研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
水温への順応がクロアシアワビ(パウア)の環境ストレス応答に与える影響
岩礁域にすむアワビ類は、水温、塩分、溶存酸素(水に溶けている酸素の量)が大きく変動する環境にさらされることが多い生き物です。研究チームは、こうした変動に対してアワビがどこまで対応できるのかを明らかにしようとしました。
公開日: 2026年09月15日 06:01
新しい野菜・果物の生産技術を消費者はどう選ぶか——ニュージーランドでの選択実験
気候変動をはじめとする課題を受けて、天候に左右されにくく資源効率の高い新しい生鮮野菜・果物の生産技術の開発が進められています。研究チームが取り上げたのは、屋内農業などの「管理環境農業(CEA)」と呼ばれる、温度や光などを人工的に管理した施設で作物を育てる方法、そして関連技術である遺伝子編集(作物の遺…
公開日: 2026年09月14日 20:47
オーストラリアのサンゴ礁に潜む毒素産生藻類「ガンビエルディスクス・ホルメシー」を見つけ出すDNA検査法
シガテラ中毒は、熱帯・亜熱帯の海でサンゴ礁魚を食べた際に起こることがある食中毒で、原因はシガトキシンという強い神経毒です。この毒はガンビエルディスクス属やフクヨア属という、海底の岩やサンゴ礁の海藻の表面にすみつく微小な渦鞭毛藻(かべんもう藻)が作り出し、それを食べた草食性の魚から肉食魚へと食物網を通…
公開日: 2026年09月02日 05:33
有毒藍藻「ノジュラリア」の毒素、マウス実験で急性毒性の目安が明らかに
湖や汽水域で夏場に大発生することがある藍藻(シアノバクテリア)の一種、Nodularia spumigenaは、これまで世界各地で犬や馬、羊、豚など多くの動物の死亡と関連づけられてきました。この藻が作り出す毒素「ノジュラリン」は魚介類にも蓄積することが知られており、気候変動によって藻の大発生が増えて…
公開日: 2026年09月02日 02:40
食事中に見る映像は「食べる量」を左右するのか——心拍・発汗と食選択を追った実験研究
レストランの内装やBGM、映像といった「食事の周りの環境」が、食べる量や満足感に影響するという指摘は以前からありました。今回紹介する研究は、食事中に見る映像の「雰囲気」が、心拍や発汗といった体の反応を介して、健康的な食品と高カロリーな食品のどちらを多く食べるかに関わっているかどうかを、実験的に調べた…
公開日: 2026年08月31日 20:28
赤ビートルート粉末で麺の栄養価アップ? アジア式塩味麺への添加を調べた研究
東アジアや東南アジア、さらにヨーロッパやアメリカの一部でも親しまれているアジア式塩味麺(ASN)は、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素や、健康に良いとされる生理活性成分が不足しがちな食品だといわれています。そこで、この不足を補う方法として注目されたのが、赤いビートルート(Beta vulga…
公開日: 2026年08月28日 03:42
「新しい食べ物が苦手」な人ほど、心身の健康を低く感じている? 米英豪の大規模調査から
初めての料理や見慣れない食材に、なんとなく手が伸びない。そんな「食わず嫌い」的な傾向は、実は多くの人に程度の差はあれ備わっている性格特性のひとつだとされています。この傾向は「フードネオフォビア(食物新奇性恐怖)」と呼ばれ、新奇で、風味が強く、見慣れない食品を避けようとする心理として研究されてきました…
公開日: 2026年07月16日 06:38
食用昆虫はソーセージや代替肉にどこまで混ぜられる?25本の研究を横断調査
近年、環境負荷の少ないタンパク源として食用昆虫が注目されています。ただし、昆虫をそのままの姿で食べることに抵抗を感じる人は少なくありません。そこで考えられている工夫のひとつが、ソーセージやハンバーグのような食肉製品、あるいは大豆などから作られる代替肉(ミートアナログ)に昆虫の粉末などを混ぜ込み、食べ…
公開日: 2026年07月04日 01:26