研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ウコン抽出物は「見当識」や「注意力」に関わる認知機能に影響するか?24週間の臨床試験 研究論文OpenAlex

ウコン抽出物は「見当識」や「注意力」に関わる認知機能に影響するか?24週間の臨床試験

カレーなどでおなじみのスパイス「ウコン(Curcuma longa)」。近年は健康食品の素材としても注目されていますが、実際に人の脳の働き、とくに「認知機能」にどう関わるのかは、まだよくわかっていない部分が多くあります。今回紹介する研究は、軽い物忘れなどが気になり始める40〜69歳の健康な人を対象に…

公開日: 2026年08月01日 01:38

五輪代表候補選手のサプリメント利用、栄養サポートの経験で差―800人調査 研究論文OpenAlex

五輪代表候補選手のサプリメント利用、栄養サポートの経験で差―800人調査

プロテインやビタミン剤といった「サプリメント」は、今やスポーツの現場でごく身近な存在です。一方で、トップアスリートの世界ではアンチ・ドーピングの観点から、口にするものの安全性や効果、そして本当に必要かどうかを慎重に見極める必要があります。では、管理栄養士などによる栄養サポートを受けた経験があるかどう…

公開日: 2026年08月01日 01:34

水素サプリメントは睡眠の質を改善する? 腸内細菌の個人差に着目した臨床試験 研究論文OpenAlex

水素サプリメントは睡眠の質を改善する? 腸内細菌の個人差に着目した臨床試験

「水素水」や水素を含むサプリメントは、抗酸化作用や抗炎症作用が期待され、健康への影響がこれまでにも研究されてきました。ただし、健康な人の睡眠の質に対する効果を調べたデータはこれまでほとんどなかったといいます。さらに、同じものを摂取しても効果の出方には個人差があることが多く、その一因として腸内細菌の違…

公開日: 2026年07月30日 01:38

生乳の細菌はどこから来る?低温輸送と季節で変わる『見え方』を調べた研究 研究論文OpenAlex

生乳の細菌はどこから来る?低温輸送と季節で変わる『見え方』を調べた研究

スーパーで買う牛乳のもとになる「生乳」には、目に見えないたくさんの微生物が住んでいます。これらは搾乳された直後から、農場の環境や季節、さらには保存・輸送の仕方によって構成が変わっていくと考えられています。では、研究者が生乳を分析する際の『やり方の違い』そのものが、検出される微生物の顔ぶれに影響を与え…

公開日: 2026年07月29日 03:27

生姜科植物「バンレー」の根茎抽出物、高齢者の歩行機能と口腔環境に関する研究結果 研究論文OpenAlex

生姜科植物「バンレー」の根茎抽出物、高齢者の歩行機能と口腔環境に関する研究結果

年齢を重ねると、歩く速さがゆっくりになったり、椅子から立ち上がって歩き出す動作に時間がかかったりすることがあります。こうした身体機能の変化は、健康的に年を重ねる(ヘルシーエイジング)うえで注目されているテーマの一つです。近年、薬に頼らない方法として、食品由来の機能性成分が身体機能を支える可能性につい…

公開日: 2026年07月27日 01:31

食品添加物のアルデヒド成分、細胞実験でレプチンの働きを弱める可能性 新研究 研究論文OpenAlex

食品添加物のアルデヒド成分、細胞実験でレプチンの働きを弱める可能性 新研究

肥満は世界的な健康課題として知られていますが、その背景には食欲や代謝を調整するホルモン「レプチン」の働きが関わっていることをご存じでしょうか。レプチンは脂肪細胞から分泌され、脳に「満腹」の信号を伝える役割を担っていますが、このシグナルがうまく伝わらなくなる「レプチン抵抗性」が、肥満の一因として注目さ…

公開日: 2026年07月26日 03:39

魚油入り可食フィルムの試作研究:ゼインとアラビアガムで魚油をどこまで包めるか 研究論文OpenAlex

魚油入り可食フィルムの試作研究:ゼインとアラビアガムで魚油をどこまで包めるか

プラスチックごみ削減の流れの中で、食べられる素材でできた「可食フィルム」が注目されています。今回紹介するのは、トウモロコシ由来のタンパク質「ゼイン」と天然多糖類「アラビアガム」を混ぜたベースフィルムに、魚油を配合して物性を調べた研究です。魚油はオメガ3脂肪酸を含むことで知られていますが、酸化しやすく…

公開日: 2026年07月26日 03:34

早食い・遅食みと長期的な体重の推移――56万人データが示す双方向の関連とは 研究論文OpenAlex

早食い・遅食みと長期的な体重の推移――56万人データが示す双方向の関連とは

「早食いは太りやすい」という話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。しかし、体重は10代・20代から現在に至るまで人によって大きく変動するものであり、これまでの研究の多くは、ある一時点でのBMI(体格指数)だけをもとに食べる速さとの関連を調べてきました。また、注目されるのは「肥満」との関連が中…

公開日: 2026年07月26日 02:27

排便時のガスから腸内環境がわかる? 非侵襲的な新指標を提案した研究を紹介 研究論文OpenAlex

排便時のガスから腸内環境がわかる? 非侵襲的な新指標を提案した研究を紹介

お腹の調子や腸内環境というと、便を採取して腸内細菌を調べるイメージが強いかもしれません。しかし、腸内細菌が発酵や代謝によって生み出す「腸内ガス」も、腸内環境を映し出す重要な手がかりになると考えられています。とはいえ、これまでの腸内ガスの測定方法は身体への負担が大きく、日常的に調べるのは簡単ではありま…

公開日: 2026年07月20日 18:29

食事の『酸性度』は糖尿病リスクと関係する? 日本人約1.9万人を調べたコホート研究 研究論文OpenAlex

食事の『酸性度』は糖尿病リスクと関係する? 日本人約1.9万人を調べたコホート研究

肉や穀類、野菜や果物など、私たちが日々口にする食品は、体内で代謝される過程で酸性またはアルカリ性の性質を残すと考えられています。こうした食事全体の『酸-塩基バランス』を表す指標は「食事性酸負荷(dietary acid load, DAL)」と呼ばれ、糖代謝に影響を与える可能性が指摘されてきました。…

公開日: 2026年07月19日 23:34

紅麹米の水抽出物が脂肪細胞の脂質蓄積を抑える仕組みとは?研究紹介 研究論文OpenAlex

紅麹米の水抽出物が脂肪細胞の脂質蓄積を抑える仕組みとは?研究紹介

紅麹(べにこうじ)は、米などをMonascus属のカビで発酵させて作られる、東アジアで古くから食品や調味料の色付けなどに利用されてきた発酵素材です。発酵の過程でさまざまな二次代謝産物が生み出されることが知られており、近年ではその水溶性成分が肥満や体重過多に対する代替的なアプローチとして注目され始めて…

公開日: 2026年07月17日 01:36

モーリシャスの養殖場に育つ海藻、抗酸化成分の豊富さを分析 研究論文OpenAlex

モーリシャスの養殖場に育つ海藻、抗酸化成分の豊富さを分析

アフリカ大陸東方のインド洋に浮かぶ島国モーリシャスは、西インド洋の中でも有数の広さを誇る排他的経済水域を持ち、その海には食用にできる海藻を含む豊かな海洋資源が眠っているとされます。しかし、こうした資源はこれまで十分に調査されてこなかったといいます。今回紹介する研究は、モーリシャスの魚類養殖施設に自然…

公開日: 2026年07月17日 00:37