最新記事一覧
データに基づく独自の成分分析や、旬の食材・行事食のコラムなど、食品に関する最新記事をお届けします。
はちみつの甘さの主役は、実は果糖でした
8月3日は「八(はち)・三(みつ)」の語呂合わせにちなむ「はちみつの日」でした。少し過ぎてしまいましたが、夏の疲れが出てくるのはむしろこれからです。やさしい甘さでほっとひと息つかせてくれるはちみつを、あらためて見直してみましょう。
2026年08月10日 16:27
じゃがいもとキャベツ、加熱で消えるCと消えない酸味
ビタミンCといえば果物、と思われがちです。ところがじゃがいも(皮なし・生)は100gあたりビタミンC28mg、キャベツ(生)は38mg。主菜の脇役になりがちなこの二つにも、地味ながらしっかり収載されています。
2026年08月10日 16:27
ビタミンEの一種γ-トコフェロール、油は二派に分かれる
ビタミンEの一種であるγ-トコフェロールが多い食品を上から並べると、5品ともほとんどが油脂類でした。ここで並べているのはγ-トコフェロールの順位で、食事摂取基準がビタミンEとして基準値を定めているα-トコフェロールの順位とは顔ぶれが異なります。
2026年08月10日 16:27
銅が多い食品、でも「使う量」まで見ると?
銅の量だけを並べると、差は歴然です。100gあたりで、牛肝臓5.3mg、ほたるいか3.42mg、ごま(いり)1.68mg、大豆(黄大豆・国産・乾)1.07mg、アーモンド(フライ・味付け)0.87mg、干ししいたけ(乾)0.6mg。牛肝臓はほたるいかの1.5倍以上、干ししいたけの約9倍にあたり、この…
2026年08月09日 08:45
北海道たまねぎ、辛さの奥にある甘さの主役
玉ねぎを刻んで涙が出るとき、私たちが覚えているのは辛みのほうです。けれど玉ねぎは、れっきとした甘い野菜でもあります。
2026年08月09日 08:45
一価不飽和脂肪酸1位はオリーブ油じゃなかった
「一価不飽和脂肪酸」と聞いて、オリーブ油を思い浮かべた方は多いはずです。ところが食品成分表の実測値を100gあたりで並べてみると、頂点に立っていたのはオリーブ油ではありませんでした。
2026年08月09日 08:45
海藻の適量、実は種類で全く違う理由
「海藻はミネラル豊富」とひとくくりに語られます。ところが、こんぶ・わかめ・のり・ひじきを並べてみると、含まれるヨウ素の量は桁そのものが違います。同じ「ひとつまみ」でも、選ぶ海藻によって体に入る量の重みはまったく別物です。
2026年08月08日 06:39
海のパイナップル、三陸ほやが磯の香りとともに旬を迎える
8月の三陸沿岸で水揚げがにぎわっているのが、独特の見た目から「海のパイナップル」と呼ばれるほやです。ゴムのような皮に無数のいぼをまとった卵形の体は、体長20cmほど、幅は10cmくらいあります。皮をむくと、ランプのほや(火屋)に似たオレンジ色の身が現れる——これがこの名の由来とされています。食用にさ…
2026年08月08日 06:39
トレオニン同率4000mgの正体は乳・卵・魚
100gあたり5000mg(推定値)。かずのこの乾物に含まれるトレオニン(スレオニン)の量です。トレオニンは体内で合成できず食事から摂る必要がある不可欠(必須)アミノ酸のひとつで、日本人の食事摂取基準では個別のアミノ酸としての推奨量や目安量は設定されていません。ならば順位に意味はないかというと、並べ…
2026年08月08日 06:39
揚げ油の脂は量でなく種類で選ぶ
とんかつを豚のどの部位で作るかより、そもそも油に何を使うかで、含まれる脂肪酸の桁が変わります。同じ「揚げ物の脂」でも、油そのものと肉の脂身とでは中身がまったく別物なのです。脂質の多い順に6品を並べて、中身の内訳まで見てみます。
2026年08月07日 08:19
モロヘイヤ、β-カロテンほうれん草の2倍の実力
八百屋の店先で、葉先までぴんと張ったひと束を見つけたら、それが食べどきの合図です。モロヘイヤ(茎葉・生)は、緑があざやかでみずみずしく、茎がしっかりして弾力のあるものが良品とされます。葉や茎の切り口が黒ずんでいないかどうかも、鮮度を見分ける目印です。旬は7〜9月ごろ、群馬・三重・沖縄などが代表的な産…
2026年08月07日 08:19
B6上位はなぜ植物ばかり?含有量と吸収の差
ビタミンB6が多い食品を上から並べると、5位までが植物性でそろいます。とうがらしの乾燥品、米ぬか、にんにくの粉末、そして油でいためたにんにくです。肉も魚も卵も、一つも顔を出しません。そして並んだ4種類には、もうひとつ共通点があります。どれも水を抜いた食品だということです。
2026年08月07日 08:19
コンビニたんぱく質、100gの数字が裏切る理由
削り節はたんぱく質75.7g、卵は12.5g。100gあたりの数字だけを見れば、6倍以上という開きです。ところが削り節を一度に100gも食べる人はまずいません。コンビニで実際に手に取る量に置き換えると、この差はどう動くのでしょうか。「100gあたりの数字が大きい食品ほど得」という単純な足し算は、実食…
2026年08月06日 09:26
立秋の枝豆、モリブデンは推奨量の960%
暦の上で秋が始まる立秋を迎えても、実際の暑さはまだ続きます。この時期は残暑を乗り切るため、冷たい麦茶や涼を呼ぶ果物、そして冷えたビールに手が伸びる人も多いのではないでしょうか。食卓にはえだまめやすいか、とうもろこしといった夏の恵みが並び、なかでも枝豆とビールの組み合わせは、居酒屋でも家庭でも定番の光…
2026年08月06日 09:21
梨の甘さは果糖から、8月に涼をひと口
8月に入り、梨がいよいよ店先で存在感を増してきました。幸水をはじめとする早生の品種が出回る「走り」の時期にあたり、これからお盆を過ぎるころにかけて豊水などが加わり、甘みと果汁がぐっと乗ってくる季節です。かじった瞬間にあふれる水分と、すっと広がる甘さは、暑さで火照った体にうれしい涼やかさを届けてくれま…
2026年08月06日 09:16
糖アルコールの上位5食品に、こんぶが2つ入っていた
食品の甘みのもとになる「糖アルコール」。糖の分子にアルコール基がついた構造をもち、消化管で吸収されにくいために低カロリー甘味料として用いられます。キシリトールやソルビトールなどがその仲間で、酸をつくらないため、う蝕(虫歯)の原因になりにくいとされています。トウモロコシやヤシのでんぷんを原料に工業的に…
2026年08月06日 09:11
西洋かぼちゃ、甘さの裏にリンゴ酸とクエン酸
8月上旬の店先に並ぶかぼちゃは、実はまだ本調子ではありません。かぼちゃの供給は9〜11月にかけてピークを迎え、そのころには北海道産が市場の大部分を占めるようになります。今出回っているものは、その主役交代を控えた名残と走りが入り混じる時期の一玉です。とはいえ西洋かぼちゃ 果実 生の甘い味わいは、この時…
2026年08月06日 05:25
うま味の主役グルタミン酸、上位は「精製たんぱく」だった
グルタミン酸と聞いて、多くの人が思い浮かべるのはだしや昆布のうま味でしょう。実はこの成分、体の中では酸性の性質を持つアミノ酸の一種で、エネルギーを取り出す仕組み(クエン酸回路)に入って活動のもとになったり、体内で生じるアンモニアを取り込んで固定したり、グルタチオンという物質の材料になったりすることが…
2026年08月06日 05:20
らっきょうの水溶性食物繊維、生18.6g→甘酢漬1.3g
水溶性食物繊維と聞くと、こんぶやわかめのぬめり、熟した果物のとろみを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ところが100gあたりの数値を並べてみると、ぬるぬるとは無縁な香味野菜が上位に並びます。らっきょう りん茎 生は水溶性食物繊維18.6g、エシャレット りん茎 生は9.1g。どちらも、水に溶…
2026年08月06日 05:15
オートミールが満腹な理由は低カロリーではない
「低カロリー=満腹」と考えるなら、えのきたけ 生(34kcal)やこんにゃく しらたき(7kcal)、だいず おから 生(88kcal)あたりが満足感の主役に見えます。ところが今回並べた食品の中で最もエネルギーが高いのはえんばく オートミールで、100gあたり350kcal。低カロリー勢とは一桁違う…
2026年08月06日 05:09