研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

セロリジュースを長持ちさせる新技術? 低温プラズマ処理の可能性を探る研究 研究論文OpenAlex

セロリジュースを長持ちさせる新技術? 低温プラズマ処理の可能性を探る研究

搾りたてのセロリジュースは、クロロフィルやポリフェノールといった健康志向の消費者に人気の成分を豊富に含む一方で、非常に傷みやすいという弱点があります。加熱による殺菌は保存性を高めますが、熱に弱い栄養成分を損なう可能性があるため、加熱を伴わない新しい保存技術が求められてきました。今回紹介する研究では、…

公開日: 2026年08月12日 19:31

ミルクタンパク質でコーティングした中鎖脂肪酸トリグリセリド、ケトン体産生への影響を検証 研究論文OpenAlex

ミルクタンパク質でコーティングした中鎖脂肪酸トリグリセリド、ケトン体産生への影響を検証

中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)は、肝臓で分解されてケトン体という物質を生み出しやすい油として知られており、認知機能や身体機能の改善に役立つ可能性が報告されています。今回紹介する研究では、このMCTの微粒子をミルクタンパク質でコーティングすることで、腸での吸収が変わり、ケトン体産生への効果も変化す…

公開日: 2026年08月12日 19:28

青年期・若年成人の『食事とストレス』、その関連を量で見る ― 日本の地域調査から 研究論文OpenAlex

青年期・若年成人の『食事とストレス』、その関連を量で見る ― 日本の地域調査から

「野菜をよく食べる人はストレスに強い」「パンや麺類ばかりだと疲れやすい」――そんな話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。しかし、こうした食習慣とこころ・からだの状態との関係は、実際にはどの程度、どのような形で結びついているのでしょうか。食事と気分の関係を調べる研究分野では、食事がメンタルヘル…

公開日: 2026年08月11日 23:26

「食べて感じる」をデザインする? 咀嚼シミュレーターが拓く食品開発の新しい視点 研究論文OpenAlex

「食べて感じる」をデザインする? 咀嚼シミュレーターが拓く食品開発の新しい視点

おいしい、楽しい、なつかしい——食べ物は味や栄養だけでなく、私たちにさまざまな感情ももたらします。しかも、その感情は一口目から噛んで飲み込むまでの間、刻一刻と変化していきます。もしこの「食べながら移り変わる感情」を科学的にとらえ、意図的に設計できるとしたら、食品開発はどう変わるでしょうか。今回紹介す…

公開日: 2026年08月10日 18:27

食品選びの優先順位は性格を映す?――14万人調査から見えたパーソナリティとの関連 研究論文OpenAlex

食品選びの優先順位は性格を映す?――14万人調査から見えたパーソナリティとの関連

「健康を優先して食べ物を選ぶ人」もいれば、「とにかく美味しさや気分を優先する人」「手軽さを重視する人」もいます。こうした食品選びの優先順位は、単なる好みの違いだけでなく、その人のパーソナリティ(性格特性)と関係しているのでしょうか。今回紹介する研究は、日本の大規模なデータを用いて、食品選択に関する価…

公開日: 2026年08月10日 00:27

食品保存料は使われたあと、環境中でどうなるのか——排水や土壌への影響を整理したレビュー 研究論文OpenAlex

食品保存料は使われたあと、環境中でどうなるのか——排水や土壌への影響を整理したレビュー

ソルビン酸や亜硝酸塩、EDTA、合成の酸化防止剤——これらはいずれも食品の腐敗を防いだり、色や風味を保ったりするために広く使われている食品保存料です。私たちは日々の食事を通じてこうした添加物の「食品としての安全性」を気にしますが、では使われた保存料が排水や生ごみとして環境中に出たあと、どこへ行き、ど…

公開日: 2026年08月09日 21:30

母親向けにAIが個別化した将来リスクを見せて栄養相談する試み——小児肥満予防の新しいアプローチを検証 研究論文OpenAlex

母親向けにAIが個別化した将来リスクを見せて栄養相談する試み——小児肥満予防の新しいアプローチを検証

子どもの肥満は、大人になってからの生活習慣病リスクに長く影響すると考えられており、できるだけ早い時期からの働きかけが重要とされています。とはいえ「将来太りやすいかもしれません」と漠然と言われても、多くの保護者にとっては実感が湧きにくいものです。もし、わが子の将来の体格リスクを個別に予測し、それをもと…

公開日: 2026年08月09日 00:26

麺類中心の食生活と腸内細菌「アッカーマンシア」の関係——日本人高齢者786人の調査から 研究論文OpenAlex

麺類中心の食生活と腸内細菌「アッカーマンシア」の関係——日本人高齢者786人の調査から

近年、腸内細菌のなかでも「Akkermansia muciniphila(アッカーマンシア・ムシニフィラ)」という菌が注目されています。腸の粘膜を覆う粘液(ムチン)を分解して暮らす菌で、海外の研究では健康との関連が話題になることが多い菌です。ただし、その存在量は人種や地域によって差があることが知られ…

公開日: 2026年08月08日 23:31

経口セマグルチドで2型糖尿病患者の食事に変化は?食塩摂取量にも注目した観察研究 研究論文OpenAlex

経口セマグルチドで2型糖尿病患者の食事に変化は?食塩摂取量にも注目した観察研究

2型糖尿病の治療薬として使われるGLP-1受容体作動薬は、血糖値を下げる効果に加えて体重を減らす効果があることが知られています。しかし、実際に薬を使い始めた患者さんの「何を、どれくらい食べているか」という食事の中身や、体の中の脂肪と筋肉のバランスがどう変わるのかについては、まだよくわかっていない部分…

公開日: 2026年08月08日 13:38

「中食」を使う男性は調理もする?日本の働く男性を対象にした食生活調査 研究論文OpenAlex

「中食」を使う男性は調理もする?日本の働く男性を対象にした食生活調査

コンビニ弁当やレトルト食品、スーパーの惣菜など、いわゆる「中食(なかしょく)」は、忙しい現代人の食生活にすっかり定着しました。こうした中食は「自炊をしない人が頼るもの」というイメージを持たれがちですが、実際のところ、中食をよく利用する人は自炊をしないのでしょうか。それとも、両方を組み合わせて食事をし…

公開日: 2026年08月04日 23:35

高齢の骨折患者、退院時の『やわらか食』とリハビリ後の日常生活動作に関連 ― 単施設の後ろ向き研究 研究論文OpenAlex

高齢の骨折患者、退院時の『やわらか食』とリハビリ後の日常生活動作に関連 ― 単施設の後ろ向き研究

骨折などで入院した高齢の患者さんが、急性期病院を退院するときにどのような食事形態だったかは、その後の回復にどう関わってくるのでしょうか。飲み込みの力が落ちている人向けに調整された「嚥下調整食」、いわゆる「やわらか食」や「きざみ食」などを食べていた場合、リハビリテーションの経過に何か違いが見られるのか…

公開日: 2026年08月02日 01:32

冷え性と血管の健康、α-リノレン酸の摂取で何が変わる? 健康な日本人成人を対象にした研究 研究論文OpenAlex

冷え性と血管の健康、α-リノレン酸の摂取で何が変わる? 健康な日本人成人を対象にした研究

冬場に手足の冷えを感じやすい「冷え性」は、多くの人にとって身近な悩みです。冷えには血管の反応、つまり寒さにさらされたときに皮膚の血流がどう変化するかが関わっていると考えられています。また、血管の内側を覆う「血管内皮」の働き(血管内皮機能)は、全身の血管の健康状態を示す指標として知られています。今回紹…

公開日: 2026年08月02日 01:30