研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
カボチャの若葉、調理法で栄養や機能性はどう変わる? 蒸す・茹でる・電子レンジ・炒めるを比較した研究
カボチャといえば実を食べるのが一般的ですが、その若い葉も葉物野菜として食べられることをご存じでしょうか。カボチャの葉(Cucurbita maxima)は栄養や機能性成分を豊富に含む可能性がありながら、十分に活用されていない食材だとされています。とはいえ、野菜は生のまま食べることは少なく、多くの場合…
公開日: 2026年08月09日 18:30
アマランサス葉粉末入りマフィン、栄養と食べやすさの両立点はどこにある?
アフリカや東南アジアなどで古くから食べられてきた葉物野菜「アマランサス」をご存じでしょうか。栄養価の高い在来野菜として知られていますが、日常的にたくさん食べてもらうにはひと工夫が必要です。そこで研究者たちが目をつけたのが、私たちにとって身近な焼き菓子「マフィン」でした。アマランサスの葉を粉末にして小…
公開日: 2026年08月09日 18:27
養魚池の『天然エサ』にひそむアミノ酸の謎——藻類・動物プランクトン・底生動物を比較した研究
コイの養殖といえば人工飼料を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は池の中には藻類や動物プランクトン、底生動物(ベントス)といった『天然の食べ物』が存在し、これらも魚の栄養源として重要な役割を果たしていると考えられています。しかし、こうした天然食物のタンパク質やアミノ酸組成については、これまで情報…
公開日: 2026年08月09日 14:27
アジアの食肉産業はどう変わる? 技術と伝統が混ざり合う独自の「移行モデル」を読み解く研究
食卓に並ぶお肉が、これからどんな形で作られていくのか——そんな問いを考えるうえで、アジアは世界でも特に注目される地域です。アジアは世界の食肉生産の40%以上を占めており、今後は所得の増加にともなって一人当たりの食肉消費量が世界的に増えていくと見込まれています。その一方で、環境への負荷の増大に加え、輸…
公開日: 2026年08月09日 04:29
スイカズラ抽出物はウサギ肉を長持ちさせるか?脂質・タンパク質の酸化抑制を調べた研究
お肉を冷蔵庫で保存していると、時間の経過とともに色や香り、食感が少しずつ変化していくことがあります。これは肉に含まれる脂質やタンパク質が酸素と反応して劣化していく「酸化」という現象が関係しています。食品の保存性を高めるために合成の保存料が使われることもありますが、近年では植物由来の天然成分を活用しよ…
公開日: 2026年08月08日 23:29
共食いに悩む巨大ナマズの赤ちゃん、何を食べさせれば育つのか——スタインダクネリドン属の仔魚飼育を探る研究
川で育つ大型ナマズの仲間には、ふ化してまもない時期に仲間同士で食べ合ってしまう「共食い」に悩まされる種がいます。養殖の現場では、この共食いによって仔魚(ふ化直後の稚魚)の生存率が大きく下がってしまうことが課題になっているそうです。今回紹介する論文は、南米に生息するスタインダクネリドン属(Steind…
公開日: 2026年08月08日 18:29
オリーブオイル搾油後の廃棄物から、イチゴを乾燥に強くする素材が見つかる
オリーブオイルを搾ったあとには、種子や搾りかす、葉といった大量の副産物が残ります。これらは廃棄されることが多い一方で、近年は農業資材として再利用する研究が進んでいます。今回紹介する研究では、こうしたオリーブオイル搾油廃棄物からタンパク質加水分解物(タンパク質を酵素で分解して得られる成分、PH)を作り…
公開日: 2026年08月08日 15:28
モクズガニのエサ、雑魚の代わりに何が使える? 5種類の飼料で比較した研究
中華料理の高級食材として知られるチュウゴクモクズガニ(上海蟹とも呼ばれる)。その養殖では、エサとして「雑魚(トラッシュフィッシュ)」と呼ばれる未利用の小型魚が広く使われてきました。しかし雑魚は漁獲量や資源の持続性に課題があるため、代わりとなるエサを探す研究が進められています。今回紹介する論文は、雑魚…
公開日: 2026年08月08日 13:35
乳牛のタンパク質給与量を減らすと何が変わる? 泌乳中期のホルスタイン種で検証
牛乳は私たちの食卓に欠かせない食品ですが、その生産を支える乳牛の餌にはどれくらいのタンパク質が必要なのでしょうか。乳牛の飼料には大豆粕などタンパク質源となる原料が使われますが、タンパク質の給与量を減らすことができれば、飼料コストの削減や、家畜からの窒素排出を抑えることにもつながる可能性があります。一…
公開日: 2026年08月08日 13:28
ラクダのコブは特別な脂肪? 部位ごとの脂肪組織を比較した研究
フタコブラクダの背中にある「コブ」は、砂漠のような乾燥地帯で生きる動物の象徴的な特徴として知られています。コブの中身は主に脂肪組織であることが知られていますが、体の他の部位にある脂肪と比べて、どのような違いがあるのかは、実はまだよくわかっていない部分が多いテーマです。今回紹介する研究では、ジュンガル…
公開日: 2026年08月08日 12:27
ベニバナ種子のアルカリ前処理で搾油効率アップ?条件を数理的に最適化した研究
サラダ油やヘルシーオイルの原料として知られるベニバナ(紅花)の種子。実はこの種、殻が硬く密なつくりをしているため、そのまま圧搾しても油をしっかり搾り出すのが難しいという課題があります。伝統的な搾油方法では効率が上がりにくく、油を搾る前に種子をどう「下ごしらえ」するかが、生産全体の効率を左右する重要な…
公開日: 2026年08月06日 00:36
オーストラリアはなぜ水産物大国なのに輸入に頼るのか——輸入が生産国に及ぼす影響を考える
世界的に水産物の消費量はこの60年ほどで大きく増え、現在では人が摂取するタンパク質の約20%を魚介類が占めているとされています。海に囲まれ、広大な漁業水域と発達した養殖業を持つ国というと、水産物を自給自足できていそうなイメージがあります。ところが今回紹介する論文では、そうしたイメージとは裏腹な「パラ…
公開日: 2026年08月06日 00:35