研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

清涼飲料水の種類と子どもの近視進行に関連はあるか、上海での4年間の追跡調査 研究論文OpenAlex中国

清涼飲料水の種類と子どもの近視進行に関連はあるか、上海での4年間の追跡調査

スマートフォンやタブレットの普及とともに、子どもや青少年の近視は世界的に大きな健康課題となっています。近視の原因としては、屋外活動の時間や近業(近くを見る作業)の多さなどがよく知られていますが、近年は食生活、特に飲み物の種類との関連にも研究者の関心が向けられています。今回紹介する論文は、中国・上海で…

取得日: 2026年07月18日 17:26

植物性食品の『買いたい』を左右するのは中身か、パッケージか?—消費者心理を探るパイロット研究 研究論文OpenAlex中国

植物性食品の『買いたい』を左右するのは中身か、パッケージか?—消費者心理を探るパイロット研究

健康や環境への意識の高まりから、植物由来の食品(プラントベースフード)を選ぶ人が増えてきたと言われています。しかし、消費者が実際にこうした食品を「買いたい」と思う気持ちや、それが日々の健康的な食習慣につながるかどうかは、どんな要因によって決まるのでしょうか。今回紹介するのは、この疑問を心理学的なモデ…

取得日: 2026年07月18日 17:26

格闘技アスリートの減量期、腸内環境をプロバイオティクスで支えられるか——新研究の紹介 研究論文OpenAlex中国

格闘技アスリートの減量期、腸内環境をプロバイオティクスで支えられるか——新研究の紹介

柔道やレスリング、ボクシングなど階級制の格闘技では、試合前に体重を絞り込む『減量』が広く行われています。短期間で体重を落とすため、食事量や水分摂取を極端に制限することも多く、その結果として腹痛や下痢、消化不良といった消化器症状に悩まされる選手が少なくないと言われています。こうした急速減量が腸の状態に…

取得日: 2026年07月17日 19:25

エモジン処理でコイの病原菌への抵抗力に変化 腸内細菌叢との関連を多角的に解析 研究論文OpenAlex中国

エモジン処理でコイの病原菌への抵抗力に変化 腸内細菌叢との関連を多角的に解析

魚の養殖では、細菌感染による病気の広がりが大きな課題になっています。中でもAeromonas hydrophila(エロモナス・ハイドロフィラ)という細菌は、養殖魚に腸炎を引き起こす代表的な病原体として知られており、水産物の安全性にも関わる存在です。これまで対策として抗生物質が使われてきましたが、耐…

取得日: 2026年07月17日 02:24

フードデリバリーは食の格差を縮めるのか、それとも広げるのか? 中国・杭州市に見るオンライン配達と都市食環境の関係 研究論文OpenAlex中国

フードデリバリーは食の格差を縮めるのか、それとも広げるのか? 中国・杭州市に見るオンライン配達と都市食環境の関係

スマートフォンひとつで好きな料理が自宅に届く「フードデリバリー」は、この十数年で世界中の都市生活に急速に浸透しました。従来、都市の食環境は「中心地システム」と呼ばれる考え方で説明されてきました。大きな繁華街や駅前には飲食店が集まり、郊外や周辺部にはそれほど多くの店がない、という階層的な分布です。徒歩…

取得日: 2026年07月16日 07:25

紅茶づくりの技でチャンチンの葉が変わる? マウス実験で腸炎への影響を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

紅茶づくりの技でチャンチンの葉が変わる? マウス実験で腸炎への影響を調べた研究

チャンチン(Toona sinensis)は、若葉が食材や伝統的な薬用食品として使われてきた植物で、ポリフェノールやフラボノイドを豊富に含むことが知られています。近年、これらの成分には炎症を抑える可能性があるとされていますが、乾燥や発酵といった「加工方法」の違いが、その機能性にどう影響するのかは、こ…

取得日: 2026年07月16日 06:25

「薬食同源」植物と高脂血症——伝統的な薬食材は脂質代謝にどう関わるのか 研究論文OpenAlex中国

「薬食同源」植物と高脂血症——伝統的な薬食材は脂質代謝にどう関わるのか

脂っこい食事や不規則な生活習慣が広がる中、世界的に高脂血症(血液中の脂質バランスが崩れた状態)を抱える人が増えていると言われています。こうした背景から近年注目されているのが「薬食同源(medicine-food homology、MFH)」と呼ばれる考え方です。これは、食品でありながら伝統的に薬とし…

取得日: 2026年07月16日 06:25

リンゴへのセレン葉面散布、回数の違いで果実品質はどう変わる? 「魯麗」リンゴを用いた研究 研究論文OpenAlex中国

リンゴへのセレン葉面散布、回数の違いで果実品質はどう変わる? 「魯麗」リンゴを用いた研究

果物の栄養価や味を高めるための工夫として、育成中の作物に微量元素を「葉面散布」する方法が研究されています。今回紹介するのは、必須微量元素のひとつであるセレン(Se)を、中国で栽培される「魯麗(ルーリー)」というリンゴ品種の葉に散布し、その回数を変えることで果実の品質がどのように変化するかを調べた研究…

取得日: 2026年07月16日 06:25

スマホ写真とAIで羊肉スライスの「本物・加工・再構成」を見分ける試み 研究論文OpenAlex中国

スマホ写真とAIで羊肉スライスの「本物・加工・再構成」を見分ける試み

スーパーや飲食店で売られている羊肉のスライス肉。実は、そのすべてが「そのままの肉」とは限りません。加工処理を施した肉や、複数の肉片を結着させて成形した「再構成肉」が、本物の羊肉スライスと似た見た目で流通しているケースがあり、消費者にはなかなか見分けがつきません。こうした不正な混入や表示の問題は、食の…

取得日: 2026年07月16日 05:25

オカラの食物繊維、砕き方を変えると使い勝手が変わる? 物理的な加工法を比較した研究 研究論文OpenAlex中国

オカラの食物繊維、砕き方を変えると使い勝手が変わる? 物理的な加工法を比較した研究

豆腐づくりの過程で生まれる「オカラ」は、大豆由来の食物繊維を豊富に含む一方で、そのままでは水分を多く含み、加工しにくいことから廃棄されることも少なくない副産物です。しかし近年は、オカラに含まれる不溶性食物繊維(IDF)を機能性素材として活用する研究が進んでいます。今回紹介する論文は、オカラ由来の不溶…

取得日: 2026年07月12日 17:25

口の中の細菌が血糖・脂質バランスと関わる? 口腔マイクロバイオームから見た代謝異常研究の最前線 研究論文OpenAlex中国

口の中の細菌が血糖・脂質バランスと関わる? 口腔マイクロバイオームから見た代謝異常研究の最前線

健康診断で血糖値やコレステロール値が気になる、という方は多いのではないでしょうか。糖や脂質の代謝がうまくいかなくなる状態は「糖脂質代謝異常」と呼ばれ、心血管疾患のリスクや死亡率の増加と関連することが知られています。医学研究が進んでも、こうしたリスクを早期に、しかも簡便に見つける方法はまだ十分に確立さ…

取得日: 2026年07月12日 05:25

家庭の食品ロス研究、その視点は世界の一部に偏っている?―2011~2025年の文献をたどるスコーピングレビュー 研究論文OpenAlex中国

家庭の食品ロス研究、その視点は世界の一部に偏っている?―2011~2025年の文献をたどるスコーピングレビュー

「食品ロスを減らそう」という呼びかけは、世界中で見聞きするようになりました。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の中にも、2030年までに小売・消費段階での一人当たり食品廃棄量を半減させるという目標(SDGターゲット12.3)が掲げられています。家庭から出る食品ロス、いわゆる「家庭系食品廃棄」は、こ…

取得日: 2026年07月12日 04:26