研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

「超加工食品」と臨床栄養のあいだ — 経口栄養補助食品をめぐる枠組みの再検討 研究論文OpenAlexオーストラリア

「超加工食品」と臨床栄養のあいだ — 経口栄養補助食品をめぐる枠組みの再検討

食品を「工業的な加工の程度と目的」によって分類する枠組みに、Nova分類と呼ばれるものがあります。この分類から導かれた公衆衛生上の提言、すなわち「超加工食品はできるだけ減らすべきだ」という考え方は、現在では各国の食事指針や規制の設計にまで影響を及ぼしています。

公開日: 2026年09月25日 05:17

地中海食と骨の健康 ― 骨粗鬆症予防をめぐる仕組みと研究の現状 研究論文OpenAlexポルトガル

地中海食と骨の健康 ― 骨粗鬆症予防をめぐる仕組みと研究の現状

骨粗鬆症は、骨の量や質が低下して骨折しやすくなる状態です。その予防をめぐって近年注目されているのが、地中海沿岸地域の伝統的な食事パターンである「地中海食」です。

公開日: 2026年09月25日 04:47

16時間の断食を8週間——肥満のある1人の男性を追った症例報告 研究論文OpenAlexブラジル

16時間の断食を8週間——肥満のある1人の男性を追った症例報告

断食と食事の時間を交互に設ける「間欠的断食(インターミッテント・ファスティング)」は、体重を減らし代謝を整える方法として注目されてきました。一方で、専門家の指導なしに行った場合に何が起きるのかは、議論が続いている点です。

公開日: 2026年09月24日 22:41

糖尿病の献立づくりを支援する「仕組みが見える」プログラムの試作と計算による評価 研究論文OpenAlexクロアチア

糖尿病の献立づくりを支援する「仕組みが見える」プログラムの試作と計算による評価

糖尿病の食事療法では、医学的・栄養学的な指針を日々の具体的な献立へ置き換える作業が必要になります。その際には臨床上のルールを一貫して適用しつつ、患者ごとに異なる治療法にも合わせなければならず、手作業では負担が大きくなります。

公開日: 2026年09月24日 22:29

超加工食品の摂取割合と高齢者のフレイルの関連を調べた韓国の調査研究 研究論文OpenAlex韓国

超加工食品の摂取割合と高齢者のフレイルの関連を調べた韓国の調査研究

世界的に人口の高齢化が進むなか、高齢者の健康課題として「フレイル」が注目されています。フレイルとは、加齢に伴って心身の予備力が低下し、虚弱な状態に近づいていることを指す概念です。

公開日: 2026年09月24日 22:22

植物由来成分の多い食事と空腹時血糖値の関連を調べた横断研究 研究論文OpenAlexギリシャ

植物由来成分の多い食事と空腹時血糖値の関連を調べた横断研究

2型糖尿病は世界的に大きな公衆衛生上の課題となっています。近年、野菜や果物などの植物性食品に含まれる成分(ファイトケミカル)が、血糖の調節に関わる可能性があるとして注目されてきました。

公開日: 2026年09月24日 22:19

若年成人の前糖尿病に食物繊維で向き合う——スマートフォンを使った介入の実現可能性を探る研究計画 研究論文OpenAlexアメリカ

若年成人の前糖尿病に食物繊維で向き合う——スマートフォンを使った介入の実現可能性を探る研究計画

著者らは、若年成人の4人に1人が前糖尿病(糖尿病の一歩手前の状態)にあるという報告を出発点に、この年代に合った新しい食事介入を検討しています。前糖尿病は、血糖の状態を示すヘモグロビンA1c(過去1〜2か月の平均的な血糖の高さを反映する指標)が5.7%〜6.4%の範囲にあることで判定されます。

公開日: 2026年09月24日 21:52

食料不安の深刻さと家庭の食料購入の変化――ペルー全国調査(ENAHO 2025)の分析 研究論文DOAJペルー

食料不安の深刻さと家庭の食料購入の変化――ペルー全国調査(ENAHO 2025)の分析

食料不安とは、必要な食べ物を十分に手に入れられない状態を指します。著者らは、この食料不安が食べ物を手に入れられるかどうかだけでなく、実際に購入する量にも影響しうると述べています。ただし、ペルーにおいて食料不安が果物や野菜といった個別の食品グループの購入とどう関係しているかについては、これまで得られて…

公開日: 2026年09月24日 17:27

ブドウ糖輸送体1欠損症に対するケトン食療法の効果と安全性を調べた後方視的研究 研究論文OpenAlex中国

ブドウ糖輸送体1欠損症に対するケトン食療法の効果と安全性を調べた後方視的研究

ブドウ糖輸送体1欠損症(GLUT1欠損症)は、脳へブドウ糖を運ぶGlut1というタンパク質のはたらきが不足するために起こる、生まれつきの代謝の病気です。このタンパク質はSLC2A1という遺伝子から作られます。論文によれば、乳児期に始まるてんかん発作、発作性に現れる運動の障害、精神運動発達の遅れが特徴…

公開日: 2026年09月24日 09:24

精製EPAとEPA/DHA配合製剤は冠動脈疾患で結果が異なる——臨床試験の比較を整理した総説 研究論文OpenAlexアメリカ

精製EPAとEPA/DHA配合製剤は冠動脈疾患で結果が異なる——臨床試験の比較を整理した総説

冠動脈疾患(心臓に血液を送る冠動脈が狭くなる病気)は、世界の主要な死因・健康障害の一つであり続けています。スタチンと呼ばれる薬で「悪玉コレステロール」(LDLコレステロール)を目標値まで下げても、なお心血管の発作を起こす患者がいることから、LDLコレステロール以外を標的とする追加の治療法に関心が集ま…

公開日: 2026年09月24日 08:45

砂糖入り飲料と子どもの肥満を「人生の経過」の視点から捉え直す総説 研究論文OpenAlexルーマニア

砂糖入り飲料と子どもの肥満を「人生の経過」の視点から捉え直す総説

子どもの肥満は世界的な健康課題であり、その中でも砂糖入り飲料(SSB。砂糖などの甘味料を加えた清涼飲料水やジュース類)は、生活の工夫によって変えられる食事要因として重視されてきました。しかし著者らは、思春期の飲み物の選び方が、それ以前の人生で形づくられた食習慣とは切り離して論じられがちである点を課題…

公開日: 2026年09月23日 17:51

重慶市の小学4・5年生の栄養リテラシーを調べた研究の紹介 研究論文OpenAlex中国

重慶市の小学4・5年生の栄養リテラシーを調べた研究の紹介

子どもの頃に身につける食べ物の選び方は、その後の食習慣の土台になると考えられています。研究チームが注目したのは「栄養リテラシー」と呼ばれる力です。これは論文の説明によれば、栄養に関する情報を手に入れ、理解し、それを使って健康的な食べ物を選ぶ能力を指します。単に知識を覚えているかどうかではなく、実際の…

公開日: 2026年09月23日 07:05