研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
給食スタッフの『食リテラシー』は、自分自身の食事にどう関わるのか——トルコの大学食堂での調査から
学校や大学、病院などの給食施設は、多くの人に食事を提供するだけでなく、社会全体の食のあり方や持続可能性にも影響を与える存在だといわれます。こうした施設で働く調理スタッフや配膳・洗い場のスタッフは、日々「食」に関わる仕事をしていますが、では彼ら自身の食生活はどうなのでしょうか。そして、食に関する知識や…
取得日: 2026年07月10日 18:24
モリンガ葉パウダーでサワードウパンは変わるか——抗酸化力と香りに注目した研究
モリンガ(Moringa oleifera)は、乾燥に強く栄養価の高い植物として近年注目されている木本植物です。その葉を乾燥させて粉末にしたものは、食品への機能性素材としての活用が世界各地で試みられています。今回紹介する研究では、シチリア島で栽培されたモリンガの葉から作られた粉末(MOLP)を、セモ…
取得日: 2026年07月10日 18:24
小児の関節炎と腸内細菌の関係を探る:トルコの研究で見えてきた便中マイクロビオータの特徴
関節が腫れたり痛んだりする「若年性特発性関節炎(JIA)」は、子どもに起こる関節の病気の中でも代表的なものの一つです。近年、腸の中にすむ細菌たち、いわゆる「腸内マイクロビオータ」のバランスが、免疫のはたらきに影響を与え、さまざまな病気の背景に関わっているのではないかと注目されています。今回紹介する研…
取得日: 2026年07月10日 02:23
大学生の『栄養の知識』は健康的な生活習慣につながるのか?トルコの大学生400人を調べた横断研究
「栄養について正しい知識を持っていれば、自然と健康的な生活が送れるはず」——そう考える人は多いのではないでしょうか。食品パッケージの表示を正しく読み取れたり、栄養バランスの基本を理解していたりする「栄養リテラシー」は、健康的な食生活や生活習慣を支える力になると考えられてきました。しかし、知識と実際の…
取得日: 2026年07月08日 21:23
伝統的な植物性食品と持続可能な食事が心血管代謝疾患の予防に果たす役割とは―国際専門家グループによるコンセンサス声明を紹介
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」には、貧困や飢餓の解消、健康、教育、平等、気候変動対策など幅広いテーマが含まれています。今回紹介するのは、こうしたSDGsの達成と、心血管代謝疾患(心臓病や糖尿病など)をはじめとする慢性疾患の予防とを結びつけて論じた、国際栄養学会と第28回世界臨床栄養学…
取得日: 2026年07月08日 21:23
次世代プロバイオティクスは信頼されるか——技術革新と消費者心理をめぐる論文紹介
ヨーグルトなどでおなじみの「プロバイオティクス(体によいとされる微生物)」の世界は、いま大きく変わろうとしています。昔ながらの発酵菌に加えて、微生物の代謝産物だけを取り出した「ポストバイオティクス」や、遺伝子操作を加えた微生物株まで登場し、食品としての形も多様化しています。しかし、こうした新しい技術…
取得日: 2026年07月08日 21:23
神経伝達物質・食事・代謝の関係、研究の全体像は? 書誌計量分析で見えた現状と課題
「何を食べるか」が気分や思考力に影響するという話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。脳内で情報をやり取りする「神経伝達物質」は、栄養や代謝の状態と深く関わっているとされ、近年は「持続可能な脳の健康」という切り口からも注目されています。しかし、この分野の研究は実際にどれくらい蓄積され、ど…
取得日: 2026年07月05日 18:22
地中海式の食習慣・ライフスタイルと睡眠の質・不眠症の重さの関連は?10カ国4010人調査から
よく眠れないという悩みは、多くの人にとって身近なものです。睡眠は単に「何時間眠ったか」だけでなく、寝つきの良さ、途中で目が覚めないか、ぐっすり眠れた感覚があるかなど、いくつもの側面を持つ複雑な健康領域だと考えられています。そして、睡眠には生活習慣や心理的な状態、食事のとり方などさまざまな要因が関わっ…
取得日: 2026年07月04日 18:23
2型糖尿病とラクトフェリン——『炎症・腸・代謝』を同時にみる栄養研究の視点
糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌や働きに乱れが生じることで血糖値が高い状態が続く代謝の病気です。1型糖尿病は膵臓のβ細胞が自己免疫によって壊されることで起こり、多くは若い時期に発症します。一方で最も患者数が多いのが2型糖尿病で、インスリンの効きにくさ(インスリン抵抗性)とインスリン分泌の相対…
取得日: 2026年07月04日 18:23
植える間隔と収穫回数はステビアの生育にどう影響するか——2年間の圃場試験から
砂糖の代わりになる甘味植物として知られる「ステビア(Stevia rebaudiana)」。その葉には強い甘み成分が含まれており、世界各地で栽培研究が行われています。今回紹介するのは、ステビアをどのくらいの間隔で植えるか、また収穫を何回行うかによって、生育や収量がどのように変わるのかを調べたトルコの…
取得日: 2026年07月04日 03:23
食品にひそむ『ナノ』の世界――ナノテクノロジーは食の未来をどう変えるのか、最新レビュー論文が整理
「ナノ」とは10億分の1メートルという、目には見えないごく小さなスケールを指す言葉です。物質はこのサイズになると、エネルギー状態や反応性、表面積といった性質が、私たちが普段目にする大きさのものとは大きく異なってくることが知られています。こうした特性を利用して、原子や分子のレベルで新しい形の物質を作り…
取得日: 2026年07月03日 03:23
アクアポニクスのカリウム不足問題に飼料添加物で挑む――ティラピア×レタスの研究
魚を育てながら同じ水で野菜を育てる「アクアポニクス」は、資源循環型の農業として注目されています。魚の排泄物が野菜の肥料になるという仕組みですが、実はこの循環にはひとつ弱点があります。それは、野菜の生育に欠かせないミネラルである「カリウム(K)」が、魚だけを育てる水槽の水には十分な量が含まれていないこ…
取得日: 2026年07月01日 02:01