研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
食物繊維は『改質』でどう変わる?加工技術と食品応用の研究動向を紹介
食物繊維といえば、便通を助けたり健康的な食生活に役立つ成分として広く知られています。しかし、食物繊維は種類や状態によって水を保持する力や油と結びつく力、体積を膨らませる力などの性質が異なり、そのままでは食品への応用が難しい場合もあります。そこで近年、食物繊維の分子構造や物理化学的な性質を人為的に調整…
取得日: 2026年07月14日 13:30
発酵食品の“働きもの菌”はどう選ばれ、どう育てられるのか——スターター培養の最新技術動向
ヨーグルトや味噌、パン、酒など、発酵食品づくりに欠かせないのが「スターター培養(スターターカルチャー)」と呼ばれる微生物の種菌です。どんな菌株を使うかによって、風味や香りといった食感の良さだけでなく、栄養価やプロバイオティクスとしての機能性、さらには工場での生産効率までもが左右されると言われています…
取得日: 2026年07月14日 13:30
大豆から作る「ケフィア多糖」に血圧・抗酸化に関わる働き? 発酵と酸化分解の効果を調べた研究
ケフィアは、乳酸菌と酵母がともに働くことで作られる発酵飲料として知られていますが、近年ではその発酵の仕組みを大豆由来の成分に応用する研究も進められています。今回紹介する研究では、黄大豆と黒大豆から抽出した「多糖(たとう)」と呼ばれる成分を対象に、ケフィア発酵とその後の酸化分解処理を行うことで、成分や…
取得日: 2026年07月13日 23:29
チアシード、キヌア、カボチャの種、亜麻仁、トリティケール ― 市販植物性食品の栄養・フィトケミカル成分を比較調査
チアシード、キヌア、カボチャの種、亜麻仁、そしてトリティケール(ライ小麦)。近年、健康志向の高まりとともにスーパーやオンラインで見かける機会が増えたこれらの植物性食品ですが、実際にはどのような栄養成分やフィトケミカル(植物由来の機能性成分)を含んでいるのでしょうか。同じ「チアシード」でも産地や加工方…
取得日: 2026年07月13日 23:29
全粒小麦の即席麺、酵母と乳酸菌の“発酵”で食感と血糖への影響を改善できるか探った研究
全粒小麦を使った即席麺は、食物繊維が豊富でバランスの良い栄養が期待できる食品として注目されています。ただし油で揚げずに乾燥・加工する「非油揚げタイプ」の場合、もどし(湯戻し)に時間がかかったり、食感や風味が今ひとつだったりする課題があると指摘されています。こうした弱点を、身近な発酵の力で補えないか—…
取得日: 2026年07月13日 23:29
米粉グルテンフリーパン、ニゲラサティバ種子粉とホエイで栄養と食感を両立させる試み
小麦アレルギーやグルテン過敏症を持つ人にとって、グルテンフリーパンは食生活を支える大切な存在です。ただし、米粉を主原料とするグルテンフリーパンは、小麦パンに比べて食物繊維などの栄養価が低く、食感やボリュームの面でも劣りやすいという課題が知られています。今回紹介する研究は、そうした課題に対して、食品産…
取得日: 2026年07月13日 23:29
『隠れた飢餓』にどう挑むか——植物育種とゲノム編集を統合する研究を紹介
世界にはお腹を満たすことはできていても、ビタミンや鉄・亜鉛といった微量栄養素が不足している人が多くいると言われています。この状態は「隠れた飢餓」と呼ばれ、コメ・コムギ・トウモロコシ・ソルガム・雑穀といった主食となる穀物が、こうした微量栄養素をあまり多く含んでいないことが一因とされています。今回紹介す…
取得日: 2026年07月13日 17:25
伝統的な中国食の摂取と心血管疾患・死亡リスクの関連は? CHNS縦断研究から
「伝統的な食事は体によい」というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際に、地中海食など特定の地域の伝統的な食事パターンと生活習慣病との関連を調べる研究は世界各地で行われてきました。今回紹介するのは、中国の伝統的な食事パターン(Traditional Chinese Diet、TCD)に注目…
取得日: 2026年07月13日 17:25
『金花』を作る遺伝子とは? 黒茶発酵にかかわるカビの遺伝子と風味成分の関係を調べた研究
中国の黒茶の一種である茯磚茶(ふせんちゃ)には、茶葉の表面に「金花(きんか)」と呼ばれる黄色い粒状の構造が見られることがあります。これはAspergillus cristatusというカビの一種が作る「閉子器(へいしき)」という生殖構造で、この金花の存在が茯磚茶の品質を示す特徴の一つとされてきました…
取得日: 2026年07月13日 14:30
共食と孤食、高齢者の食事量や気分にどう関わる?21件の研究をまとめたレビュー
誰かと食卓を囲む「共食」と、一人で食事をする「孤食」。高齢化が進み、一人暮らしや夫婦のみの世帯(いわゆる「空の巣」世帯)が増えるなかで、孤食は多くの国で身近な生活習慣の変化になっています。食事は栄養を摂る場であると同時に、人との会話や交流の場でもあることから、こうした食事スタイルの違いが高齢者の健康…
取得日: 2026年07月13日 13:30
トマト加工の副産物「ポマース」は犬のごはんに使えるか?酵素処理・真空乾燥した試作原料を成犬で試験
トマトジュースやケチャップなどを作る過程では、皮や種、果肉の残りが大量に発生します。これは「トマトポマース」と呼ばれる副産物で、水分を多く含むため腐りやすく、廃棄や保存の方法が課題とされてきました。もし乾燥・加工して飼料の原料として活用できれば、輸入原料に頼らない、地域で調達できる持続可能な選択肢に…
取得日: 2026年07月13日 02:24
ガーナのカタクチイワシ、9か月保存しても食べられる?伝統的な燻製・天日干しの安全性を調べた研究
魚を長く保存できれば、食料が不足しがちな時期にもタンパク源を確保しやすくなります。特にアフリカの一部地域では、魚を燻製や天日干しにして乾燥させ、長期間保存してから市場に出す伝統的な方法が広く行われています。しかし、こうした伝統的な加工・保存方法で、実際にどれくらい微生物学的な安全性が保たれているのか…
取得日: 2026年07月12日 21:29