研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

父親の食事は次の世代に影響するか——精子の質とエピジェネティックな調節をめぐる研究の整理 研究論文OpenAlex中国

父親の食事は次の世代に影響するか——精子の質とエピジェネティックな調節をめぐる研究の整理

脂質、タンパク質、微量栄養素は人の栄養に欠かせない要素であり、そのバランスのとれた摂取が健康の維持に重要だと著者らは述べています。そのうえで、慢性的な栄養の偏りは本人の健康だけでなく、その後の世代の健康にも悪影響を及ぼしうると指摘しています。

公開日: 2026年09月15日 18:51

インドネシア・バンテン州の村で、乳幼児の食事摂取・感染症と栄養状態の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシア・バンテン州の村で、乳幼児の食事摂取・感染症と栄養状態の関係を調べた研究

乳幼児は体が急速に育つ時期にあたるため、栄養の問題や病気にかかりやすい集団だと考えられています。著者は、子どもの栄養状態が日々の食事からの摂取量と感染症の影響を受けうる点に注目しました。

公開日: 2026年09月13日 19:58

自閉スペクトラム症のある成人女性への栄養研究の空白 ― ホエイプロテインとクレアチンをめぐる論点整理 研究論文OpenAlexブラジル

自閉スペクトラム症のある成人女性への栄養研究の空白 ― ホエイプロテインとクレアチンをめぐる論点整理

この論文は、自閉スペクトラム症(ASD)のある成人女性の栄養に関する研究がほとんど行われていない現状を問題として取り上げたオピニオン記事です。著者は、ASDが世界の人口のおよそ1〜2%にみられる生涯にわたる神経発達の特性でありながら、臨床研究や栄養研究の大半が男児を対象としてきたため、成人女性は診断…

公開日: 2026年09月13日 17:15

妊娠中の牛乳摂取量と赤ちゃんの出生時の大きさ、関連はある?——日本の大規模調査から 研究論文OpenAlex

妊娠中の牛乳摂取量と赤ちゃんの出生時の大きさ、関連はある?——日本の大規模調査から

妊娠中の食事は、生まれてくる赤ちゃんの体格に影響するのではないかと、多くの妊婦や家族が気にするテーマです。中でも牛乳は日常的に飲まれる食品でありながら、妊娠中の摂取量が出生時の体格とどう関係するのかは、これまで十分に整理されていませんでした。今回紹介する研究は、日本の大規模な出生コホート調査のデータ…

公開日: 2026年09月10日 09:21

ナイジェリア都市部・農村部の妊婦調査、食事の多様性と栄養状態に地域差 研究論文OpenAlexナイジェリア

ナイジェリア都市部・農村部の妊婦調査、食事の多様性と栄養状態に地域差

妊娠中の食事は母体と胎児双方の健康に関わる重要な要素とされていますが、実際にどれだけ多様な食品が摂取できているかは、住む地域の経済状況や生活環境によって大きく左右されると考えられます。今回紹介する研究は、ナイジェリア・オヨ州オグボモソの都市部と農村部に住む妊婦を対象に、食習慣や食事の多様性、そして栄…

公開日: 2026年09月10日 08:37

経管栄養は子どものARFID治療でどう使われているのか―神経性やせ症との違いを比べた研究 研究論文OpenAlexアメリカ

経管栄養は子どものARFID治療でどう使われているのか―神経性やせ症との違いを比べた研究

食べ物への強い苦手意識や興味の乏しさから栄養不足に陥る「回避・制限性食物摂取障害(ARFID)」は、2013年に診断基準として登場した比較的新しい概念です。やせ願望や体型へのこだわりを特徴とする神経性やせ症(AN)とは異なる背景を持つにもかかわらず、多くの病院ではAN向けに作られた栄養回復プログラム…

公開日: 2026年09月09日 05:25

母乳に含まれる糖「HMO」、腸内細菌を介して腸のバリア機能を助ける仕組みとは―乳児と成人で違いも 研究論文OpenAlexオランダ

母乳に含まれる糖「HMO」、腸内細菌を介して腸のバリア機能を助ける仕組みとは―乳児と成人で違いも

母乳には「ヒト母乳オリゴ糖(HMO)」と呼ばれる糖の一種が豊富に含まれており、赤ちゃんの腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きがあることが知られています。オランダのフローニンゲン大学医療センター、ワーヘニンゲン大学、マーストリヒト大学の研究者らによる研究グループは、HMOの中でも代表的な「2′-…

公開日: 2026年09月09日 05:05

ネパールの学校給食制度、生徒の通学継続にどう関わるか——ダンクタ郡の事例から 研究論文OpenAlexネパール

ネパールの学校給食制度、生徒の通学継続にどう関わるか——ダンクタ郡の事例から

貧困や飢えを理由に子どもが学校に通い続けられない、という問題は世界各地の教育現場で長く課題とされてきました。ネパールでは、こうした状況を改善する取り組みのひとつとして、コミュニティスクール(地域立学校)で昼食を提供する『ミッドデイ・ミール(学校給食)プログラム』が導入されています。この制度はネパール…

公開日: 2026年09月08日 21:26

生後18か月未満の乳児における「吐き戻し」、テヘランでの地域調査が示した実態 研究論文OpenAlexイラン

生後18か月未満の乳児における「吐き戻し」、テヘランでの地域調査が示した実態

赤ちゃんが授乳の後にミルクを口から少し戻す「吐き戻し」(食物逆流)は、多くの保護者が経験する身近な現象です。医学的には生後2歳未満の子どもに起こる生理的な現象とされ、飲み込んだ液体や食べ物が胃から再び口へ戻ってくる状態を指します。イランのテヘラン医科大学(Islamic Azad Universit…

公開日: 2026年09月08日 20:29

コモロの中学・高校では、校内も校門前も『不健康な食』であふれている——都市部の学校食環境を調べた研究 研究論文OpenAlexフランス

コモロの中学・高校では、校内も校門前も『不健康な食』であふれている——都市部の学校食環境を調べた研究

思春期は自分でお金を使って食べ物を選ぶようになる時期で、このとき身についた食習慣は大人になっても続きやすいといわれています。学校は生徒が長い時間を過ごす場所であり、健康的な食事を後押しできる重要な拠点として世界的に注目されてきました。しかしアフリカ東方のインド洋に浮かぶ島国コモロでは、学校の周りでど…

公開日: 2026年09月08日 19:37

乳児用ミルクに含まれるビタミンCを正確に測る:新しい分析手法の開発研究 研究論文OpenAlexアメリカ

乳児用ミルクに含まれるビタミンCを正確に測る:新しい分析手法の開発研究

乳児用調製粉乳や母乳バンクで扱われる加熱処理済みのドナーヒトミルクには、赤ちゃんの健康にとって欠かせない抗酸化物質であるアスコルビン酸(ビタミンC)が含まれています。ところが、この物質の量を正確に測定することは、実は簡単ではありません。ミルクという成分の込み入った液体の中では測定の妨げとなる要因が多…

公開日: 2026年09月08日 07:37

妊娠糖尿病の食事療法、食べる順番と炭水化物の分割摂取でケトン尿が改善したという報告 研究論文OpenAlex

妊娠糖尿病の食事療法、食べる順番と炭水化物の分割摂取でケトン尿が改善したという報告

妊娠糖尿病と診断されると、食後の血糖値を上げないようにと炭水化物を極端に減らしてしまう妊婦が少なくありません。しかしエネルギーや炭水化物が不足すると、体は脂肪を分解してケトン体という物質を作り出し、尿中にケトン体が検出される「ケトン尿」という状態になります。ケトン体は胎児に影響しうる物質とされ、母体…

公開日: 2026年09月08日 07:30