研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
コメの鉄・亜鉛を高める『優良ドナー品種』とは? 有機・無機栽培で探る栄養強化イネ研究
世界の多くの地域で主食となっているコメですが、精米には鉄分や亜鉛といった微量栄養素があまり多く含まれていないことが知られています。鉄や亜鉛の不足は、コメを主食とする地域で栄養面の課題として指摘されており、品種改良によってコメ自体に含まれる鉄・亜鉛の量を高める『バイオフォーティフィケーション(生物学的…
取得日: 2026年07月12日 04:26
動脈硬化と高血圧に対する「機能性食品成分」研究、この10年の知見を整理したレビュー論文
心血管疾患は、世界の死因の約半数を占めるとされる、非常に大きな健康課題です。近年では都市化の進展や生活習慣の変化、心理社会的ストレス、経済状況、食生活の変化などが、心臓や血管の健康に影響を与える要因として注目されています。中でも「動脈硬化」と「高血圧」は、心血管疾患の発症や進行に深く関わる、生活習慣…
取得日: 2026年07月10日 18:24
伝統的な植物性食品と持続可能な食事が心血管代謝疾患の予防に果たす役割とは―国際専門家グループによるコンセンサス声明を紹介
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」には、貧困や飢餓の解消、健康、教育、平等、気候変動対策など幅広いテーマが含まれています。今回紹介するのは、こうしたSDGsの達成と、心血管代謝疾患(心臓病や糖尿病など)をはじめとする慢性疾患の予防とを結びつけて論じた、国際栄養学会と第28回世界臨床栄養学…
取得日: 2026年07月08日 21:23
加齢による腸内細菌の乱れと『腸-脳軸』 認知機能とプロバイオティクスの関係を探る総説
年を重ねると、体だけでなく「お腹の中の細菌たち」も変化していくことをご存じでしょうか。近年、腸内に棲む細菌の集まり(腸内細菌叢)が、脳の働きと密接に関わっているという考え方が注目されています。今回紹介する総説論文は、加齢に伴う腸内細菌叢の変化と、脳の働き、とくに認知機能との関係について、これまでの研…
取得日: 2026年07月06日 18:23
アオサ(海藻)を持続可能な資源に――バイオマス生産研究の現状を整理した総説
アオサと聞くと、海岸に打ち上げられた緑色の海藻を思い浮かべる方も多いかもしれません。実はこのアオサ属(Ulva属)の緑藻は、世界中の沿岸域に広く分布しており、動物・魚類の飼料、農業資材、医薬品、化粧品原料など、非常に幅広い分野での活用が報告されています。今回紹介するのは、このアオサ属について、持続可…
取得日: 2026年07月03日 07:23
アフラトキシンB1がタイワンドジョウに与える影響とは? 血液・酸化ストレス・鰓の構造を調べた研究
アフラトキシンはカビが作り出す毒素の一種で、穀物や飼料が汚染される原因として世界的に注目されています。食品や飼料の安全性、そして養殖業の持続可能性に関わる問題として研究が進められていますが、魚に対してどのような影響を及ぼすのかはまだ十分にわかっていない部分があります。今回紹介する研究は、淡水魚の一種…
取得日: 2026年07月03日 03:23
2型糖尿病と食事療法:機能性食品・栄養補助食品は「みんなの健康」に役立つのか
納豆やヨーグルトのような発酵食品、全粒穀物、豆類。こうした「体に良さそう」な食品や、サプリメントの形で売られる栄養補助食品(ニュートラシューティカル)は、2型糖尿病の予防や管理に役立つ食事の選択肢として注目を集めています。しかし、こうした食品や補助食品は、本当にすべての人にとって役立つものなのでしょ…
取得日: 2026年07月01日 21:23
インドの発酵食品と健康の関係とは?伝統食に関する研究レビューを紹介
キムチや味噌、納豆など、発酵食品が体に良いという話は日本でもよく耳にします。実は世界に目を向けると、発酵食品は1万年以上も前から人類の食生活に深く根付いてきた存在だといいます。今回紹介する論文は、そうした発酵食品の中でも、これまであまり注目されてこなかった「インドの伝統的な発酵食品」に焦点を当てたレ…
取得日: 2026年07月01日 02:01
アオサ(海藻)に秘められた栄養と機能性 ― 慢性疾患研究レビューを紹介
青のりや海藻サラダでおなじみの「アオサ(Ulva lactuca)」は、アジア圏で古くから食べられてきた海藻の一種です。近年、こうした海藻が「栄養価の高いスーパーフード」として世界的に注目されつつあることをご存じでしょうか。今回紹介する論文は、アオサの栄養成分や体への働きについて、これまでの研究をま…
取得日: 2026年06月30日 22:10
柑橘の交雑研究が示す、品種で栄養が数倍変わる理由
スーパーに並ぶみかんとオレンジ。同じ「柑橘類」なのに、食べてみると甘さも酸っぱさも明らかに違う。この差は偶然ではなく、遺伝子レベルの設計図の違いが栄養の幅まで動かしているかもしれない——そんなことを示唆する研究が、2026年6月にサイエンティフィック・リポーツに発表されました。
取得日: 2026年06月08日 20:20