研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
心筋梗塞を経験した人の食事の質と、その後の生存との関連を調べた前向き研究
心筋梗塞(心臓の血管が詰まり心筋の一部が壊死する病気)を経験した後、どのような食事を続けるとその後の生存に関係するのか。これまでの食事ガイドラインの多くは、心筋梗塞の既往がない一般の人々を対象にした研究データに基づいており、心筋梗塞を生き延びた人自身を対象に、食事パターンと生存との関連を検討したデー…
公開日: 2026年08月27日 08:35
ブラジルの青少年の食事パターンとメンタルヘルスの関連を調査した大規模調査
思春期の食生活が心の健康と関係しているのではないかという指摘は各国で見られますが、全国規模の調査データを使い、実際に食べているものの組み合わせ(食事パターン)から検討した研究はまだ限られています。今回紹介する論文は、ブラジルの学校に通う13〜17歳の青少年を対象に、2015年と2019年に実施された…
公開日: 2026年08月27日 06:31
羅漢果の甘み成分「モグロシド」とは何か——天然ノンカロリー甘味料をめぐる研究レビュー
砂糖の摂りすぎが気になる一方で、甘い味わいはやはり手放しがたいものです。近年、カロリーゼロでありながら砂糖よりもはるかに強い甘味を持つ天然甘味料として注目を集めているのが、羅漢果(らかんか、学名:Siraitia grosvenorii)に含まれる「モグロシド」という成分です。今回紹介する論文は、こ…
公開日: 2026年08月23日 17:32
食事は「体の中の年齢」を変えられるのか——生物学的年齢と栄養に関する最新レビュー
同じ年齢の人でも、見た目や体力にはずいぶん差があると感じたことはないでしょうか。実は近年、体内の分子情報をもとに「生物学的年齢」という指標を算出する研究が進んでいます。これは誕生日を数える「暦年齢」とは違い、血液などから得られる分子バイオマーカーをもとに、体がどれだけ生理的に老化しているかを数値化し…
公開日: 2026年08月23日 01:39
アメリカ人は何をどう食べてきたのか——食生活の変遷を振り返る研究
「今日の食卓は、昔と比べてどれくらい変わったのだろう」——そんな素朴な疑問は、実は栄養学における重要な研究テーマです。人々が何をどれだけ食べているかを正確に把握することは、栄養不足や過剰摂取を見極めたり、食生活のガイドラインを作ったり、健康的な食習慣を促す教育プログラムや商品開発に生かしたりするうえ…
公開日: 2026年08月23日 01:37
移民の『食の変化』とメタボリックシンドロームの関係を探る研究
新しい国に移り住むと、生活習慣とともに食生活も少しずつ変化していきます。これは「食のアカルチュレーション(食文化変容)」と呼ばれる現象で、近年、こうした食習慣の変化が心血管代謝の健康や慢性疾患のリスクと関連する可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、米国に暮らす移民を対象に、食事とアカルチュレ…
公開日: 2026年08月23日 00:34
ファストフードとレストラン食、体の炎症への影響は同じ? NHANESデータが示した違い
仕事帰りに買うファストフードです。休日にレストランでゆっくり食事をとる。どちらも「外食」ですが、体への影響は同じなのでしょうか。今回紹介する研究は、この2つの外食スタイルと体内の炎症反応との関連を調べたものです。
公開日: 2026年08月22日 12:33
超加工食品を禁止するなら何日かかるのか——米国の州規制ラッシュを検証した論文を紹介
近年、米国では「超加工食品(UPF)」や特定の食品添加物を規制しようとする動きが州レベルで相次いでいます。清涼飲料や菓子パンなど、原材料を高度に加工して作られた食品群をめぐり、健康との関係が議論される一方で、「では実際にどれくらいの速さで規制できるのか」という素朴だけれど重要な問いには、これまで明確…
公開日: 2026年08月22日 09:39
包装食品には平均いくつの添加物?トルコでの大規模ラベル調査
スーパーの棚に並ぶ包装食品のラベルを見ると、聞き慣れないカタカナの物質名がずらりと並んでいることがあります。一つひとつの添加物は安全性審査を経て使用が認められていますが、多種類の添加物を日常的に、しかも同時に摂取することの影響については、関心を持つ人が少なくありません。今回紹介する研究は、そうした関…
公開日: 2026年08月22日 09:37
超加工食品を減らしても、タンパク質はちゃんと摂れるのか?
コンビニやスーパーに並ぶ加工度の高い食品——いわゆる「超加工食品(UPF)」——は、私たちの食事の中でかなりの割合を占めていると言われています。UPFは一般的にタンパク質が少ない食品として知られていますが、近年はタンパク質を強化したUPFも増えており、実は日々のタンパク質摂取の一部をUPFが支えてい…
公開日: 2026年08月22日 05:27
食品由来オメガ3脂肪酸と脳の老化——栄養神経科学と老化学から見えてきたこと
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、健康に関心のある人なら一度は耳にしたことがある成分ではないでしょうか。特にDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、脳の神経細胞の膜を構成する材料であり、体内の炎症を穏やかに収束させる物質のもとにもなっていることが知られています。世界的に高齢化…
公開日: 2026年08月09日 18:37
血中DHAと『肥満+うつ』の併存リスク——米国成人データからみえた関連性
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、炎症を抑える働きを持つことで知られています。一方で、肥満とうつ病は互いに合併しやすいことが知られていますが、こうした「肥満とうつ病の併存」にオメガ3脂肪酸がどう関わっているのかは、これまではっきりしていま…
公開日: 2026年08月06日 00:32