研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
スーパーの食品パッケージに「サステナビリティロゴ」はどれだけ表示されている? トルコ・バルケシル県での調査
スーパーマーケットで買い物をしていると、パッケージの片隅に「リサイクル可能」マークや、緑色の丸いロゴ、オーガニック認証のマークなどを目にすることがあります。こうした表示は、環境や社会への配慮を消費者に伝えるためのものですが、実際にどれくらいの商品に、どんな種類のロゴが付いているのでしょうか。今回紹介…
公開日: 2026年07月02日 00:27
オレンジ果肉サツマイモ×バンバラマメ×ナツメヤシ種子―未利用作物を組み合わせた複合粉の可能性を探る研究
サブサハラアフリカでは、タンパク質・エネルギー栄養不良やビタミンA欠乏が依然として課題となっています。こうした背景の中、地域で栽培されながらも十分に活用されてこなかった作物、いわゆる「未利用作物」に注目が集まっています。オレンジ果肉サツマイモ(OFSP)やバンバラマメ(BNF)は、その代表例として挙…
公開日: 2026年07月02日 00:26
腐敗菌をどう抑える?フェニル乳酸の抗菌メカニズムを探る研究
魚介類は栄養価が高く人気の食材ですが、鮮度が落ちやすく、流通・保存の過程で腐敗が進みやすいことが課題とされています。この腐敗に関わる代表的な微生物のひとつが「シューワネラ・プトレファシエンス」という細菌です。水産物の変質を防ぐには、こうした腐敗菌の増殖をいかに抑えるかが重要な戦略の一つとされています…
公開日: 2026年07月02日 00:25
パンヤの葉を乳酸菌で発酵させると何が変わる? Lactobacillus plantarumによる機能性研究
「パンヤ」という植物をご存じでしょうか。学名をCeiba pentandraというこの木は、繊維が豊富な果実で知られ、伝統医療や産業用途でも利用されてきましたが、その葉については十分に活用されてこなかった素材だとされています。今回、この葉を乳酸菌の一種であるLactobacillus plantar…
公開日: 2026年07月01日 15:24
アクアポニクスのカリウム不足問題に飼料添加物で挑む――ティラピア×レタスの研究
魚を育てながら同じ水で野菜を育てる「アクアポニクス」は、資源循環型の農業として注目されています。魚の排泄物が野菜の肥料になるという仕組みですが、実はこの循環にはひとつ弱点があります。それは、野菜の生育に欠かせないミネラルである「カリウム(K)」が、魚だけを育てる水槽の水には十分な量が含まれていないこ…
公開日: 2026年07月01日 10:33
捨てられていた葉が、発酵でよみがえる
農家の畑の隅に、収穫のあとも使われずに残る葉がある。台湾在来の植物「アカザ(Chenopodium formosanum)」の葉もそのひとつだ。果実や種子が注目される一方で、葉は農業副産物として長らく見向きもされてこなかった。ところが2026年6月に発表された研究が、この「使われない葉」がコンブチャ…
公開日: 2026年06月26日 01:47
アガベシロップのGI値、測定したら35だった
天然由来の甘味料として注目を集めてきたアガベシロップに、国際基準に沿った試験によるGI値が報告されました。その数字は35。低GI食品の定義(GI55以下)を満たしつつ、これまでの報告よりやや高めという、注目に値する結果です。
公開日: 2026年06月21日 18:55
果実なのに甘くない——マダガスカルの椰子が問いかける繊維の実力
マダガスカルで食べられているヤシ科の植物(Hyphaene coriacea)の果実は、糖がごく少なく、炭水化物の大部分を難消化性の成分が占めることが明らかになりました。2026年6月に学術誌F1000Researchに掲載された研究が報告した数字です。果実の採取・分析は2021年2月に実施されたも…
公開日: 2026年06月21日 00:39
魚の廃棄物が鶏の腸を育てる――抗生物質に頼らない飼料の一報
魚を加工した後に残る頭・骨・内臓は、その多くが利用されずに廃棄される。ところが最近、そうした廃棄物を発酵させてカプセルに閉じ込めた飼料添加物が、鶏の腸内環境を整える可能性を示す研究が発表された。「廃棄物が育てるものに変わる」という逆転の発想が、抗生物質に頼らない飼料づくりの選択肢として注目されはじめ…
公開日: 2026年06月18日 11:05
腸と免疫をつなぐ回路、やまのいもが示した可能性
免疫が低下すると、ウイルス感染が重症化しやすくなる。「何を食べることが腸を経由して免疫に関わるのか」という問いに対し、2026年6月、一つの興味深い報告が学術誌ニュートリエンツに掲載された。
公開日: 2026年06月16日 01:26
一さじのはちみつは、雨の記憶を持っている
ペルーのアマゾン奥地、ワヤガ川流域の森で、ある小さなハチが研究者の注目を集めています。針を持たないミツバチの一種で、体長はわずか数ミリ。2019年10月から2023年4月にかけて行われた調査で、このハチが生み出すはちみつの量が、季節ごとの降雨量と強く連動していることが報告されました(トロピカル・アン…
公開日: 2026年06月15日 10:36
発酵ニンニクは栄養不良の子どもを助けられるか、研究レビューが論点を整理
ニンニクは古くから世界各地で food として、また民間療法として親しまれてきましたが、発酵させることで成分がどう変わり、それが健康にどう関わりうるのかは、まだ十分に整理されていませんでした。今回、ナイジェリアのCovenant Universityと日本の東北大学の研究者らによる国際共同グループが…
公開日: 2026年06月15日 10:36