研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

人工甘味料は食品中や腸内でどう振る舞うか――化学的安定性と腸内微生物との関わりを整理した短いレビュー 研究論文OpenAlexドイツ

人工甘味料は食品中や腸内でどう振る舞うか――化学的安定性と腸内微生物との関わりを整理した短いレビュー

砂糖の代わりに甘みを付ける人工甘味料の研究には、長期的な健康への影響、食品技術や規制に関する問題、環境への影響など、さまざまな課題があります。著者らは、こうした課題には複数の分野を横断した取り組みが必要だとしています。

公開日: 2026年10月16日 06:20

ココナッツオイルとMCTオイルは同じではない:中鎖脂肪酸の代謝作用を整理した総説 研究論文OpenAlexサウジアラビア

ココナッツオイルとMCTオイルは同じではない:中鎖脂肪酸の代謝作用を整理した総説

ココナッツオイルと、そこから成分を絞り込んで作られるMCTオイル(中鎖脂肪酸油)は、似た油として扱われることが少なくありません。この総説の著者は、両者は脂肪酸の組成、吸収の経路、体内での処理のされ方が大きく異なり、代謝への影響も同じではないと指摘しています。

公開日: 2026年10月16日 06:14

化学的な前処理とハーブによる前処理が乾燥マンゴーの保存品質に与える影響の比較 研究論文OpenAlexパキスタン

化学的な前処理とハーブによる前処理が乾燥マンゴーの保存品質に与える影響の比較

乾燥マンゴーには、保存中に変色、抗酸化成分や栄養素の減少、風味の劣化(異臭)、微生物の増殖が起こるという懸念があります。研究チームは、マンゴーに施す「前処理」の違いが、保存中の乾燥マンゴーにどのような影響を与えるかを調べました。比較したのは、化学的な前処理と、ハーブ(植物由来の素材)を用いた前処理で…

公開日: 2026年10月16日 06:08

青色光と青を強めた混合光がイチゴの生理・成分・収量に与える影響――屋内垂直農場での比較研究 研究論文OpenAlexブラジル

青色光と青を強めた混合光がイチゴの生理・成分・収量に与える影響――屋内垂直農場での比較研究

持続可能な食料への需要を背景に、建物の中で棚を縦に重ねて作物を育てる「屋内垂直農場」が広がっています。こうした環境では、太陽光の代わりに人工照明を使うため、どのような色(波長の組み合わせ=スペクトル)の光を当てるかが作物の育ち方を左右します。

公開日: 2026年10月16日 06:04

栄養補助食品に混入されたシルデナフィル類を調べる迅速な分析法の開発 研究論文OpenAlex中国

栄養補助食品に混入されたシルデナフィル類を調べる迅速な分析法の開発

健康食品として流通する栄養補助食品の中に、本来含まれてはならない医薬品成分が違法に加えられていないかを確かめることは、製品の安全性を守るうえで重要です。研究チームは、シルデナフィルに代表される「ホスホジエステラーゼ5型(PDE5)阻害薬」と呼ばれる医薬品成分のグループと、タダラフィルの類似化合物を対…

公開日: 2026年10月16日 06:02

再発性急性膵炎の栄養管理をめぐる現在の知見と不確かさを整理した総説 研究論文OpenAlexアメリカ

再発性急性膵炎の栄養管理をめぐる現在の知見と不確かさを整理した総説

急性膵炎は、膵臓に急に炎症が起こる病気で、消化器の病気による入院の主な原因の一つです。著者らによると、最初の急性膵炎の後、30%近くの患者で再発がみられます。このうち、症状や画像上の異常がいったん治まる期間をはさんで2回以上発作を起こし、慢性膵炎の所見がない状態は「再発性急性膵炎」と呼ばれます。

公開日: 2026年10月16日 05:56

インドネシア・シドアルジョ県の揚げ物小規模事業者に向けた、食品添加物を使った衣づくり研修の報告 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシア・シドアルジョ県の揚げ物小規模事業者に向けた、食品添加物を使った衣づくり研修の報告

発展途上地域で伝統的な食品を扱う小規模事業者は、食品の安全性や品質基準への対応で大きな課題を抱えています。著者らは、インドネシア・シドアルジョ県の18の郡で揚げ物を販売する小規模事業者を対象に、さまざまな揚げ物に使えるサクサクした衣の配合について技術研修を行い、その内容を報告しています。

公開日: 2026年10月16日 05:53

英国の家庭向け料理レシピに登場する魚の種類は100年でどう変わったか 研究論文OpenAlexイギリス

英国の家庭向け料理レシピに登場する魚の種類は100年でどう変わったか

魚介類はたんぱく質や微量栄養素の大切な供給源です。しかし英国では一人あたりの魚の消費量が国の健康指針に届いておらず、購入される魚もごく限られています。中心はタラ、ハドック(タラの仲間の白身魚)、サケ、エビ、マグロの5種類で、「ビッグファイブ」と呼ばれています。論文によると、これらの多くは海底を傷つけ…

公開日: 2026年10月16日 05:50

食事や生活習慣と腸内細菌の多様性・構成の関係を探った小規模予備研究:将来の長期追跡研究の設計に向けて 研究論文OpenAlexイタリア

食事や生活習慣と腸内細菌の多様性・構成の関係を探った小規模予備研究:将来の長期追跡研究の設計に向けて

腸内細菌の顔ぶれは、健康な人同士でも大きく異なります。食事や運動、睡眠といった自分で変えられる生活習慣がこの違いに関わる可能性は以前から指摘されてきました。ただ、これらの要因は別々に調べられることが多く、互いに関連し合う習慣をまとめて扱った研究は限られていました。

公開日: 2026年10月16日 05:45

カボチャ粉と寒天粉を使った高食物繊維スナックバーの開発と品質評価 研究論文OpenAlexインドネシア

カボチャ粉と寒天粉を使った高食物繊維スナックバーの開発と品質評価

糖尿病の管理では、日々の食事の内容が重要です。研究チームは論文の冒頭で、食物繊維を多く含む食品が血糖のコントロールに役立つとするこれまでの報告や、糖尿病のある人には少量の食事をこまめにとり、間食を適切に取り入れる食べ方がすすめられていることを紹介しています。そのうえで、栄養面を工夫した間食用の食品を…

公開日: 2026年10月16日 05:42

ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性 研究論文OpenAlexインドネシア

ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性

テンペはインドネシアの伝統的な発酵食品で、通常は大豆を浸して蒸し、リゾプス属のカビで発酵させて作ります。研究チームは、大豆の代わりとなる地域の食材としてナタマメに注目しました。ナタマメはインドネシアで広く栽培されているマメ科植物で、著者らによると、そのタンパク質含有量は大豆に近いとされています。一方…

公開日: 2026年10月16日 05:39

地中海食を「料理の体系」として捉え直す:食品の成分、調理法、心臓・代謝の健康をつなぐレビュー 研究論文OpenAlexスペイン

地中海食を「料理の体系」として捉え直す:食品の成分、調理法、心臓・代謝の健康をつなぐレビュー

地中海食は、オリーブオイルや野菜、魚などを中心とする食事のパターンとして、心臓や血管、代謝の健康との関係がよく知られています。この論文の著者らは、地中海食を単なる食品の組み合わせではなく、体に働きかける成分(生理活性物質)を豊富に含む「料理の体系」として捉え直すことを目指しました。

公開日: 2026年10月16日 05:35