研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
藻類の可能性を探る:環境浄化から食品・農業・バイオ産業まで幅広い応用を概観する研究
藻類と聞くと、海苔やわかめのような食材を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし藻類には微細藻類(ミクロアルジー)や大型藻類(マクロアルジー)、シアノバクテリア(藍藻)など多様な種類があり、光合成を行う生物としての性質を生かして、環境問題や農業、食品、健康分野など幅広い課題に応用できる可能性が注目…
取得日: 2026年08月26日 02:28
海のマイクロプラスチック問題を整理する:発生源から健康への影響、対策まで
ペットボトルやビニール袋がやがて細かく砕けて海を漂う「マイクロプラスチック」。ニュースなどで見聞きする機会も増えましたが、そもそもどこから来て、どのように海に流れ込み、生き物や私たちの体にどう関わりうるのか、全体像を整理して紹介した論文が学術誌「ウォーター」に2026年08月に掲載予定です。カタール…
取得日: 2026年08月26日 01:27
「タンパク質は足りていればいい」は本当か——米国の新ガイドラインをめぐる専門家からの問題提起
「タンパク質をしっかり摂りましょう」という言葉はよく聞きますが、そもそも「足りている」とはどういう状態を指すのでしょうか。実は栄養学の世界では、欠乏を防ぐための最低ラインである「充足」と、体づくりや健康状態をより良くするための「最適化」は、本来別々の概念だと考えられています。今回紹介する論文は、20…
取得日: 2026年08月25日 23:26
海藻ノリの摂取量と腹部肥満リスク、18年追跡の韓国人コホート研究が示したこと
おにぎりや海苔巻きに欠かせない海藻「ノリ」。韓国でも日常的に食べられている食材ですが、この身近な食品が長期的な体型の変化と関係している可能性を示す研究が報告されました。今回紹介するのは、韓国の成人を対象に、ノリの摂取量と「腹部肥満」の発症リスクとの関連を18年間という長期間にわたって調べた前向きコホ…
取得日: 2026年08月25日 23:26
塩味・苦味・辛味を「適度に」好む人はうつ病リスクが低い? 脳構造との関連を調べた大規模研究
「辛いものが好き」「しょっぱい味が好き」といった食の好みは、単なる嗜好の問題だと思われがちです。しかし近年、食の好みや食習慣とこころの健康との間に何らかのつながりがあるのではないかという研究が進められています。今回紹介する研究は、14万人を超える非常に大規模なデータを用いて、味の好み(塩味・苦味・辛…
取得日: 2026年08月25日 23:26
アワの有機肥料代替がもたらす『穂と葉の連携』とは―窒素削減下でも収量と品質を両立できる可能性
化学肥料の使いすぎは土壌や環境への負担が指摘される一方で、単純に窒素肥料の量を減らせば作物の収量や品質が落ちてしまうことも知られています。そこで注目されているのが、化学窒素肥料の一部を有機肥料に置き換える『有機肥料代替』という方法です。この方法がなぜ収量や品質の維持・向上につながるのか、その体の中の…
取得日: 2026年08月25日 23:26
AIチャットボットは肝硬変患者の食事プランを個別化できるか?管理栄養士との比較研究
近年、ChatGPTのような対話型AIに健康や食事の相談をする人が増えています。手軽に栄養アドバイスが得られる一方で、実際の治療現場で使われている専門的な「医療栄養療法」と同じレベルの個別対応ができるのかは、まだよくわかっていません。今回紹介する研究は、肝臓の機能が大きく低下した「非代償性肝硬変」で…
取得日: 2026年08月25日 23:26
発酵食品から見つかった乳酸菌、プロバイオティクス評価と銀ナノ粒子合成への応用可能性
タケノコの発酵食品、ドーサ生地、カレー、イドリ、牛乳、ヨーグルトなど、私たちの食卓や各地の伝統食に登場する発酵食品には、乳酸菌(LAB)と呼ばれる微生物が多く含まれていることが知られています。乳酸菌は「プロバイオティクス」、つまり体に良い働きをする可能性のある生きた微生物として注目されてきましたが、…
取得日: 2026年08月25日 23:26
食事の『目に見える証拠』を探る──メタボロミクスとAIで食習慣を読み解く試み
「今日何を食べましたか?」と聞かれて、正確に思い出せる自信はあるでしょうか。実は栄養に関する研究の多くは、こうした自己申告に頼ってきました。食物摂取頻度調査票(FFQ)や24時間思い出し法、食事記録といった手法です。しかし人の記憶や自己申告には限界があり、食べたものを忘れてしまったり、量を実際より少…
取得日: 2026年08月25日 23:26
ビタミンD強化食品は子どもの成長にどう関わる?12件の臨床試験を統合した解析結果
ビタミンD不足は世界中の子どもに広くみられる課題とされています。その対策の一つとして、牛乳やその他の飲食品にビタミンDを添加する『食品強化』が行われていますが、これが子どもの血液中のビタミンD濃度を高めるだけでなく、身長や体重といった成長の指標、あるいは骨や血液に関わる他の栄養状態にどのような影響を…
取得日: 2026年08月25日 23:26
フィリピンの発酵食品から分離された乳酸菌、そのゲノム配列が報告される
東南アジアには、米や魚介類を発酵させて作る伝統的な発酵食品が数多く存在します。こうした発酵食品には多種多様な微生物が関わっており、その中でも乳酸菌は発酵の進行や食品の風味形成に深く関わる存在として知られています。今回紹介する論文は、フィリピンの発酵食品から分離された2種類の乳酸菌株について、そのゲノ…
取得日: 2026年08月25日 23:26
ナイジェリアの乳幼児、市販スナックや加糖飲料をどれだけ口にしている?―イバダンでの調査から
離乳食(補完食)は、母乳やミルクだけでは足りなくなる生後6か月頃から少しずつ始まる、子どもの成長にとって大切な食事の時期です。近年、多くの低・中所得国では、加工されたスナック菓子や甘い飲み物が身近になり、食生活が大きく変化していると言われています。こうした市販の菓子や飲料は、エネルギーは高いものの栄…
取得日: 2026年08月25日 22:27