研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
米国のキューバ禁輸措置、農業と食料事情にどんな影響を与えてきたのか
キューバは長らく米国による経済的な措置の対象となってきました。ニュースなどで「禁輸措置」という言葉を耳にしたことがある人は多いと思いますが、それが実際にキューバの人々の食卓や農業にどのような影響を及ぼしてきたのかを具体的に知る機会は少ないのではないでしょうか。今回紹介する論文は、こうした米国の対キュ…
取得日: 2026年07月16日 06:25
無塩漬剤ダチョウ肉サラミの熟成研究:脂肪量・塩分・スターター菌が品質を左右する
ダチョウ肉は牛肉に近い赤身の味わいを持ちながら脂肪が少ないとされ、近年は新しい食肉資源として注目されています。今回紹介するのは、そんなダチョウ肉を使ったイタリア風の熟成サラミについて、原料の配合や熟成期間が品質にどう影響するかを詳しく調べた研究です。特にこの研究では、亜硝酸塩・硝酸塩を使わない「クリ…
取得日: 2026年07月16日 05:25
持続可能な栄養への挑戦—世界の食料システムを変える研究の最前線
私たちが毎日口にする食べ物は、健康だけでなく地球環境にも大きな影響を与えています。近年、食料システムは環境の劣化を招く大きな要因であると同時に、人々の健康状態を左右する重要な要素として認識されるようになってきました。世界的な食生活のパターンは、生活習慣病などの非感染性疾患の増加とも深く結びついており…
取得日: 2026年07月12日 04:26
がん治療中の栄養サポート、何がわかっている? 15研究をまとめたスコーピングレビュー
がん治療を受けている患者さんにとって、「食べられない」「体重が減っていく」といった悩みは珍しくありません。栄養不良や、治療にともなう体の異化亢進(筋肉や脂肪が分解されやすくなる状態)は、治療の効果や経過に影響しうることが知られています。では、栄養面からのサポートは実際にどのような形で行われ、どんな効…
取得日: 2026年07月12日 04:26
モリンガ葉パウダーでサワードウパンは変わるか——抗酸化力と香りに注目した研究
モリンガ(Moringa oleifera)は、乾燥に強く栄養価の高い植物として近年注目されている木本植物です。その葉を乾燥させて粉末にしたものは、食品への機能性素材としての活用が世界各地で試みられています。今回紹介する研究では、シチリア島で栽培されたモリンガの葉から作られた粉末(MOLP)を、セモ…
取得日: 2026年07月10日 18:24
伝統的な植物性食品と持続可能な食事が心血管代謝疾患の予防に果たす役割とは―国際専門家グループによるコンセンサス声明を紹介
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」には、貧困や飢餓の解消、健康、教育、平等、気候変動対策など幅広いテーマが含まれています。今回紹介するのは、こうしたSDGsの達成と、心血管代謝疾患(心臓病や糖尿病など)をはじめとする慢性疾患の予防とを結びつけて論じた、国際栄養学会と第28回世界臨床栄養学…
取得日: 2026年07月08日 21:23
地中海式の食習慣・ライフスタイルと睡眠の質・不眠症の重さの関連は?10カ国4010人調査から
よく眠れないという悩みは、多くの人にとって身近なものです。睡眠は単に「何時間眠ったか」だけでなく、寝つきの良さ、途中で目が覚めないか、ぐっすり眠れた感覚があるかなど、いくつもの側面を持つ複雑な健康領域だと考えられています。そして、睡眠には生活習慣や心理的な状態、食事のとり方などさまざまな要因が関わっ…
取得日: 2026年07月04日 18:23
食用昆虫はソーセージや代替肉にどこまで混ぜられる?25本の研究を横断調査
近年、環境負荷の少ないタンパク源として食用昆虫が注目されています。ただし、昆虫をそのままの姿で食べることに抵抗を感じる人は少なくありません。そこで考えられている工夫のひとつが、ソーセージやハンバーグのような食肉製品、あるいは大豆などから作られる代替肉(ミートアナログ)に昆虫の粉末などを混ぜ込み、食べ…
取得日: 2026年07月04日 01:23
腸内細菌のバランス異常と慢性腎臓病――「炎症老化」をつなぐ鍵とは
年齢を重ねると体のあちこちで小さな炎症がくすぶるようになる――こうした現象は「炎症老化(インフラメイジング)」と呼ばれ、さまざまな慢性疾患との関わりが注目されています。慢性腎臓病(CKD)もその一つで、腎臓の機能が徐々に低下していく過程には、体内の慢性的な炎症が深く関わっていると考えられています。近…
取得日: 2026年07月01日 03:23
一さじのはちみつは、雨の記憶を持っている
ペルーのアマゾン奥地、ワヤガ川流域の森で、ある小さなハチが研究者の注目を集めています。針を持たないミツバチの一種で、体長はわずか数ミリ。2019年10月から2023年4月にかけて行われた調査で、このハチが生み出すはちみつの量が、季節ごとの降雨量と強く連動していることが報告されました(トロピカル・アン…
取得日: 2026年06月09日 13:24