研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
妊娠中の食事回数と体重増加、正常体格の妊婦でも起こりうる急増を1事例から考える
妊娠中、赤ちゃんのために「しっかり食べなければ」と食事量を増やす妊婦は少なくありません。しかし増える体重が推奨範囲を大きく超えてしまうと、母子双方への影響が懸念されます。インドネシア・ポノロゴ地域のクリニックで実施されたこの症例報告は、そうした過剰な妊娠期体重増加が実際にどのように起こり、助産師がど…
公開日: 2026年09月08日 03:30
産後の食事と睡眠、そして気分の落ち込み——授乳中の女性を対象にした調査から
出産後の女性が経験する気分の落ち込み、いわゆる産後うつは、世界的に見ても母親の心の健康に関わる重要な課題とされています。特に授乳中の母親は、赤ちゃんの世話による睡眠不足や生活リズムの乱れ、食生活の変化など、さまざまな要因が重なりやすい時期にあります。今回紹介する研究は、パキスタン・ラホールの病院で、…
公開日: 2026年09月08日 01:27
軍用戦闘糧食の栄養データ、公開されているのは69カ国中わずか8カ国 ― 国際比較でみえたビタミンD不足という共通課題
軍隊の兵士に配られる「戦闘糧食」は、自分で食べるものを選べない状況で栄養をまかなう、いわば究極の「決められた食事」です。学校給食や病院食のように献立を自由に選べない仕組みでは、提供される食事の設計そのものが栄養状態を決めてしまいます。では、世界各国の軍隊はこの戦闘糧食の栄養成分をどれだけ公開し、その…
公開日: 2026年09月07日 06:26
妊娠前の母親の食事パターンと就学前児童の体組成、どう関係する?中国のコホート研究から
子どもの体格や体脂肪のつき方は、生まれたあとの食生活だけでなく、母親が妊娠する前に何を食べていたかとも関係しているかもしれません。今回紹介するのは、中国の太倉市と武強県で実施された母子コホート研究「TAWS(Taicang and Wuqiang Mother-Child Cohort Study)…
公開日: 2026年09月05日 01:41
母乳や母乳バンクは本当に危険なのか——生物学的リスクを見直す研究
赤ちゃんに母乳を与えられない場合、他の人から提供された母乳(ドナーミルク)を活用することを世界保健機関(WHO)やユニセフなどは強く推奨しています。しかし母乳には細菌やウイルスも含まれており、「感染のリスクがあるのでは」という不安を持つ人も少なくありません。オーストラリアの研究者らは、母乳育児や母乳…
公開日: 2026年09月04日 06:37
妊娠中の食事パターンは4タイプに分類できる? ドイツの大規模コホート研究から
妊娠中に何を食べるかは、母親自身の体調だけでなく生まれてくる赤ちゃんの成長にも関わると考えられています。ただし、これまでの研究の多くは特定の栄養素や「健康的な食事指数」への当てはまりを見るもので、実際に妊婦がどのような食べ方の組み合わせをしているのかを、データからそのまま浮かび上がらせるような研究は…
公開日: 2026年09月03日 08:25
赤ちゃんの授乳観察スケール「NCAFS」は将来の食事や成長を予測できるのか——前向きコホート研究の結果
赤ちゃんへの授乳やミルクの与え方が、その後の食習慣や発育にどうつながるのかは、育児に関わる誰もが気になるテーマです。授乳中の親子のやり取りを観察して数値化する「Nursing Child Assessment Feeding Scale(NCAFS)」という評価尺度は、臨床や研究の現場で長年使われて…
公開日: 2026年09月02日 05:25
妊娠中の高血糖と食生活、子どもの体格との関連は―PANDORAコホート研究
妊娠中に血糖値が高くなる状態(妊娠糖尿病や、妊娠前からの2型糖尿病)は、母体だけでなく生まれてくる子どもの健康にも影響しうることが知られています。では、そうした女性が妊娠中にどのような食事をとっていたかは、子どもがその後どのように成長するかと関係しているのでしょうか。オーストラリアで行われた「PAN…
公開日: 2026年08月29日 03:40
ナイジェリアの思春期前期の子どもたち、タンパク質摂取は足りているのに栄養不良も併存?横断調査からの報告
思春期の入り口にあたる10〜14歳の時期は、身体と心が大きく成長する重要な段階であり、十分な栄養が欠かせません。特にタンパク質は成長期に必須の栄養素ですが、発展途上国ではタンパク質摂取の不足や栄養状態の悪化が公衆衛生上の課題として指摘されてきました。今回紹介する研究は、ナイジェリア・オスン州イレイフ…
公開日: 2026年08月28日 03:44
就学前児童のスクリーン利用と生活習慣・こころの健康の関連を調べた研究
テレビやタブレットなどの画面(スクリーン)を見る時間が長い子どもは、睡眠や食事、こころの状態にどのような影響があるのでしょうか。乳幼児期からスマートフォンやタブレットに触れる機会が増える中、スクリーン利用と子どもの生活習慣・メンタルヘルスとの関連は、多くの保護者にとって関心の高いテーマです。今回紹介…
公開日: 2026年08月27日 11:29
ナイジェリアの乳幼児、市販スナックや加糖飲料をどれだけ口にしている?―イバダンでの調査から
離乳食(補完食)は、母乳やミルクだけでは足りなくなる生後6か月頃から少しずつ始まる、子どもの成長にとって大切な食事の時期です。近年、多くの低・中所得国では、加工されたスナック菓子や甘い飲み物が身近になり、食生活が大きく変化していると言われています。こうした市販の菓子や飲料は、エネルギーは高いものの栄…
公開日: 2026年08月25日 23:41
スマホ・SNSに依存気味の学生ほど、摂食障害の傾向が少ない?意外な相関を示した保健系大学生の調査
スマートフォンやパソコン、テレビなど複数の画面メディアを日常的に使いすぎてしまう「複数画面依存」は、子どもや若者の健康問題として近年注目されています。一方で、食生活の乱れや超加工食品(スナック菓子やインスタント食品など、加工度の高い食品)の摂取、摂食障害との関係については、まだよくわかっていない部分…
公開日: 2026年08月23日 02:33