研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
「懐かしい味」の意味は世代で違う?世代・Yジェネレーション・Z世代への聞き取り調査から見えてきたこと
子どもの頃に食べた料理の味を思い出すとき、その記憶が呼び起こす感情は人によって同じではありません。実家の台所の匂い、家族で囲んだ食卓、あるいはSNSで見かけた懐かしい見た目の料理など、「子ども時代の食」に対する意味づけは、育った時代背景によって変わってくるのではないか。トルコのクルシェヒル・アヒ・エ…
公開日: 2026年09月05日 20:23
食料不安と地中海食、そして腸内代謝物は2型糖尿病とどう関わるのか──横断研究からの知見
糖尿病の管理というと、食事の「質」に注目が集まりがちです。しかし、そもそも十分な食料を安定的に入手できるかどうか、つまり「食料不安」の有無も、血糖コントロールに影響する可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、2型糖尿病の成人を対象に、食料不安と地中海食(Mediterranean Diet)へ…
公開日: 2026年08月22日 05:32
青年期の食事と『体の炎症』の関係を探る ― 摂食行動・肥満との関連は?
「炎症」と聞くと、けがや感染症のときに起こる一時的な反応を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし近年、日々の食事内容が体内で慢性的な軽い炎症状態を促したり抑えたりする可能性が注目されており、これは肥満をはじめとする様々な慢性疾患と関わりが深いとされています。特に、大人になってからの生活習慣病リス…
公開日: 2026年08月16日 17:27
肥満治療において『衝動性』や『夜食』は体重減少の妨げになるのか
ダイエットや肥満治療にまつわる話題の中で、「衝動的に食べてしまう性格」や「夜中に食べたくなってしまう習慣」が、体重を減らす妨げになるのではないかと感じたことがある人は少なくないかもしれません。こうした心理的な特性や生活習慣は、実際に肥満治療の成果とどのように関係しているのでしょうか。今回紹介するのは…
公開日: 2026年08月16日 00:28
AIは栄養士の仕事をどう変えるのか——現場29人への聞き取り調査から
食事のアドバイスや栄養指導の場面でも、人工知能(AI)を活用したアプリやチャットボットを見かけることが増えてきました。では、実際に患者や利用者と向き合う栄養士自身は、AIの登場をどう受け止めているのでしょうか。今回紹介する研究は、この問いに正面から向き合い、現場で働く栄養士たちの生の声を丁寧に拾い集…
公開日: 2026年08月05日 00:28
肥満女性を対象とした食事×運動介入の比較研究:準菜食+運動で最も大きな変化
「痩せるにはどんな食事法がいいのか」「運動と組み合わせるべきか」という疑問は、ダイエットに関心のある人なら誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。ケトン食、間欠的断食、ベジタリアン系の食事など、世の中には様々な食事法があり、さらに運動を組み合わせるかどうかでも効果が変わってくると考えられま…
公開日: 2026年08月04日 00:29
トルコ産オリーブ・オリーブオイルの「地理的表示」、世界はネットでどれだけ検索している? デジタル関心を国別に分析した研究
チーズやワイン、生ハムなどで「〇〇地方産」という産地表示を見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。EU(欧州連合)には、特定の産地で伝統的な方法で作られた食品を保護する「地理的表示(GI)」という制度があり、トルコ産のオリーブやオリーブオイルの一部もこの制度に登録されています。しかし、せっか…
公開日: 2026年07月23日 01:34
妊娠期・乳幼児期の超加工食品摂取と母子の健康:最新レビュー論文を紹介
コンビニやスーパーに並ぶスナック菓子、菓子パン、インスタント食品、清涼飲料水――こうした「超加工食品(Ultra-processed foods, UPF)」は、私たちの食卓にすっかり定着しています。忙しい毎日の中で手軽に食べられる一方、こうした食品の摂取が健康にどのような影響を与えるのかは、近年多…
公開日: 2026年07月17日 19:36
大学生の『栄養の知識』は健康的な生活習慣につながるのか?トルコの大学生400人を調べた横断研究
「栄養について正しい知識を持っていれば、自然と健康的な生活が送れるはず」——そう考える人は多いのではないでしょうか。食品パッケージの表示を正しく読み取れたり、栄養バランスの基本を理解していたりする「栄養リテラシー」は、健康的な食生活や生活習慣を支える力になると考えられてきました。しかし、知識と実際の…
公開日: 2026年07月08日 21:26
植える間隔と収穫回数はステビアの生育にどう影響するか——2年間の圃場試験から
砂糖の代わりになる甘味植物として知られる「ステビア(Stevia rebaudiana)」。その葉には強い甘み成分が含まれており、世界各地で栽培研究が行われています。今回紹介するのは、ステビアをどのくらいの間隔で植えるか、また収穫を何回行うかによって、生育や収量がどのように変わるのかを調べたトルコの…
公開日: 2026年07月04日 03:26