研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

お茶・牛乳・米飲料で仕込んだコンブチャ――素材と種菌の違いが発酵にもたらす変化 研究論文DOAJポーランド

お茶・牛乳・米飲料で仕込んだコンブチャ――素材と種菌の違いが発酵にもたらす変化

コンブチャは、細菌と酵母が共生する種菌「SCOBY(スコビー)」を使って紅茶を発酵させた飲料です。近年は紅茶以外の材料を使った発酵飲料への関心も高まっていますが、著者らによれば、紅茶以外を基質(発酵のもとになる材料)にした場合にどうなるかについての知見はまだ限られています。また、地域の異なるSCOB…

公開日: 2026年09月25日 05:59

発酵乳製品の冷蔵保存中に何が増えるのか──ペプチドと代謝物の網羅的な分析 研究論文DOAJロシア

発酵乳製品の冷蔵保存中に何が増えるのか──ペプチドと代謝物の網羅的な分析

ヨーグルトやケフィアなどの発酵乳製品は、微生物(スターター培養)の働きによって牛乳が変化したものです。その過程で、牛乳に元々含まれていたタンパク質や糖、脂質が分解されたり作り変えられたりして、さまざまな小さな分子が生まれます。研究チームは、こうした微生物由来の分子の多くが人の健康に影響しうる生物活性…

公開日: 2026年09月25日 05:44

生姜・ステビア・インスリンプラントを使ったレチェフランの開発と評価に関する研究 研究論文OpenAlexフィリピン

生姜・ステビア・インスリンプラントを使ったレチェフランの開発と評価に関する研究

レチェフラン(Leche Flan)は、卵と砂糖を使った濃厚なカスタードプリンで、フィリピンをはじめとする地域で親しまれている菓子です。この研究では、そこに植物由来の素材を組み合わせた「Ginstevulin レチェフラン」を新たに考案し、その品質と受け入れられ方を確かめることが目的とされました。

公開日: 2026年09月24日 22:35

焙煎の条件がウーロン茶「鳳凰単叢(鴨屎香)」の香りをどう変えるか 研究論文OpenAlex中国

焙煎の条件がウーロン茶「鳳凰単叢(鴨屎香)」の香りをどう変えるか

中国の代表的なウーロン茶のひとつに、鳳凰単叢(ほうおうたんそう)と呼ばれる種類があります。著者らによれば、この茶の仕上げ工程で欠かせないのが焙煎(ロースト)で、焙煎のかけ方によって出来上がった茶の香りの個性が大きく変わるとされています。なかでも鴨屎香(ヤーシーシャン)は、消費者にもっとも人気のある品…

公開日: 2026年09月24日 21:32

ヒヨコマメに含まれる成分と健康の関わり — 試験管・動物・ヒト研究を整理した総説 研究論文DOAJパキスタン

ヒヨコマメに含まれる成分と健康の関わり — 試験管・動物・ヒト研究を整理した総説

ヒヨコマメ(Cicer arietinum L.)は世界各地で食べられている豆類で、たんぱく質、食物繊維、レジスタントスターチ(消化されにくいでんぷん)、ポリフェノールなどを含みます。著者らによると、こうした成分の働きについての研究はこれまで数多く行われてきましたが、細胞を使った実験、動物実験、ヒト…

公開日: 2026年09月24日 17:31

紅茶抽出物による細菌セルロース生産の向上——鍵となるアミノ酸を探る研究 研究論文OpenAlex中国

紅茶抽出物による細菌セルロース生産の向上——鍵となるアミノ酸を探る研究

細菌セルロース(BC)は、微生物がつくり出すセルロースで、持続可能な素材として大きな可能性を持つと考えられています。しかし論文によれば、その生産効率の低さが依然として課題として残っています。

公開日: 2026年09月24日 09:14

代謝物の「ばらつき」を測る新しい指標 ― ジニ係数でエルゴチオネインを読み解く 研究論文OpenAlexイギリス

代謝物の「ばらつき」を測る新しい指標 ― ジニ係数でエルゴチオネインを読み解く

ジニ係数はもともと経済学で、富や所得の分布の偏り(不平等)を表すために使われてきた指標です。値は0から1の間をとり、全員が同じ値を持つときは0に近づき、ごく一部だけが大きな値を持つときは1に近づきます。研究チームはこれまで遺伝子発現データの解析にこの指標を応用してきましたが、今回はそれを血中や尿中の…

公開日: 2026年09月24日 08:15

トウモロコシの「ひげ・芯・皮」を資源として見直す ― 栄養・機能性・産業利用をまとめた総説 研究論文OpenAlexインド

トウモロコシの「ひげ・芯・皮」を資源として見直す ― 栄養・機能性・産業利用をまとめた総説

トウモロコシは世界165か国で栽培され、生産量も増え続けている主要穀物です。しかし、粒を取り出したあとに残るひげ(コーンシルク)、芯(コーンコブ)、皮(コーンハスク)は、栄養や機能性についての知識が広まっていないために、大量に廃棄されたり、飼料や堆肥として使われるにとどまっているのが現状です。著者ら…

公開日: 2026年09月23日 07:09

グアバ葉茶による2型糖尿病成人の随時血糖値への効果を調べる研究計画 研究論文OpenAlexインド

グアバ葉茶による2型糖尿病成人の随時血糖値への効果を調べる研究計画

2型糖尿病は世界的に大きな健康課題となっている慢性の非感染性疾患です。著者らは、高血糖の状態が続くと、細い血管や太い血管に関わる合併症が起こりやすくなると説明しています。

公開日: 2026年09月22日 21:58

植物由来のエストロゲン様成分と発生期のばく露——種を超えた研究の総説 研究論文OpenAlexブラジル

植物由来のエストロゲン様成分と発生期のばく露——種を超えた研究の総説

大豆などの植物には、動物の体内でエストロゲン(女性ホルモンの一種)に似たはたらきをする成分が含まれています。こうした成分は「フィトエストロゲン(植物エストロゲン)」と呼ばれ、細胞にあるエストロゲン受容体と結びつくことで、体の働きに変化を引き起こすことがあります。著者らは、この成分が体に及ぼす影響は、…

公開日: 2026年09月22日 06:11

発酵の違いがお茶のカテキンとポリフェノールに与える影響 ― 種類ごとの抗酸化能を比較したレビュー 研究論文OpenAlexイラク

発酵の違いがお茶のカテキンとポリフェノールに与える影響 ― 種類ごとの抗酸化能を比較したレビュー

チャノキ(Camellia sinensis)の葉からは、加工方法の違いによって緑茶、紅茶、烏龍茶、白茶など性質の異なるお茶がつくられます。著者らは、この加工の過程で起こる「発酵」(正確には酵素による酸化反応)が、お茶に含まれるポリフェノールの構成をどのように変え、その結果として抗酸化の働きにどんな…

公開日: 2026年09月22日 05:04

ブルーベリー入りコンブチャの成分と腸への働きを調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

ブルーベリー入りコンブチャの成分と腸への働きを調べた研究

研究チームは、ブルーベリーで風味づけしたコンブチャ(紅茶や緑茶に砂糖を加え、微生物の働きで発酵させた飲料)を新たに開発し、その機能性としてどのような性質を持つのか、また人の腸の健康にどう関わるのかを調べることを目的としました。

公開日: 2026年09月22日 04:47