研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
植える間隔と収穫回数はステビアの生育にどう影響するか——2年間の圃場試験から
砂糖の代わりになる甘味植物として知られる「ステビア(Stevia rebaudiana)」。その葉には強い甘み成分が含まれており、世界各地で栽培研究が行われています。今回紹介するのは、ステビアをどのくらいの間隔で植えるか、また収穫を何回行うかによって、生育や収量がどのように変わるのかを調べたトルコの…
取得日: 2026年07月04日 03:23
旧核実験場に隣接するカザフスタンの畜産物、鉛と放射能を調べた研究
冷戦時代、核実験が繰り返された土地では、今もその名残が土壌や環境に残っていることがあります。カザフスタン北東部にあった「セミパラチンスク核実験場」もその一つです。この実験場に隣接するアバイ地域で作られている牛肉や馬肉、羊肉、鶏肉、牛乳といった畜産食品は、今どのくらい安全なのでしょうか。今回紹介する研…
取得日: 2026年07月04日 02:23
ナトリウム摂取と心疾患の負担、国や地域でどう違う?―1990〜2023年の多国間データ分析
塩分の摂りすぎが血圧や心臓に良くないというのは、健康情報でよく耳にする話です。しかし、その影響の大きさは国や地域によって本当に同じなのでしょうか。今回紹介する研究は、中国・G20諸国・東南アジア諸国という異なる背景を持つ地域を対象に、高ナトリウム食(塩分の摂りすぎ)に関連する心疾患の負担が、1990…
取得日: 2026年07月04日 02:23
遺伝子に合わせた『あなただけの食事法』はどこまで公平か——精密栄養学の倫理的課題を考える
最近、唾液や血液のサンプルを送るだけで自分の遺伝子タイプを調べ、それに基づいた食事アドバイスを受け取れるサービスを見聞きすることが増えてきました。こうした『ニュートリジェネティクス(栄養遺伝学)』を土台にした『精密栄養学』は、一律の食事指針から一歩進んで、個人の遺伝子・代謝・生活環境に合わせた食事介…
取得日: 2026年07月04日 01:23
セレン・亜鉛を強化したヒヨコマメの消化物、脂肪肝モデル細胞での代謝変化を調べた研究
健康な食生活を考えるうえで「微量栄養素」という言葉を耳にすることが増えています。なかでもセレン(Se)や亜鉛(Zn)は、体内で酸化ストレスに対抗する仕組み(抗酸化防御)に関わるミネラルとして知られています。近年、こうした微量栄養素をあえて豊富に含ませた「バイオフォーティファイド(生物学的強化)食品」…
取得日: 2026年07月04日 01:23
食用昆虫はソーセージや代替肉にどこまで混ぜられる?25本の研究を横断調査
近年、環境負荷の少ないタンパク源として食用昆虫が注目されています。ただし、昆虫をそのままの姿で食べることに抵抗を感じる人は少なくありません。そこで考えられている工夫のひとつが、ソーセージやハンバーグのような食肉製品、あるいは大豆などから作られる代替肉(ミートアナログ)に昆虫の粉末などを混ぜ込み、食べ…
取得日: 2026年07月04日 01:23
ブラックカラント抽出物はランニング中の代謝にどう影響するのか──エリート女性長距離選手1名の症例研究
果物由来の色素成分「アントシアニン」は、ブルーベリーやカシスなど濃い紫色の果物に多く含まれることで知られています。近年、スポーツ栄養の分野では、こうしたアントシアニンを豊富に含むブラックカラント(カシス)抽出物が、運動中の体内の代謝反応に影響を与える可能性が研究されてきました。今回紹介する論文は、東…
取得日: 2026年07月04日 01:23
赤色光と遠赤色光の補助照射が室内栽培のレタスとケールを変える? 光スペクトルと栄養成分の関係を調べた研究
スーパーで売られている葉物野菜の中には、太陽光ではなくLED照明を使った「植物工場」で栽培されているものが増えています。LEDは光の色(波長)を自由に組み合わせられるため、光の当て方を工夫することで野菜の育ち方や中身の成分をコントロールできるのではないか、という研究が世界各地で進められています。今回…
取得日: 2026年07月04日 01:23
霊芝(レイシ)にはどんな栄養と機能性成分が含まれる?フィリピン産株を分析した研究
霊芝(Ganoderma lucidum、レイシ)は、古くから健康維持に用いられてきたキノコの一種として知られています。近年では栄養成分や機能性成分に関する科学的な分析が世界各地で進められており、栽培環境や産地によって成分がどう異なるのかにも関心が寄せられています。今回紹介する研究は、フィリピン株の…
取得日: 2026年07月04日 01:23
ヨモギは「鉄分が摂れる薬草」と言えるのか?薬理作用は豊富でも鉄に関する研究は乏しいと指摘するレビュー
ヨモギ(Artemisia princeps)は、お灸のもぐさや草餅、伝統的な民間療法など、アジアで古くから親しまれてきた植物です。抗炎症作用や抗酸化作用など、さまざまな薬理効果が報告されてきました。一方で近年、「ヨモギは鉄分が豊富で貧血対策になる」といったイメージも語られることがあります。しかし、…
取得日: 2026年07月04日 01:23
中国市場の牛乳、産地で栄養や風味に違い? 国内産と輸入品を比較した研究
スーパーの牛乳売り場には、国産のものだけでなく海外から輸入された牛乳が並んでいることがあります。産地が違えば、牛の飼育方法や気候、流通の過程も異なるため、同じ「牛乳」でも中身に違いがあるのではないか——そんな疑問を出発点に行われた研究が、学術誌「フードサイエンスオブアニマルリソーシズ」で紹介されてい…
取得日: 2026年07月04日 01:23
歯周炎の重さと食事は関係する? 患者の栄養摂取を調べた研究を紹介
歯ぐきの腫れや出血、歯を支える骨が減っていく「歯周炎」は、世界保健機関(WHO)によると世界で10億人以上が重度の歯周疾患を抱えているとされる、非常にありふれた病気です。また歯周病は、糖尿病や心血管疾患などいくつもの慢性疾患と関連が深いことが知られており、医療・社会の両面で重要な課題とされています。…
取得日: 2026年07月03日 22:25