研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ケトジェニックダイエットは血圧に良い影響を与えるのか?レビュー論文を紹介
「ケトジェニックダイエット(ケトン食)」といえば、糖質を極端に減らし脂質を多くとる食事法として、ダイエットやてんかん治療の文脈で耳にしたことがある方も多いかもしれません。実際、ケトジェニックダイエットは100年以上前からてんかん治療に用いられてきた歴史ある食事療法です。近年では、この食事法がてんかん…
公開日: 2026年08月03日 02:35
魚介類をよく食べる人は糖尿病リスクが低い?中国の大規模コホート研究から
魚や貝、エビなどの魚介類は、健康的な食生活の一部としてよく話題にのぼる食品です。今回紹介するのは、中国の中高年を対象に、魚介類の摂取量と将来の糖尿病発症との関係を長期間にわたって調べた研究です。魚介類の摂取が生活習慣病リスクとどう関連するのかは、これまで十分に明らかになっていなかった領域であり、大規…
公開日: 2026年08月02日 21:29
食料不安と心の健康・生活習慣病の関係は? 方法論から見えてきた違い
「食料不安(food insecurity)」とは、お金や環境の制約で、十分で栄養のある食べ物を安定して手に入れられない状態を指します。これまで多くの研究で、食料不安がうつ病や不安、高血圧、糖尿病、脂質異常症といったさまざまな慢性疾患と関連すると報告されてきました。しかし、こうした研究結果は本当にど…
公開日: 2026年07月29日 01:30
動脈硬化と高血圧に対する「機能性食品成分」研究、この10年の知見を整理したレビュー論文
心血管疾患は、世界の死因の約半数を占めるとされる、非常に大きな健康課題です。近年では都市化の進展や生活習慣の変化、心理社会的ストレス、経済状況、食生活の変化などが、心臓や血管の健康に影響を与える要因として注目されています。中でも「動脈硬化」と「高血圧」は、心血管疾患の発症や進行に深く関わる、生活習慣…
公開日: 2026年07月10日 19:34
皮膚から出る「アセトン」でケトーシスがわかる? ウェアラブル計測の可能性を探る研究
ダイエットや糖質制限に関心がある方なら、「ケトーシス」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。体が糖質の代わりに脂肪を主なエネルギー源として使うようになった状態のことで、糖質を控えた食事(ケトン食)を続けたり、断食などでエネルギー摂取が大きく不足したりすると起こります。ケトーシスの状態になって…
公開日: 2026年07月09日 22:25
GLP-1薬使用者は「どこで食べるか」「何を食べるか」が変わる? 米国調査からみえた食行動の違い
肥満症や糖尿病の治療薬として注目されているGLP-1(グルカゴン様ペプチド1)関連薬は、食欲を抑える作用が知られており、多くの利用者の食生活に変化をもたらしていると言われています。では、こうした薬を使う人たちは、実際にどこで食事をとり、どんな食材を選ぶ傾向があるのでしょうか。今回紹介するのは、米国の…
公開日: 2026年07月08日 21:27
食事と『脳の若さ』の関係、直線ではないかもしれない ― 新しい栄養スコア「BRAiN」を紹介
「バランスの良い食事は脳にいい」――そんな話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。実際、加齢に伴う認知機能の低下(いわゆる「もの忘れ」や認知症のリスク)には、食事や睡眠、運動といった生活習慣が関わっている可能性が指摘されてきました。こうした背景から、食事内容を点数化して健康リスクを評価す…
公開日: 2026年07月04日 19:30
植える間隔と収穫回数はステビアの生育にどう影響するか——2年間の圃場試験から
砂糖の代わりになる甘味植物として知られる「ステビア(Stevia rebaudiana)」。その葉には強い甘み成分が含まれており、世界各地で栽培研究が行われています。今回紹介するのは、ステビアをどのくらいの間隔で植えるか、また収穫を何回行うかによって、生育や収量がどのように変わるのかを調べたトルコの…
公開日: 2026年07月04日 03:26
水分補給の新発見:食べ方が左右する体の水分量
「水をしっかり飲む」とはよく言われますが、私たちが日々体に取り込む水分は、飲み物だけが源ではありません。食事から摂る水分も含めた「総水分摂取量」に、どんな食習慣が関係しているのか――機械学習という最新の統計手法を使った研究が、その謎に迫っています。
公開日: 2026年06月01日 07:20