研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
発芽大麦にバイオプライミング処理、フェノール類とビタミンB群が増強―ラットでの神経行動への影響を検証
大麦を発芽させると栄養価が変わることは知られていますが、発芽前の種子に特定の微生物を接種する「バイオプライミング」という処理を加えると、さらに成分が変化する可能性があります。今回紹介する研究では、この微生物バイオプライミングという手法を使って大麦の発芽抽出物の成分を変化させ、その機能性を調べています…
取得日: 2026年08月01日 01:25
果物廃棄物堆肥や厩肥は土づくりに役立つか?トマトと後作ホウレンソウでの検証
野菜や果物の生産現場では、収穫後に出る規格外品や皮・芯などの「果物廃棄物」をどう活用するかが課題になっています。化学肥料であるNPK肥料(窒素・リン酸・カリウムを含む肥料)だけに頼るのではなく、こうした廃棄物を堆肥化して土に還すことができれば、資源の有効活用と土づくりの両立につながるかもしれません。…
取得日: 2026年07月31日 13:24
ビタミンとポリフェノールの組み合わせは老化のエピジェネティック制御に影響するか——総説論文の紹介
私たちの体は年齢を重ねるにつれて少しずつ変化していきますが、その変化の背後には、DNAの配列そのものではなく、遺伝子の働き方を調節する「エピジェネティクス」という仕組みが関わっていることが近年注目されています。DNAのメチル化やヒストン修飾といったエピジェネティックな変化は、老化や加齢関連疾患と深く…
取得日: 2026年07月31日 09:24
1型糖尿病と食事、腸のバリア機能・炎症マーカーの関係を探る研究
1型糖尿病は、体内の免疫の働きによって膵臓のインスリンを作る細胞が損なわれることで起こる病気として知られています。近年、腸内細菌のバランスの乱れ(いわゆる腸内フローラの乱れ)や、体内で慢性的に続く軽度の炎症が、こうした病気の背景に関わっている可能性があるとして研究が進められてきました。そして、その腸…
取得日: 2026年07月31日 08:24
食事性スペルミジンの摂取量と前立腺がんの関係を大規模コホートで検証
スペルミジンは、大豆製品や熟成チーズ、きのこ類、全粒穀物などに含まれるポリアミンの一種で、細胞の働きに関わる成分として知られています。近年、食品からのスペルミジン摂取が健康や寿命に関連するのではないかという関心が広がっており、がんとの関わりについても研究が進められてきました。しかし、前立腺がんとの関…
取得日: 2026年07月31日 08:24
ヤマブシタケ(ライオンズマン)の生理活性成分を総説論文がまとめて整理
脳の健康や物忘れ対策への関心が高まるなか、キノコの一種「ヤマブシタケ(ライオンズマン)」が話題にのぼることがあります。見た目が白く長い毛のような突起で覆われたこのキノコは、アジアの伝統医療で古くから用いられてきました。今回紹介するのは、このヤマブシタケに含まれる生理活性成分や、それらを取り出す抽出方…
取得日: 2026年07月31日 08:24
スリランカの食生活と胃食道逆流症、どんな食品や習慣が関係する?――1200人規模の地域調査
胸やけや酸味の込み上げといった症状で知られる胃食道逆流症(GERD)は、日常的な食事や生活習慣との関連がよく話題になる消化器の不調です。ただし、どの食品や食習慣が症状と結びつきやすいのかについては、これまでの研究間で結果が一致しないことも多く、地域や食文化によって傾向が異なる可能性が指摘されてきまし…
取得日: 2026年07月31日 08:24
ケニアの若年母親と母体栄養支援:インフォーマル居住地でのコミュニケーションを探る研究
妊娠中や産後の栄養は、母親と赤ちゃん双方の健康に関わる大切なテーマです。しかし十分な情報や支援を受けられるかどうかは、住んでいる環境によって大きく左右されます。特に都市の「インフォーマル居住地」と呼ばれる、正式な都市計画の外にあるような密集した居住地域では、若い母親たちが妊婦健診(アンテナタルケア)…
取得日: 2026年07月31日 08:24
ナッツは「体にいい」と分かっていても食べない?トルコの大学生調査から見える壁
ナッツ類は不飽和脂肪酸を多く含み、健康的な食品として広く知られています。しかし「体にいいと分かっている」ことと「実際に日常的に食べる」ことの間には、ズレがあるのではないか——特に、お金の使い方に制約が多い若い世代ではどうなのか。この素朴な疑問に取り組んだのが、トルコの大学生を対象にした今回の研究です…
取得日: 2026年07月31日 08:24
高齢者の飲み込みを支える機能性グミ? ブドウ搾りかす抽出物を使った新しい研究
年齢を重ねると、食べ物や飲み物を飲み込む力が少しずつ弱くなることがあります。これは「プレスビファジア(presbyphagia)」と呼ばれる加齢に伴う嚥下機能の変化で、65歳以上の人に多くみられるとされています。むせやすくなったり、硬い食品や液体をうまく飲み込めなくなったりするため、安全に食べられる…
取得日: 2026年07月31日 08:24
『三重の栄養不良』に挑む、インド伝統の樹「マフア」の可能性を探る研究紹介
世界には、栄養が足りていない「低栄養」と、カロリーの摂りすぎによる「過栄養」、そしてビタミンやミネラルが不足する「微量栄養素欠乏」という、一見矛盾するような3つの栄養問題が同時に存在する地域があります。これは「三重の栄養不良負担」と呼ばれ、特に食料へのアクセスが限られる地域社会にとって大きな課題とさ…
取得日: 2026年07月31日 08:24
モリンガ・バンバラマメ・トウモロコシの混合粉、抗酸化・血糖管理サポートの機能性食品素材となる可能性
「捨てられがちな葉」や「あまり知られていない豆」が、実は栄養価に優れた食材だったという話を耳にすることがあります。今回紹介するのは、モリンガ(ワサビノキ)の葉粉末、バンバラマメ(アフリカ原産の豆類)、そして黄トウモロコシという3つの植物性素材を組み合わせた「混合粉(コンポジット・フラワー)」に関する…
取得日: 2026年07月31日 08:24