研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
クチナシの実をコンブチャの発酵原料に――苦味の強い漢方素材から機能性飲料はできるか
クチナシ(Gardenia jasminoides Ellis)は中国南部を原産とするアカネ科の常緑低木で、その果実は「山梔子(サンシシ)」として2000年以上にわたり中国の伝統医学で使われてきました。イリドイド配糖体(主にゲニポシド)やクロシン、フラボノイド、ポリフェノール、有機酸、多糖類など多様…
取得日: 2026年08月29日 04:44
白ゴマを『発芽』させると栄養はどう変わる?発芽時間ごとの成分変化を調べた研究
ゴマといえば料理の風味づけや搾油の原料として馴染み深い食材ですが、実はまだ十分に活用しきれていない『underutilized(活用不足の)』作物だと指摘されています。今回紹介する研究は、豆類や穀類でよく行われる『発芽』という加工を白ゴマの種子に施すと、含まれる成分や抗酸化の働きがどう変化するのかを…
取得日: 2026年08月29日 04:44
ホウレンソウの仲間「ツルムラサキホウレンソウ」で試された、ナノゼオライトを使う徐放性チッ素肥料の研究
化学肥料として畑にまかれるチッ素は、作物に吸収されずに雨水とともに流れ出たり、ガスとして大気中に逃げたりすることが少なくありません。特に一般的な尿素肥料は、土に入れてから10〜15日ほどで急速に溶け出してしまうため、作物が必要とするタイミングと供給のタイミングがずれやすいという課題があります。こうし…
取得日: 2026年08月29日 04:44
中国伝統酒『竹葉青酒』の抽出物、高尿酸血症モデルで尿酸値低下と腎保護を示す ― マウス・細胞実験の報告
プリン体の代謝異常で血中の尿酸値が上がる高尿酸血症は、痛風だけでなく慢性腎臓病や高血圧、心血管疾患のリスクにも関わるとされています。治療薬としてアロプリノールやフェブキソスタットといったキサンチンオキシダーゼ(XOD、尿酸をつくる酵素)阻害薬が使われていますが、長期使用では過敏症や心血管への影響が懸…
取得日: 2026年08月29日 04:44
コラーゲンペプチド配合食品は膝の痛みを抱える高齢者のバランス能力を支えるか ランダム化比較試験の結果
加齢とともに関節が衰え、歩行や日常動作に支障が出てくる状態は「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と呼ばれ、その代表的な原因のひとつが膝関節の変化とされています。膝には体重を支える大きな負荷がかかり続けるため、日本国内でも40歳以上の男性の42.6%、女性の62.4%が何らかの膝の変化を抱えて…
取得日: 2026年08月29日 04:44
マレーシアの発酵食品、ハラール性と安全性を化学分析で検証する試み
納豆やヨーグルトのように、微生物の働きを利用してつくる発酵食品は世界中で親しまれていますが、動物性の原料を使う発酵食品では「本当に豚などハラール(イスラム法で許容される)ではない原料が混入していないか」という認証の問題と、「発酵の過程で健康に影響しうる成分が生まれていないか」という安全性の問題が、同…
取得日: 2026年08月29日 04:44
パキスタンの小売牛肉から見つかったサルモネラ菌、多剤耐性と遺伝的多様性を調査した研究
サルモネラ菌(Salmonella enterica)は食中毒の原因として世界的に知られる細菌で、汚染された食肉を介してヒトに感染することがあります。パキスタン・ペシャワール地域の研究チームは、小売市場で販売されている牛肉に含まれるサルモネラ菌がどの程度存在し、抗菌薬にどれだけ耐性を持ち、どのような…
取得日: 2026年08月29日 04:44
豚肉サプライチェーンの川下工程が薬剤耐性サルモネラの拡散拠点に、中国での実地調査から
サルモネラ菌による食中毒は世界各地で報告されていますが、抗菌薬が効きにくい耐性菌株が食肉の流通経路のどの段階で増えていくのかは、これまで十分に解明されていませんでした。とくに発展途上国では、豚肉が農場から食卓に届くまでの「川下」にあたる屠畜場や小売市場での実態を追跡した研究は限られていました。今回、…
取得日: 2026年08月29日 04:44
サツマイモの皮の色はなぜ赤や黄色に分かれるのか 遺伝子と代謝物から探る研究
スーパーで見かけるサツマイモには、赤みがかった皮のものや黄色っぽい皮のものがあります。同じ品種であっても皮の色が違う個体が生まれることがあり、この色の違いは消費者の好みや品種を見分ける手がかりとして、生産の現場でも重要視されています。しかし、皮の色がどのような仕組みで赤から黄色へと変化するのかは、こ…
取得日: 2026年08月29日 04:44
発酵オーツ飲料は悪玉コレステロールを下げるか―フィンランドの臨床試験から
植物性ミルクやヨーグルト代替品(プラントベース・デイリー・オルタナティブ)は市場を広げている一方、大豆ベースの製品を除くと乳製品に比べてたんぱく質が少なく、食物繊維も製品によっては十分でないことが指摘されています。オーツ麦(Avena sativa)はたんぱく質や不飽和脂肪、そして血中コレステロール…
取得日: 2026年08月29日 04:44
医師は植物性食をどう見ているか——インド・医科大学での知識・態度・実践調査
野菜や果物、豆類、ナッツ、種子、全粒穀物を中心とする「植物性食」は、心血管代謝系の病気の予防や管理に役立つ可能性があるとして関心が高まっています。こうした食事について患者に助言する立場にあるのが医師ですが、医師自身がどれだけ知識を持ち、どんな態度で臨み、実際にどう実践しているかは、意外と調べられてき…
取得日: 2026年08月29日 01:25
発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討
小麦を使ったフラットブレッド(チャパティ)は、日常的に食べられている主食の一つです。もしこうした主食に一工夫を加えるだけで、食後の血糖値の上がり方を穏やかにできるなら、無理なく続けられる食習慣の改善につながるかもしれません。今回紹介する研究では、発芽させたフェヌグリーク(Trigonella foe…
取得日: 2026年08月29日 01:25