研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
低炭水化物・地中海式食事と脂肪浮腫:体内の酸化ストレスと疼痛の関係を調べた研究
脂肪浮腫(リポエデマ)は、脚などに左右対称的に脂肪が過剰に蓄積し、痛みや押した際の圧痛、体を動かしにくさなどを伴う慢性的な脂肪組織の病気です。食事の工夫によって症状が和らぐ可能性が指摘されてきましたが、なぜそうした変化が起こるのか、体の中でどのようなことが起きているのかは、これまで十分にわかっていま…
取得日: 2026年08月08日 13:24
がん治療における栄養サポートを中医学の知恵で個別化する試み
がん治療を受ける患者さんの中には、食欲が落ちたり体重が減ったりして、体力が弱ってしまう人が少なくありません。こうした低栄養や「悪液質」と呼ばれる状態は、治療の副作用への耐性を下げたり、手術後の合併症を増やしたり、生活の質や生存にも影響しうる重要な問題として知られています。そのため近年、栄養療法はがん…
取得日: 2026年08月08日 13:24
経口セマグルチドで2型糖尿病患者の食事に変化は?食塩摂取量にも注目した観察研究
2型糖尿病の治療薬として使われるGLP-1受容体作動薬は、血糖値を下げる効果に加えて体重を減らす効果があることが知られています。しかし、実際に薬を使い始めた患者さんの「何を、どれくらい食べているか」という食事の中身や、体の中の脂肪と筋肉のバランスがどう変わるのかについては、まだよくわかっていない部分…
取得日: 2026年08月08日 13:24
ラクダのコブは特別な脂肪? 部位ごとの脂肪組織を比較した研究
フタコブラクダの背中にある「コブ」は、砂漠のような乾燥地帯で生きる動物の象徴的な特徴として知られています。コブの中身は主に脂肪組織であることが知られていますが、体の他の部位にある脂肪と比べて、どのような違いがあるのかは、実はまだよくわかっていない部分が多いテーマです。今回紹介する研究では、ジュンガル…
取得日: 2026年08月08日 12:23
YOLOで食品を見分けカロリーを推定する試み——高速・高精度な画像認識システムの研究紹介
食事の内容を記録し、摂取カロリーを把握することは、生活習慣病の管理や健康的な食生活を続けるうえで基本となる取り組みとされています。しかし実際には、食べたものを自分で入力したり、カロリー表と照らし合わせたりする作業は手間がかかり、記録漏れや誤差も生じやすいという課題があります。こうした「食事記録の面倒…
取得日: 2026年08月07日 09:23
肺がん免疫療法の効き目、腸内細菌がカギを握る?——現時点でわかっていることの整理
近年、非小細胞肺癌(肺がんの主要なタイプの一つ)の治療では「免疫チェックポイント阻害薬」と呼ばれる薬が使われるようになりました。これは、体がもともと持っている免疫の力を引き出してがん細胞を攻撃させる治療法です。ただし、この薬がよく効く人もいれば、効果が続かなくなる人、あるいは免疫が過剰に働いて副作用…
取得日: 2026年08月07日 04:24
腸内細菌のバランス異常と炎症性腸疾患―その関わりと治療研究の最前線
お腹の中には、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)と呼ばれる無数の微生物が暮らしています。これらは消化を助けるだけでなく、腸の壁を健康に保ったり、免疫の働きを調整したりと、私たちの体調に幅広く関わっていると考えられています。今回紹介する総説論文は、この腸内細菌叢が「炎症性腸疾患(IBD)」という慢性の腸…
取得日: 2026年08月07日 02:24
残余リスクにどう挑むか——オメガ3脂肪酸と心血管予防をめぐる最新レビュー
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸、特にEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、心血管の健康に関わる成分として長年注目されてきました。抗炎症作用や細胞膜の機能調整、遺伝子発現への関与など、体内でさまざまな働きをすることが知られています。しかし「体に良さそうだ」という理屈と、実際の…
取得日: 2026年08月07日 01:24
庭で育つワレモコウ属、食物繊維とポリフェノールが豊富な葉野菜として注目
ワレモコウ属(Sanguisorba属)は、庭先や野原でよく見かける多年草の仲間です。花壇を彩る観賞用植物として親しまれてきましたが、実は昔から一部の地域で食用や薬用にも利用されてきた植物でもあります。今回、学術誌「モレキュルズ」に、庭で栽培されたワレモコウ属の栄養成分とポリフェノール(植物由来の機…
取得日: 2026年08月07日 01:24
竹繊維は消化されにくいのに腸内細菌を活性化する? 消化と発酵を調べた研究
近年、食品にはさまざまな「食物繊維」が使われるようになっています。野菜や穀物由来のものだけでなく、竹の繊維も持続可能な食品原料として注目され、食品への配合が広がりつつあります。しかし、竹繊維が実際に人の消化管でどのように扱われ、腸内細菌にどう働きかけるのかは、これまで十分に調べられていませんでした。…
取得日: 2026年08月07日 01:24
大豆油と菜種油、加工でどう変わる?マルチオミクスで見えた化学成分の変化
スーパーで見かける大豆油や菜種油は、原料の搾油から精製までいくつもの工程を経て私たちの食卓に届きます。この加工の過程で、油の中の化学成分がどのように変化しているのか、実は詳しくはわかっていませんでした。今回紹介する研究は、大豆油(SO)と菜種油(RO)を対象に、最新の分析技術を駆使してこの疑問に迫っ…
取得日: 2026年08月07日 01:24
高排出者の腸内細菌に着目、マイクロプラスチックの体外排出を助ける可能性を持つ乳酸菌が報告される
私たちが日々口にする食品には、目に見えないほど微小なプラスチック粒子「マイクロプラスチック」が含まれていることがあるとされ、その安全性への関心が高まっています。マイクロプラスチックは体内に取り込まれたあと、どのように排出されるのか、あるいはどうすれば効率よく体外に排出できるのかについては、これまで十…
取得日: 2026年08月07日 01:24