研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
中学生の食べ方の意識と甘い飲み物の摂取は栄養状態とどう関わるか——インドネシア・タンゲランの調査
インドネシアでは、思春期の子どもたちの過体重や肥満が増え続けていると報告されています。研究チームは、その背景のひとつに砂糖入り飲料(加糖飲料)の多量摂取があると指摘しています。2023年のインドネシア保健調査では、思春期の16.2%が過体重または肥満に該当したとされています。
公開日: 2026年09月25日 19:21
キャッサバ3品種を固体発酵させた粉の性質を比較した研究
キャッサバはイモ状の根を食用にする作物で、熱帯地域では米とトウモロコシに次ぐ3番目のカロリー源とされ、世界で8億人以上の食を支えていると論文は紹介しています。コートジボワールでは2019年の生産量が500万トンに達し、ヤムイモに次ぐ第2の食用作物です。
公開日: 2026年09月25日 19:15
太陽光パネルの下でサフランを育てる――北部地域での栽培可能性を探る研究
サフランは食用の花を咲かせる球根植物で、めしべ(柱頭)を乾燥させた香辛料が高値で取引される高付加価値作物です。しかし緯度の高い北部地域では、サフランが花を咲かせる生育期の天候が栽培の障害になると指摘されてきました。
公開日: 2026年09月25日 18:59
海藻由来の素材にMXeneナノシートを加えた食品包装フィルムの研究
食品を包む材料には、破れにくさ、水分を通しにくいこと、内容物の劣化を抑える働きなど、複数の性能が同時に求められます。この研究で著者らが取り組んだのは、海藻から得られる多糖であるアルギン酸を基材とし、そこにTi3C2Txという組成の「MXene」と呼ばれるナノシート状の材料を混ぜ合わせることで、こうし…
公開日: 2026年09月25日 18:55
海藻ホンダワラ類(サルガッサム)の有用成分と応用可能性を整理した総説
熱帯から温帯まで世界の海に広く分布する褐藻の一群、ホンダワラ属(サルガッサム)は、古くから食用や伝統的な薬用に利用されてきました。近年は、医薬品や機能性食品、生体材料、環境技術などの原料になりうる「生物資源」としての関心が高まっています。
公開日: 2026年09月25日 18:51
気候変動は豊作年と凶作年にどう影響したか——トウモロコシとコムギの世界生産を分析
安定した作物生産は世界の食料安全保障の基盤です。研究チームによれば、気候変動は極端な気象現象を増やし、しばしば収量の低い年、すなわち「凶作」を招いてきました。一方で、場所や季節によっては、好ましい気候条件や大気中の二酸化炭素濃度の上昇が、収量の高い年、すなわち「豊作」の収量をさらに押し上げる可能性も…
公開日: 2026年09月25日 18:46
超加工食品の摂取と肥満・代謝性疾患リスクの関連をめぐる文献レビュー
近年、世界各地で「超加工食品(UPF)」の消費が大きく増えています。超加工食品とは、工業的な加工を重ねてつくられた食品を指し、研究チームはその特徴として、食物繊維や微量栄養素が少ない一方で、添加された糖分、飽和脂肪、ナトリウム(塩分)、食品添加物が多い点を挙げています。著者らは、こうした食生活の変化…
公開日: 2026年09月25日 18:40
金ナノ粒子を付けたD形光ファイバーで農薬を検出する化学センサーの開発
研究チームは、水中に溶けたごくわずかな化学物質を、その場で素早く測れる小型のセンサーをつくることを目指しました。狙いは、装置が簡単で低コストでありながら、低濃度の物質にも敏感に反応するセンサーを実現することです。
公開日: 2026年09月25日 18:36
卸売価格と販促は購買決定にどう影響するか――インドネシア・チカンデの小売店を対象にした調査
この研究は、インドネシア・チカンデにある小売店「トコ・マジュ・ブルサマ」で販売されているバンガウ印シロップについて、卸売価格と販促活動が消費者の購買決定にどのような影響を与えるかを分析することを目的としています。
公開日: 2026年09月25日 18:29
乾燥方法の違いが二種の在来葉菜の栄養成分と植物化学成分に与える影響を調べた研究
葉物野菜はたんぱく質や炭水化物、ミネラル、食物繊維のほか、体によい働きが期待される植物由来の成分を含み、食と栄養の安定に貢献する食材です。ナイジェリアをはじめアフリカ各地では、地域に自生する在来の葉菜が食用にも伝統的な薬用にも使われてきました。ただし、こうした野菜は収穫できる季節が限られるうえ、採り…
公開日: 2026年09月25日 18:26
白色LED照明がランブータンの貯蔵中の品質保持に与えた影響──インドネシアの研究チームによる報告
ランブータン(Nephelium lappaceum L.)は、インドネシアをはじめ東南アジアで広く栽培される熱帯果実で、主に生鮮のまま流通します。しかし収穫後の劣化が非常に速く、論文は先行研究を引きながら、常温では収穫後わずか1〜2日ほどしか商品価値を保てないと述べています。ランブータンは「非クラ…
公開日: 2026年09月25日 18:20
海藻カウレルパ・ペルタタの皮膚保護作用を調べた研究
皮膚は人体で最も大きな器官であり、体温の調節や体液の過剰な喪失の防止、有害物質や微生物の侵入を防ぐ役割を担っています。皮膚の色を決めるメラニンという色素は、紫外線から体を守る働きも持っています。論文の著者らは、メラニンが不足した状態で強い紫外線を長く浴びることが皮膚がんの危険を高めると説明し、紫外線…
公開日: 2026年09月25日 18:16