研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
モンキージャック果実の抽出物、パンガシウス魚肉団子の日持ちを延ばす天然保存料になるか
魚肉を丸めた「フィッシュボール(魚肉団子)」は、バングラデシュをはじめアジア各地で古くから親しまれてきた惣菜・スナックだ。原料となるパンガシウス(Pangasianodon hypophthalmus)は成長が早く、タンパク質や不飽和脂肪酸を含む食材として知られる一方、脂質を多く含む食品全般と同じく…
公開日: 2026年09月05日 02:31
食べられる花のサプリメントに含まれる微量元素、体はどれだけ吸収できるのか
タンポポ(Taraxacum officinale)やハイビスカス(Hibiscus sabdariffa)は、サラダや飲み物、ハーブ製品として世界各地で食べられてきた植物です。近年ブラジルでは、これらの花を粉末にしてカプセル入りのサプリメントとして販売する動きが広がっています。しかし、こうした「食…
公開日: 2026年09月05日 02:29
植物性食への切り替え、体はどう適応するのか——鉄・クレアチン・タンパク質・腸内細菌をめぐる研究
肉や魚を減らして植物性の食事に切り替えると、鉄やクレアチン、必須アミノ酸、あるいは食物繊維の発酵によって作られる栄養素が不足するのではないか、という懸念がしばしば語られます。これは「食事からの摂取量が減れば、体内で使える量もそのまま減る」という前提に基づく見方です。今回紹介する総説論文は、この前提を…
公開日: 2026年09月05日 02:28
紅海のアオサ「Ulva intestinalis」に抗酸化・抗菌の可能性、スーダンの研究チームが成分を分析
海藻は昔から食用や薬用として利用されてきましたが、その成分や働きが科学的にどこまで裏付けられているかは、種や産地によって差があります。今回紹介するのは、スーダンの紅海沿岸で採取された緑藻の一種「Ulva intestinalis(旧称Enteromorpha intestinalis)」を対象に、栄…
公開日: 2026年09月05日 02:26
緑茶に含まれるカテキン、腸内細菌との関わりをレビュー論文が整理
緑茶や果物、ベリー類に多く含まれる「カテキン」は、抗酸化作用で知られるポリフェノールの一種です。しかし体内にそのまま吸収される量はわずかで、実際には腸に届いたカテキンの大半が腸内細菌によって分解・変換されることが分かっています。今回紹介する総説論文は、このカテキンと腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係を…
公開日: 2026年09月05日 02:24
ヨルダンの消費者は「機能性食品」をどう見ているか——300人調査から浮かんだ知識と関心のギャップ
健康を意識した食品選びが世界的に広がる中で、ビタミンや食物繊維、たんぱく質を強化した「機能性食品」への関心も高まっています。しかし、こうした食品が実際にどれくらい消費者に理解され、選ばれているのかは国や地域によって大きく異なります。今回紹介する研究は、ヨルダン・ハシェミット王国の消費者を対象に、機能…
公開日: 2026年09月05日 02:23
食生活と慢性疾患予防の関係を整理した研究レビューが公開
心臓病や糖尿病といった慢性疾患は、多くの人にとって「食生活が関係している」と何となく感じられているテーマです。しかし、実際にどのような食習慣が予防に関連づけられ、どこまで研究で裏付けられているのかを整理した情報はそれほど多くありません。今回紹介する研究は、成人における食習慣と慢性疾患予防の関係につい…
公開日: 2026年09月05日 01:48
サウジアラビアの食生活データはどこまで実態を映しているのか——複数の公開統計を突き合わせた研究
ある国の人々が何をどれだけ食べているかを知ろうとするとき、私たちは食料の供給量統計、本人への聞き取り調査、血液検査などの生体指標といった、複数の異なる種類のデータに頼ることになります。しかし、これらは本当に同じ実態を映し出しているのでしょうか。サウジアラビアで公開されている栄養関連データを対象に、こ…
公開日: 2026年09月05日 01:47
オーストラリア産ヤギ肉、部位によって食感や品質はどれほど違うのか
ヤギ肉(シェボン)は世界的に見れば消費量の多い食肉のひとつですが、牛肉や豚肉に比べると、部位ごとの品質データが十分に整理されてこなかった食材でもあります。どの筋肉が柔らかく、どの筋肉が硬いのかという基礎情報が乏しいままだと、加工業者や販売者は部位ごとの特性を活かした売り方をしにくく、結果として消費者…
公開日: 2026年09月05日 01:46
捨てられがちなバナナの花を粉末に加工し、雑穀グルテンフリー・スナックに配合してみた
バナナといえば果実部分ばかりが利用され、収穫後に残る偽茎や葉、そして花(バナナブロッサム、いわゆる男花)の多くは廃棄・焼却されているのが実情です。世界のバナナ生産量は年間1億3500万トンを超えるとされ、そこから生じる残渣は温室効果ガスの発生や土壌劣化といった環境負荷にもつながっているといいます。イ…
公開日: 2026年09月05日 01:45
肉や卵の栄養は本当に「体に吸収されやすい」のか——動物性食品と植物性食品の栄養吸収率を比較した文献レビュー
「たんぱく質が豊富」「鉄分が多い」といった食品の栄養成分表示は、あくまで食品に含まれる量を示しているに過ぎません。実際に体内に取り込まれ、利用される量(生体利用率)は、その栄養素が食品の中でどんな形で存在し、他の成分とどう組み合わさっているかによって大きく変わることが知られています。ポーランドのジェ…
公開日: 2026年09月05日 01:43
農薬と食品添加物、がんリスクの関係をどう考えるか──インドでの研究レビューから
「農薬を使った野菜は体に悪いのでは」「加工食品の保存料はがんの原因になるのでは」——こうした不安は世界各地で共有されていますが、実際のところ研究はどこまで明らかにしているのでしょうか。今回紹介するのは、インドを舞台に、農業で使われる化学農薬と食品の保存料が、がんとどのように関係しうるかを既存の研究知…
公開日: 2026年09月05日 01:42