(前糖尿病)と過体重・肥満は、代謝に関わる健康リスクと強く結びついているとされます。なかでも内臓脂肪は中心的な役割を果たすと考えられています。運動と健康的な食事を組み合わせた生活習慣への働きかけは体組成の改善に有効ですが、著者らによれば、その多くは人手や時間などの資源を多く必要とするもの…

公開日: 2026年09月18日 17:42

災害・感染症流行時に向けた「栄養バランスのとれた献立」づくり――ホテル療養施設での事例研究 研究論文OpenAlex

災害・感染症流行時に向けた「栄養バランスのとれた献立」づくり――ホテル療養施設での事例研究

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行期、日本では病床が不足したため、症状の軽い患者がホテルに滞在して療養する仕組みがとられました。しかし、そこで提供される食事の栄養価が乏しいという報告がありました。ホテルの従業員は、回復期にある人に向けて栄養バランスを考えた食事を用意した経験がなかった…

公開日: 2026年09月18日 09:48