研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性 研究論文OpenAlexインドネシア

ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性

テンペはインドネシアの伝統的な発酵食品で、通常は大豆を浸して蒸し、リゾプス属のカビで発酵させて作ります。研究チームは、大豆の代わりとなる地域の食材としてナタマメに注目しました。ナタマメはインドネシアで広く栽培されているマメ科植物で、著者らによると、そのタンパク質含有量は大豆に近いとされています。一方…

公開日: 2026年10月16日 05:39

地中海食を「料理の体系」として捉え直す:食品の成分、調理法、心臓・代謝の健康をつなぐレビュー 研究論文OpenAlexスペイン

地中海食を「料理の体系」として捉え直す:食品の成分、調理法、心臓・代謝の健康をつなぐレビュー

地中海食は、オリーブオイルや野菜、魚などを中心とする食事のパターンとして、心臓や血管、代謝の健康との関係がよく知られています。この論文の著者らは、地中海食を単なる食品の組み合わせではなく、体に働きかける成分(生理活性物質)を豊富に含む「料理の体系」として捉え直すことを目指しました。

公開日: 2026年10月16日 05:35

日常の食事に含まれるポリフェノールの摂取量と、高齢者の短いテロメアとの関連を調べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

日常の食事に含まれるポリフェノールの摂取量と、高齢者の短いテロメアとの関連を調べた研究

染色体の末端には「テロメア」と呼ばれる部分があり、細胞分裂を重ねるにつれて短くなっていきます。テロメアの短縮は生物学的な老化の特徴のひとつとされ、酸化ストレスや炎症によって早まる可能性が指摘されています。

公開日: 2026年10月16日 05:27

妊娠中の発酵乳製品の摂取と、妊娠中の体重増加・巨大児・母子の腸内細菌との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexアメリカ

妊娠中の発酵乳製品の摂取と、妊娠中の体重増加・巨大児・母子の腸内細菌との関連を調べた研究

チーズやヨーグルトなどの発酵乳製品には、体に良い働きをしうる微生物や、発酵の過程で生まれる生理活性物質が含まれています。そのため、母親と子どもの健康を支える可能性があると考えられてきました。しかし論文の抄録によると、米国の集団では、妊娠中に発酵乳製品をどれだけ食べているか、またそれが母子の健康とどう…

公開日: 2026年10月16日 05:21

心身の不調を抱える人の食事支援におけるスパイスと気質の位置づけを整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexウクライナ

心身の不調を抱える人の食事支援におけるスパイスと気質の位置づけを整理した文献レビュー

心身症は、体の病気でありながら、その発症や経過に心理的ストレス、睡眠、食習慣、運動不足などが複雑に関わる病気です。この論文は、こうした心身症の患者に対する包括的なケアの中で、食事がどのような役割を担いうるかを整理しています。

公開日: 2026年10月16日 05:17

食事は南アジア系の人々のぜんそくにどう関わりうるか――伝統食と食の近代化をめぐる論考 研究論文OpenAlexカナダ

食事は南アジア系の人々のぜんそくにどう関わりうるか――伝統食と食の近代化をめぐる論考

ぜんそくは、気道に炎症が起きて狭くなり、せきや息苦しさなどの症状が出る慢性の呼吸器疾患です。現在、根本的に治す方法はありませんが、適切な対処や危険因子を避けることで症状をコントロールできます。

公開日: 2026年10月16日 05:14

高齢者の筋肉の健康とたんぱく質:筋力トレーニングと組み合わせた摂取の考え方を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlex

高齢者の筋肉の健康とたんぱく質:筋力トレーニングと組み合わせた摂取の考え方を整理した文献レビュー

年齢を重ねると、体の生理や代謝の変化によって筋肉の量や働きが少しずつ失われていきます。筋肉量・筋力・身体機能が全身的に低下していく状態は「サルコペニア」と呼ばれます。論文はこの状態について、転倒や骨折、日常生活での介助の必要性、早期死亡のリスクを高めるものとして紹介しています。論文が引用する推計では…

公開日: 2026年10月16日 05:10

腸内細菌叢を標的とする食事療法の課題と今後の道筋を整理した総説 研究論文OpenAlexオーストラリア

腸内細菌叢を標的とする食事療法の課題と今後の道筋を整理した総説

私たちの腸には多種多様な細菌がすみついており、その集まりは「腸内細菌叢(腸内マイクロバイオーム)」と呼ばれます。著者らによると、腸内細菌叢は健康や病気に関わることが確立されており、しかも食事によって変化させることができます。そのため、腸内細菌叢に働きかける食事療法は、治療法の候補として位置づけられつ…

公開日: 2026年10月16日 05:07

人生最初の1000日の栄養と肥満リスクの関係を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexブラジル

人生最初の1000日の栄養と肥満リスクの関係を整理した文献レビュー

妊娠から子どもが2歳になるまでのおよそ1000日間は、「最初の1000日」と呼ばれます。この時期には臓器の形成、脳や神経の発達、免疫の成熟などが進みます。体が環境の影響を受けやすい時期でもあり、とくに栄養がその後の成長や健康に関わると考えられています。

公開日: 2026年10月16日 05:05

カボチャとその加工副産物に含まれる成分を、評価の確かさとともに整理した総説 研究論文OpenAlexセルビア

カボチャとその加工副産物に含まれる成分を、評価の確かさとともに整理した総説

カボチャは生のまま食べられるほか、ピューレ、ジュース、スープ、菓子の材料、スナック、種子油などに加工されています。加工の過程では、皮、種子、種皮、果汁やピューレを搾った後の繊維質の残りかす(搾りかす)、油を搾った後の種子のかす(プレスケーキ)が大量に出ます。これらは価値の低い残さとして扱われがちです…

公開日: 2026年10月16日 04:59

砂糖を置き換えたイチゴとオーツ麦のシャーベット用粉末ミックスについて、粉の扱いやすさと凍らせた後の食感を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

砂糖を置き換えたイチゴとオーツ麦のシャーベット用粉末ミックスについて、粉の扱いやすさと凍らせた後の食感を調べた研究

水などで溶いて凍らせるだけでシャーベットになる粉末ミックスには、二つの条件が求められます。一つは、粉の状態で扱いやすいこと。もう一つは、溶いて凍らせたときにシャーベットとしてふさわしい組織ができることです。

公開日: 2026年10月16日 04:56

超加工食品の香料を製品ごとに捉えるための研究枠組み:成分データ・製品情報・摂取量評価をつなぐ試み 研究論文OpenAlex中国

超加工食品の香料を製品ごとに捉えるための研究枠組み:成分データ・製品情報・摂取量評価をつなぐ試み

加工食品の原材料表示には「香料」とまとめて記されることが多くあります。しかし著者らによると、香料は化学的に多様な成分の集まりです。一般的な表示からは、どの物質がどれだけ含まれ、食品の中でどんな技術的な役割を果たし、製品ごとに人がどの程度さらされているのか(曝露)が分かりにくいといいます。

公開日: 2026年10月16日 04:53