研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

コチュジャンで更年期症状は和らぐのか 韓国発の8週間ランダム化試験 研究論文DOAJ韓国

コチュジャンで更年期症状は和らぐのか 韓国発の8週間ランダム化試験

更年期に差しかかると、ほてりや発汗、気分の落ち込みなど様々な不調(更年期症状)に悩まされる女性は少なくありません。近年は食生活と腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係が更年期の健康にも関わるのではないかという関心が高まっており、発酵食品がその橋渡し役として注目されることがあります。今回紹介するのは、韓国の…

公開日: 2026年09月10日 14:28

食品由来の酵母デバリオミセス・ハンセニイ、クローン病患者から見つかった株はなぜ『くっつかない』のか 研究論文DOAJアメリカ

食品由来の酵母デバリオミセス・ハンセニイ、クローン病患者から見つかった株はなぜ『くっつかない』のか

発酵食品づくりに使われる酵母の一種、デバリオミセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)は、食品衛生上は安全に利用されてきた微生物です。ところが研究チームは以前、この酵母をクローン病患者の腸潰瘍部から分離したことがあり、食品由来の株と患者由来の株のあいだにどのような違いがあるのか…

公開日: 2026年09月09日 22:26

ケツメイシ・クズ・ケンポナシの配合素材、微生物発酵で抗酸化力と香りはどう変わるか 研究論文DOAJ中国

ケツメイシ・クズ・ケンポナシの配合素材、微生物発酵で抗酸化力と香りはどう変わるか

クズ(Pueraria lobata)の根やケツメイシ(Penthorum chinense)、ケンポナシ(Hovenia dulcis)は、いずれも薬食同源の素材として使われてきた植物です。ただし、こうした素材は独特の生臭さや渋みを持つことが多く、飲料などに加工する際には風味の改善が課題になります…

公開日: 2026年09月09日 16:57

植物性食品を中心にした食事と心血管代謝疾患の関係、これまでの研究を整理した総説 研究論文DOAJ中国

植物性食品を中心にした食事と心血管代謝疾患の関係、これまでの研究を整理した総説

心臓病や糖尿病、脂質異常などをまとめて指す「心血管代謝疾患」は、世界的に深刻な健康課題となっています。こうした病気の予防や管理をめぐって近年注目されているのが、野菜や果物、全粒穀物、豆類などを中心とした「植物性食事」です。中国・杭州医学院公衆衛生学院と浙江省疾病予防管理センター栄養食品安全研究所の研…

公開日: 2026年09月09日 12:24

ヒラタケで小麦や米を発酵させると栄養成分はどう変わるのか 研究論文DOAJウクライナ

ヒラタケで小麦や米を発酵させると栄養成分はどう変わるのか

食用きのこのヒラタケ(Pleurotus ostreatus)は、食材としてだけでなく、穀物などの基質を発酵させる「発酵担い手」としても注目されています。ヒラタケの菌糸が穀物の中で成長する過程で、栄養成分や抗酸化にかかわる物質がどのように変化していくのかを、時間を追って詳しく調べた研究がフロンティア…

公開日: 2026年09月08日 15:24

トウジンビエの粉が『臭くなる』理由――保存性と栄養、両立の難しさを探る研究 研究論文DOAJインド

トウジンビエの粉が『臭くなる』理由――保存性と栄養、両立の難しさを探る研究

トウジンビエ(パールミレット)は、乾燥地や半乾燥地でも育つ強さから「神の穀物」とも呼ばれる雑穀です。必須アミノ酸や食物繊維、鉄、亜鉛、健康に役立つとされる生理活性成分を豊富に含み、持続可能で栄養価の高い食料システムを支える作物として注目されてきました。ところが、この穀物を粉に挽いて商業的に利用しよう…

公開日: 2026年09月07日 20:24

同じジュースでも血糖値の上がり方は人によって違う?ロンドンの多民族集団を対象にした食事と食後血糖の関連調査 研究論文DOAJイギリス

同じジュースでも血糖値の上がり方は人によって違う?ロンドンの多民族集団を対象にした食事と食後血糖の関連調査

甘いジュースやブドウ糖を飲んだ後、血糖値がどれだけ、どのくらいの速さで上がるかは、実は誰でも同じというわけではありません。この食後の血糖値の変化は「食後血糖応答(PPGR)」と呼ばれ、将来の心血管疾患や代謝異常のリスクと関わりがあると考えられています。ロンドンの研究グループは、日常的にどのような栄養…

公開日: 2026年09月07日 19:24

パンのアクリルアミドを減らす鍵は発酵種?乳酸菌と酵母の組み合わせを調べた研究 研究論文DOAJ中国

パンのアクリルアミドを減らす鍵は発酵種?乳酸菌と酵母の組み合わせを調べた研究

こんがり焼き上げたパンの香ばしさは、糖とアミノ酸が加熱によって反応する『メイラード反応』によって生まれます。ところがこの反応の副産物として、アクリルアミドという物質がわずかに生成されることが知られています。加熱調理された食品全般で生じるこの物質をできるだけ減らす方法は、食品科学の分野で長く研究されて…

公開日: 2026年09月07日 16:29

発酵で変身した小麦ふすまの食物繊維、高脂肪食ラットの脂質代謝に関わる研究結果 研究論文DOAJ中国

発酵で変身した小麦ふすまの食物繊維、高脂肪食ラットの脂質代謝に関わる研究結果

小麦を製粉する際に出るふすま(表皮部分)には食物繊維が豊富に含まれていますが、そのままでは水を吸いにくく粒が粗いため、食品への添加には扱いにくい面があるとされています。今回紹介する研究は、この小麦ふすまの不溶性食物繊維(IDF)を乳酸菌で発酵させることで性質がどう変わるか、そしてその改質した食物繊維…

公開日: 2026年09月07日 16:28

DHA結合アスタキサンチンエステル、抗がん剤による急性腎障害をマウスで軽減か——フェロトーシス関連経路に着目した研究 研究論文DOAJ中国

DHA結合アスタキサンチンエステル、抗がん剤による急性腎障害をマウスで軽減か——フェロトーシス関連経路に着目した研究

抗がん剤のシスプラチンは、がん治療で広く使われる一方、腎臓に強い毒性を及ぼすことが知られています。腎機能が急激に低下する急性腎障害(AKI)は、腎臓の血流不足や酸素不足、薬剤の毒性、栄養状態の悪化など様々な要因で起こりますが、シスプラチンによるものはその代表例です。海南大学食品科学工程学院と中国海洋…

公開日: 2026年09月07日 16:26

食品副産物の食物繊維とポリフェノール、腸内環境への相乗効果を検証した総説 研究論文DOAJ中国

食品副産物の食物繊維とポリフェノール、腸内環境への相乗効果を検証した総説

野菜や果物、穀物などを加工する過程では、皮や芯、搾りかすといった大量の副産物が生まれます。多くは廃棄されていますが、実はこうした副産物には食物繊維やポリフェノールといった成分が豊富に含まれていることが知られています。中国・河北農業大学食品科学技術学院のLin Ji氏らの研究グループは、植物性食品の加…

公開日: 2026年09月07日 16:25

コメと小麦とトウモロコシ、収量が伸びる一方で栄養成分はどう変わったのか 中国の45年間のデータから 研究論文DOAJ中国

コメと小麦とトウモロコシ、収量が伸びる一方で栄養成分はどう変わったのか 中国の45年間のデータから

コメ、小麦、トウモロコシは中国における三大主食であり、人々のエネルギーと栄養素の重要な供給源となっています。この45年ほどの間、品種改良や栽培管理の進歩によって収量は大きく伸びてきましたが、その一方で穀物に含まれる栄養成分そのものがどう変化してきたのかは、これまであまり詳しく調べられていませんでした…

公開日: 2026年09月07日 16:24