研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
90歳以上の「超高齢者」、病院での最期に人工栄養・水分補給はどう変化するか——日本の地域病院での調査
「人生の最終段階で、どこまで栄養や水分の補給を続けるべきか」という問いは、超高齢社会を迎えた日本において、医療現場だけでなく多くの家族にとっても身近なテーマです。点滴や経管栄養といった「人工栄養・水分補給」は、命をつなぐ手段である一方、終末期の患者にとって必ずしも快適さや本人の意向に沿うとは限らない…
公開日: 2026年07月01日 10:29
日本人の尿中ヨウ素は世界的にも高め? 全国調査でわかった甲状腺機能との関係
ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料となるミネラルで、昆布やわかめなどの海藻類を日常的に食べる日本では、もともとヨウ素の摂取量が多い国とされています。しかし、その摂取量や体内でのヨウ素の状態が、実際に全国規模でどの程度なのか、また甲状腺の働きとどう関係しているのかを詳しく調べたデータは限られていました。今回…
公開日: 2026年07月01日 10:29
「静かな食事時間」を栄養教育に活かす——全国レベルのスピードスケート選手を対象にしたPOP掲示の取り組み
2020年以降、スポーツの現場でも新型コロナウイルス感染症対策として様々な制限が設けられてきました。合宿での食事の場面でも、無言での喫食(黙食)やソーシャルディスタンスの確保が求められ、選手とスタッフが食事中に会話をしながら情報交換する機会が失われていました。もともと合宿ではトレーニングスケジュール…
公開日: 2026年07月01日 10:28
発酵ニンニクは栄養不良の子どもを助けられるか、研究レビューが論点を整理
ニンニクは古くから世界各地で food として、また民間療法として親しまれてきましたが、発酵させることで成分がどう変わり、それが健康にどう関わりうるのかは、まだ十分に整理されていませんでした。今回、ナイジェリアのCovenant Universityと日本の東北大学の研究者らによる国際共同グループが…
公開日: 2026年06月15日 10:36
便秘・不安・不眠、三つの悩みをつなぐ腸の働き
便秘で悩む日は、なんとなく気分も沈み、夜もうまく眠れない——そんな経験をした人は少なくないはずです。これら三つの不調は「別々の問題」ではなく、腸と脳が互いに信号を送り合う「腸脳軸」と呼ばれる経路でつながっている可能性が、近年の研究で注目されています。そのつながりに、ヨーグルトが作用するかもしれないと…
公開日: 2026年06月12日 21:59
夜勤の食事と眠りの深さ――研究が示す、亜鉛と睡眠の意外な関係
夜勤明けに「ぐっすり眠れた」と感じる日と、眠った気がしない日がある。その差に、食事が関係している可能性を示す研究が2026年6月、学術誌「フロンティアーズ・イン・ニュートリション」に掲載されました。夜勤を伴う不規則な勤務形態にある方、あるいは食事と睡眠の質のつながりに関心がある方に、ぜひ読んでいただ…
公開日: 2026年06月11日 20:20
腸と肝臓をつなぐ軸―多糖類と腸内細菌の最新研究
食べたものが腸でどう変わり、肝臓にどう届くのか。その「腸と肝臓の対話」を解き明かそうとする研究が、いま世界各地で進んでいます。2026年、中国の伝統的な薬用・食用植物であるナルコユリ(学名:Polygonatum cyrtonema)の多糖類(植物が持つ複合糖質の一種)を使った動物実験が、専門誌「フ…
公開日: 2026年06月11日 08:32
アブラヤシ花粉を乳酸菌で発酵させると栄養価が変わる? ミツバチの餌としての可能性を調べた研究
アブラヤシ(オイルパーム)の農園では、油を採るための果房づくりの過程で大量の花粉が発生しますが、これまであまり活用されてこなかったといいます。花粉はミツバチにとって重要な栄養源になり得る一方で、アブラヤシの花粉はタンパク質含有量が比較的低く、そのままミツバチの餌として使うには限界があると指摘されてい…
公開日: 2026年06月10日 14:45
乳がん患者の食習慣とBMI――研究が示す生活習慣の差とは
乳がんの罹患率と死亡率は2050年にかけてさらに上昇すると見込まれており、治療と並行して生活習慣を整えることへの関心が世界的に高まっています。そのなかで「体重や体型が食習慣とどう結びついているのか」を乳がん患者に絞って調べた研究が、2026年6月に医学誌『フロンティアーズ・イン・オンコロジー』に発表…
公開日: 2026年06月10日 12:48