研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

水温が変わるとガザミの腸内細菌も変わる? 温度依存的な変化を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

水温が変わるとガザミの腸内細菌も変わる? 温度依存的な変化を調べた研究

私たちが食べる魚介類の多くは、周囲の水温によって体温が変わる「変温動物」です。地球温暖化によって水温が上昇すると、こうした水生生物の体の中では何が起きるのでしょうか。今回紹介する研究は、日本でもよく食されるガザミ(Portunus trituberculatus、いわゆるワタリガニの仲間)を対象に、…

公開日: 2026年07月04日 19:26

地中海式の食習慣・ライフスタイルと睡眠の質・不眠症の重さの関連は?10カ国4010人調査から 研究論文OpenAlexドイツ

地中海式の食習慣・ライフスタイルと睡眠の質・不眠症の重さの関連は?10カ国4010人調査から

よく眠れないという悩みは、多くの人にとって身近なものです。睡眠は単に「何時間眠ったか」だけでなく、寝つきの良さ、途中で目が覚めないか、ぐっすり眠れた感覚があるかなど、いくつもの側面を持つ複雑な健康領域だと考えられています。そして、睡眠には生活習慣や心理的な状態、食事のとり方などさまざまな要因が関わっ…

公開日: 2026年07月04日 18:29

β-シトステロールとプロピオン酸の共結晶、ハムスターの食後脂質応答や肥満誘発食への適応に関する研究 研究論文OpenAlexスペイン

β-シトステロールとプロピオン酸の共結晶、ハムスターの食後脂質応答や肥満誘発食への適応に関する研究

植物由来の成分である「β-シトステロール」は、コレステロールに構造が似た植物ステロールの一種として知られています。ただし、体内での吸収されやすさ(バイオアベイラビリティ)には課題があるとされ、その効果を高める工夫が研究されてきました。今回紹介する研究では、β-シトステロールとプロピオン酸を組み合わせ…

公開日: 2026年07月04日 18:28

ペルー産タルウィ豆、色の違う3品種で成分にどんな差? 粉末の性質を詳しく調べた研究 研究論文OpenAlexペルー

ペルー産タルウィ豆、色の違う3品種で成分にどんな差? 粉末の性質を詳しく調べた研究

南米アンデス地域には、日本ではあまり馴染みのない伝統作物がいくつもあります。今回紹介する「タルウィ(ルピナス・ムタビリス)」もその一つで、豆の一種として古くから食べられてきました。こうした地域固有の作物は、成分や性質をきちんと調べることで、将来的に食品産業へ活用しやすくなると考えられています。今回紹…

公開日: 2026年07月04日 18:27

2型糖尿病とラクトフェリン——『炎症・腸・代謝』を同時にみる栄養研究の視点 研究論文OpenAlexトルコ

2型糖尿病とラクトフェリン——『炎症・腸・代謝』を同時にみる栄養研究の視点

糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌や働きに乱れが生じることで血糖値が高い状態が続く代謝の病気です。1型糖尿病は膵臓のβ細胞が自己免疫によって壊されることで起こり、多くは若い時期に発症します。一方で最も患者数が多いのが2型糖尿病で、インスリンの効きにくさ(インスリン抵抗性)とインスリン分泌の相対…

公開日: 2026年07月04日 18:26

高齢期の『蛋白質摂取』は筋肉だけでなく脳にも関係する?――サルコペニアと認知機能をめぐるレビュー論文 研究論文OpenAlexイギリス

高齢期の『蛋白質摂取』は筋肉だけでなく脳にも関係する?――サルコペニアと認知機能をめぐるレビュー論文

年齢を重ねると誰もが気になる「もの忘れ」や「筋力の衰え」。この2つは一見別の問題に見えますが、実は同じ食生活、特に「蛋白質の摂取量」と関わっているかもしれない、という視点を整理したレビュー論文が学術誌ニュートリエンツに2026年07月に掲載予定です。今回は、高齢者の認知機能低下と、加齢に伴う筋肉量・…

公開日: 2026年07月04日 18:25

ピロリ菌感染や年齢、食習慣から高齢者の慢性萎縮性胃炎リスクを予測するAIモデル、中国の病院データで開発 研究論文OpenAlex中国

ピロリ菌感染や年齢、食習慣から高齢者の慢性萎縮性胃炎リスクを予測するAIモデル、中国の病院データで開発

胃がんの前段階として知られる「慢性萎縮性胃炎(CAG)」。これを確認するには内視鏡検査が必要ですが、高齢者にとっては体への負担や費用、検査を受けられる医療機関の少なさが壁になることがあります。もし採血や問診でわかるような身近な情報から、内視鏡を使わずにCAGのリスクをある程度予測できれば、早期の絞り…

公開日: 2026年07月04日 07:25

植える間隔と収穫回数はステビアの生育にどう影響するか——2年間の圃場試験から 研究論文OpenAlexトルコ

植える間隔と収穫回数はステビアの生育にどう影響するか——2年間の圃場試験から

砂糖の代わりになる甘味植物として知られる「ステビア(Stevia rebaudiana)」。その葉には強い甘み成分が含まれており、世界各地で栽培研究が行われています。今回紹介するのは、ステビアをどのくらいの間隔で植えるか、また収穫を何回行うかによって、生育や収量がどのように変わるのかを調べたトルコの…

公開日: 2026年07月04日 03:26

オニテナガエビの育成、タンパク質を減らしても『バイオフロック』でむしろ利益増? 研究論文OpenAlexブラジル

オニテナガエビの育成、タンパク質を減らしても『バイオフロック』でむしろ利益増?

エビ養殖と聞くと、多くの餌と大量の水が必要な産業というイメージを持つ人もいるかもしれません。実際、稚エビを育てる「育成期」では、水質管理のために頻繁な水交換が必要とされてきました。しかし近年、水をあまり交換せずに微生物の力で水質を保つ「バイオフロックシステム」という飼育方法が注目されています。今回紹…

公開日: 2026年07月04日 03:25

旧核実験場に隣接するカザフスタンの畜産物、鉛と放射能を調べた研究 研究論文OpenAlexカザフスタン

旧核実験場に隣接するカザフスタンの畜産物、鉛と放射能を調べた研究

冷戦時代、核実験が繰り返された土地では、今もその名残が土壌や環境に残っていることがあります。カザフスタン北東部にあった「セミパラチンスク核実験場」もその一つです。この実験場に隣接するアバイ地域で作られている牛肉や馬肉、羊肉、鶏肉、牛乳といった畜産食品は、今どのくらい安全なのでしょうか。今回紹介する研…

公開日: 2026年07月04日 02:26

ナトリウム摂取と心疾患の負担、国や地域でどう違う?―1990〜2023年の多国間データ分析 研究論文OpenAlex中国

ナトリウム摂取と心疾患の負担、国や地域でどう違う?―1990〜2023年の多国間データ分析

塩分の摂りすぎが血圧や心臓に良くないというのは、健康情報でよく耳にする話です。しかし、その影響の大きさは国や地域によって本当に同じなのでしょうか。今回紹介する研究は、中国・G20諸国・東南アジア諸国という異なる背景を持つ地域を対象に、高ナトリウム食(塩分の摂りすぎ)に関連する心疾患の負担が、1990…

公開日: 2026年07月04日 02:25

霊芝(レイシ)にはどんな栄養と機能性成分が含まれる?フィリピン産株を分析した研究 研究論文OpenAlexネパール

霊芝(レイシ)にはどんな栄養と機能性成分が含まれる?フィリピン産株を分析した研究

霊芝(Ganoderma lucidum、レイシ)は、古くから健康維持に用いられてきたキノコの一種として知られています。近年では栄養成分や機能性成分に関する科学的な分析が世界各地で進められており、栽培環境や産地によって成分がどう異なるのかにも関心が寄せられています。今回紹介する研究は、フィリピン株の…

公開日: 2026年07月04日 01:31